2012年3月21日 (水)

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毎年2月末に1週間程、国立新美術館で開催されている「文化庁メディア芸術祭受賞作品展」。
これまでは、開場時間が20時まで延長される金曜日に、仕事帰りのブラリとよって、定点観測のように、新しい表現の時の流れを感じてきた。

今年は異動で職場はすぐ目と鼻の先に移ったにもかかわらず、仕事の都合で平日は全く行くことができず、諦めていた。で、3月4日の最終日に行くつもりで娘達を一緒に行くか誘ってみたら、予定していた観劇のチケットが手に入らなかったら、行くと。。
ということで、なんと家族4人で鑑賞することに。オヤジとしては嬉しい誤算。
最終日の日曜は例年入場制限する程の混雑になると聞いていたので、自宅から自家用車でミッドタウンの駐車場へ入って、開場から間もなく会場に入れた。クルマの方が電車より半分の時間で、家族4人の電車賃を払うより実は経済的なのだ。

会場ではそれぞれが興味の対象が異なるので、自由に見て回って、出口に1時間半後にとりあえず集合、とした。が、全然見切れないというので、とりあえず、ランチ。
翌日は娘二人の誕生日という事もあって、おしゃれにポールポキューズへ。
そう、あの円錐形の上です。椅子は我が家と同じセブンチェアだけど、革張りなのでいつもと座り心地もちょっ贅沢。

午後からはちょうど横で展示されていた「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」を見た。
ものすごい物量とエネルギーでもう家族全員へとへと。
大学ごとのキャラクターというかカラーは明瞭に差があり、男子と女子、表現と自我の葛藤を目の当たりにでき、とても刺激的ではあった。

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夜は自宅でお誕生日祝い。娘達は4歳違いだが同じ誕生日なので1回で済みます(笑)。
長女が2月に初めての海外旅行で行ったパリのお土産を肴に桜のワインで乾杯。
右手はノートルダム寺院と凱旋門とエッフェル塔のカタチをしたパスタ。
久々に家族揃っての楽しい一日を過ごせました。

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2012年3月20日 (火)

春の便り

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先週、知多半島の親戚から恒例の「こうなご(小女子)の釘煮」が届いた。

このブログでも恒例のエントリー、毎年のイベントの定点観測的な役割を果たしている。その年の自然の営みを感じさせてくれるのだ。

そう、昨年はエントリーにない。311のあと、当日の事を書いたのは19日(土)になってから。3月28日に「知多半島の親戚から送っていただく「小女子の釘煮」も今年は地震の影響に寄る物流が不安なためおあずけだ。」とある。

なので2年振り。

2010年は3月7日だっ。その前年の2009年は3月20日で、海の具合がよくなくて、漁に出るのが遅くなったため、稚魚が育って随分と大きな小女子だった。遡ると2008年が3月16日、2007年は3月10日なので、今年は例年並なのかな。

先週末は家族が出かけていなかったお昼、白い熱い御飯にたっぷりのせて堪能。醤油、生姜の絶妙な塩梅に、季節の旬を感じられる日本人の幸せを今年もかみしめた。

ありがとうございます。

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2012年2月 5日 (日)

家庭でのエネルギー消費

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昨年の震災を契機に、多くの人が省エネを意識する生活をしている。
計画停電が回避されてから、街の灯りは以前の明るさを取り戻したように見えるが、気をつけて観察していると、実は小さな変化や取り組みがあちこちにある。
街灯や通路の天井灯は少しずつLEDに交換されたり、上手に間引きされたり。

実家でも高齢な両親が天井の電球を交換しなくて済むようにLED電球に切り替えたのだが、年末に帰省した時には、住宅街にある昔からの電気屋さんが風呂場とトイレまでLED電球に交換をしてくれていた。しかも、トイレは夜中に起きて真っ暗中スイッチを探さなくて済む様、そして消し忘れがないように感応式に。省エネを契機に家電量販店には手の届かない痒いところに配慮したきめの細かい地元の高齢者向けサービスで生き残りを図っていた。

我が家の今年の1月の電気使用量は対前年同月比マイナス19%と検診票にあった。
まめに電気を消したり、待機電力をなくしたりした効果だろうか。

まだ放熱効率で技術の差があってメーカーによっては寿命は謳い文句程長くないそうだし、光束も40W程度が主流で、光の広がりも狭かったLED電球も進化している。

上の写真は東芝製の新型だ。拡散板を球型の立体にするため3枚で構成、継ぎ目を放熱のシンクにし放熱効率を高めていた。光束も810ルーメンで60W電球色相当あり、消費電力は10W。これならオンオフが頻繁なトイレや玄関の常夜灯にしても明るさ、耐久性、消費電力も全く問題ない。
我が家もトイレに続いて早速玄関の60W電球を交換した。 
単価はまだまだ高いが、100W電球がLED電球に取って代わる時期もそんなに遠くないところまでやってきているようだ。

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昨年の7月31日日曜日の朝日新聞朝刊。朝、コーヒーを飲みながらいつものように新聞をめくってたら、すんごい広告が目に飛び込んできた。真ん中の見開きは東芝の10年3653日カレンダーが占領していたのだ。見れば見るほどスタッフの執念とも言える手の込み様と、家族の成長に思わず微笑んでしまうセンスのある見事な広告。
カンヌ国際広告祭(カンヌライオンズ 国際クリエイティビティー・フェスティバル)のアウトドア部門(2010年3月に、東急線自由が丘駅と東京メトロ明治神宮駅前駅に掲出されたポスター)でゴールドを受賞した。直後にその受賞を記念して新聞に展開されたのだ。
今でもその新聞広告を私は保存している。
年末年始、テレビでもCM版がかなりの頻度で放映されたので目にした人も多いだろう。

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この広告のように家庭は家族の成長でライフスタイルも変化する。
これまでの消費社会や経済発展を前提にしたモノづくりでは、性能や機能の進化と買い替え需要を当てにして、住宅設備や家電も10〜15年で寿命を迎えるのが当たり前だった。
そして様々な消耗品がビジネスを支えてきた。
が、自然資本に限りがあり、人工的な社会資本も無限ではない自然資本と向き合いながら発展をしなければいけないことに気がつかされてしまった。発展はもう経済的発展ではなく、持続可能な新たな幸せの価値が重要だという事も。

でも既成のこれまでの価値観を変えることは簡単ではない。
できる事から少しずつ意識していくことが大事なのだ。

そんな中で10年の寿命を持つ電球の話。消耗品から持続社会のモノづくりへと企業も覚悟を決めようと言うメッセージかもと受け止めた。

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上の画像は我が家の20年の物欲の記録(笑)
これまでに購入してきた家電や家具などの取説と保証書の分野別ファイルだ。
新しいモノを買い、このファイルに取説と保証書を加える時に眺めると、いつ頃,何をどこでいくらで買ったのかとともにどんな状況だったのか、という記憶が蘇る。
同時にどれくらいでその家電を更新してきたか、それこそ10年以上現役のモノ達もけっこうあることがわかる。
途中でインターネットプロバイダーと携帯電話の専用ファイルが増えた。

一方で住宅設備というのは家電類と違って、故障や更新の意識があまりない。
が、実はこれらのメンテが一番エネルギー消費の決め手であり、お金がかかる。
賃貸に住んでいる時は手の出し様がなかったし、購入するときも初めてならその性能を実感して比較検討すらできない。

自宅は築15年を迎える集合住宅だ。
入居した頃に幼稚園だった長女は大学生、入園前だった次女も高校生だ。
家族の成長とともにライフスタイルは変化し、住宅性能は穏やかに経年劣化していく。一方で住宅設備の性能は進化し、様々なリニューアル手段が登場している。
メンテは実は知識とタイミングがとても大変だという事に気づきつつある。

2年前に窓を真空の2重ガラスに交換、昨年は給湯器を更新した。
以降、ガラスへの結露が全くなくなり、加湿も暖房もこまめにすれば十分で室内は快適。
お風呂の給湯が早くなり、生活の効率が良くなっている事を実感した。

さらに昨秋にシャワートイレが不調に、洗面所の水洗金具がきちんと閉まらないという状況になってから、トイレと洗面所のリフォームの検討をしてきた。2社のリフォーム業者に相見積もりをとったり、ショールームで実際のモノを見て比較検討したりした末 先月の末に施工した。リフォーム後のトイレの使用水量の減少と静かさは圧倒的だ。

子供達が成長して生活時間帯や場所がそれぞれになって、エネルギー消費的には明らかに非効率になっているのだろうが、環境や社会の意識、モノの進化が省エネルギーになっていることで、結果的には電気使用量、ガス使用量、上下水道使用量はトータルでは横ばいからマイナスで推移しているのではないかと思っている。
今度ちょっと検証してみようかな。

が、モノという視点からは気に入ったモノを大事に長く使用する事が本当は一番大事なので効果的なはずだ。

自家用車がまもなく10年目の車検を迎える。
ガソリンによる移動手段としての自動車。ハイブリッドってどうなの?と思ってる。
さて、我が家ではお気に入りの愛車をしばらく大切に乗って 自動車の向かう方向もう少し見極めたいtと思っている。

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2012年1月25日 (水)

初雪

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21時過ぎから雪になるという気象情報の通り、21時を回った途端に帰宅途中の日吉ではそれまでの小雨が大粒の牡丹雪に変わった。みるみる道路が白くなり、街角からタクシーが消えた。日吉駅のタクシー待ちはいつ来るとも知れないタクシーに長蛇の列。

自宅最寄り駅に着いた時にはもう数センチの積雪。チェーンのないバスが焦るように走り去り、ノーマルタイヤの乗用車はもうヨロヨロ走っていた。

自宅のマンションに到着すると、施設担当理事がスノーダンプで通路を確保されていた。昨年の理事会で管理人さんに昼間,気象情報で積雪の予報が出たら、倉庫からスノーダンプとスコップを出して、誰でもいつでも自由に雪かきできるよう管理棟の前に出しておいていただくようにルールを決めたのだ。昨年の2月の降雪時には深夜まで数人のオヤジ達が駐車場の通路 出入り口と各棟前の雪かきをしてくれて、朝の通勤通学の際、住民が随分助かったという実績がある。

今朝、水分を多く含んだ雪だったせいか、積雪は少し減っていて、昨夜の雪かきの跡ががくっきり残っていた。いつもならマンションの敷地の周囲を巡る緑道にたくさんのジョギングや犬の散歩をする人がいるのに、今朝はほとんどいない。駅までの足下が大変だろうと、いつもより早く家を出た人達が、かき氷のような雪の上をみんなザクザクと音を立てながら、足を垂直におろして慎重に足を運んでいた。

駅までの途中に広がる公園は、ゲレンデのようだ。小学生が登校する前なので踏み荒らされていなくて真っ白美しい。

散歩に訪れたワンちゃん達が楽しそうだ。

首都圏は雪に弱い。が、首都圏の人は冷静で忍耐も強い。きちんと自然に対峙している。

非日常の風景も新鮮で発見が多い。

この後、早い時間なのにいつもより人の多い通勤電車だったが、何事もなく無事職場に着いた。都心も喧噪が始る前に、白く美しい待ちが佇んでいた。

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2012年1月15日 (日)

音楽を聴く体験の購入

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最近、経年劣化が著しく、不調だったプリメインアンプ(25年もの)とCD&レーザーディスクプレーヤー(15年もの)を更新することにした。
1週間前に新横浜のビックカメラにあるオーディオ試聴室で、あらかじめ目処をつけた機種を妻と二人でアンプとCDプレーヤーをいろいろ組み合わせてじっくり試聴してみた。
我が家の初代レーザーディスクは独身時代に購入したCLD-99S(1987年製)。デザインも使い勝手もよくて、何よりそれまでより大幅に画質が向上したことで、音質や字幕などビデオテープより圧倒的に優位だった。長女の子育て時代にはジブリやディズニーをすり減るほど(非接触だけど) 見て大活躍した。が、故障してCLDー02に更新、次女は2代目でジブリを親しんだ。子育てしていると映画や夜のコンサートにも行けなかったので自宅でライブ映像や名作映画をよく見て十分償却した。

今やDVDからHDDへ移行しアナログフォーマットのタイトルは絶滅危惧種だ。 集めて残ったお皿に困っているけど、ジブリ、ウオレスとグルミットといった子供達と一緒に親も楽しんだアニメやカラヤン、バーンスタイン、サイトウキネンのライブ映像は我が家のお宝だ。子供達は自分たちで時々DVDをレンタルしてくるようになったが、映像コンテンツもそのうちオンデマンドで配信があたりまえになるんだろうな。

今回HiFiオーディオセットを買い替えると、多分もう老後の楽しみまで20年以上使うことになるだろうから、アンプは最後の買い物になるかも、と慎重になった。スピーカーは25年前に買っ たイギリス製の小型ブックシェルフ(CELESTION SL-6S)がくっきりとしながら柔らかで繊細、でも低音もしっかり鳴る音が十分気に入っているのでそのまま。ただし今時のスピーカーや日本製より能率がよくないのでアンプはちょっと奢る事に。悩んだのはCDプレーヤー。これからは音源もダウンロードにクラウドの時代、家庭でもそれぞれの端末に入った好きな音楽をどこからでもAirPlayなんてことになってきているんだけど、まだしばらくは音質のいい数百枚の蔵CDを楽しむコトの方が多いだろう。が、メディアのフォーマットが変わるのは歴史が証明していてCDもどう なっちゃうか先行き不透明だし、メカモノは必ず劣化するからそこそこの価格帯で妥協するかと、ちょっと悩んでいくつか試聴してみた。

そうしてみたらメーカーによる音のキャラクターの違いと価格帯による差が歴然。。。 結局結構な買い物に。昨年買ったMBPと今回のオーディオのポイントで壊れた掃除機の買い替えができてしまった。

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購入した機種は、オーディオブームだった70年代から80年代に登場した以降のデジタル機能優先にはない往年のシンプルで飽きのこないオーセンティックなデザインと丁寧な仕上がり感、トグルスイッチやダイヤルの質感、感触がしっくりとなじんだから。これからの長いお付き合いにモノとしての佇まいと精緻な感触は大事だ。

購入して1週間後の昨日のお昼に着荷。朝からこれまでのオーディオを片付け、配線も見直し。午後からセッティング。

フロントパネルのアルミの明るさとヘアーライン仕上げの緻密さ、直線的なクールな表情を柔らげるかのように側面に淡い白木という佇まいは、北欧デザインに通じるような繊細さと優しさをシンプルな中に兼ね備えていていい。

電源を入れ、CDにトレイを載せてみる。これまで使用してきた機種とは全く異なる精緻で静かな動き、スピーカーから紡ぎ出された聞き馴れた音楽は、厚みが薄れた様に感じながら実は押し出しは強くないながら、これまで聴こえなかった一つ一つの楽器の余韻や残響までを鳴らしていた。

これは まさに音楽を聴く時間と空間を買ったんだな、と思った瞬間。
夕方からは次から次へと様々なタイプの音楽を聴いてみた。
バイオリンはバッハのシャコンヌ、チェロもバッハの無伴奏、ピアノはグールドのゴールソベルグ、村治香織のギター、とどれも息遣いがきこえるようだ。モーツアルトのコンチェルタンテ、マーラーの2番、サザン、ビートルズ。。。

まさに至福の時間を過ごすことができた。

時間に余裕ができたら、CDをApple LosslessやAIFF形式で取り込んで、AirMac Expressで飛ばしてプリメインアンプにつないで楽しもうか、などと夢も膨らむ。

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2012年1月 9日 (月)

成人式

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今日は娘の成人式。
1年前から申し込んでいたので着付けは6時30分から。
遅くなって予約すると朝4時からとかになるときいていたので。
東の空が白み始める頃に着付け会場である近所の写真館のホールに着くと、朝4時からの組が続々と晴れ着に身を包み帰宅の途につくところ。駐車場が送迎のクルマでごった返していた。
8時前には着付けが終わり再び出迎えにいくと、待ち合い場所は、近所の同級生達と親が久々の再会と娘の成長を慶び、笑顔に溢れていた。
小学校、中学校の娘の同級生、みんな綺麗に着飾って、大人になってしまってもう誰だかよくわかりません。お互いに変わらない親の顔を見て判断(笑)。

久々の再会に楽しそうな娘と中学の同級生をクルマに乗せて成人式の会場のある新横浜に向かった。朝日が眩しい。

妻も私も自分の時は成人式は1月15日だったが、出席していない(まだ出会ってませんが)。
妻はオケの練習があったから、私はオケの練習が休みで、オケの下宿している地方出身者の同級生仲間皆で揃って遊園地に行ったのをよく覚えてるな。

横浜市は横浜アリーナで30分の式典を区を二つのグループに分けて午前、午後の2回ある。午前は9時40分開場、10時30分から11時5分とわずか35分。市長、議長、実行委員が考えた新成人の挨拶のみといたってシンプル。出席者は1万人と日本で最大規模だそうだ。記念品は若者の嗜好が多様化したことと、会場から帰る途中、記念品を道端に捨てて帰る人が多くて、近隣住民からの苦情と税金の無駄遣いではないかとの指摘が多数寄せられたから10年前に辞めた、と市のHPに記載があった。。そうなんだ。。。

ということで成人式をきかっけに同級生の再会や同窓会が楽しみということらしい。
一方で公立中学の同窓会を税金でやっている様なもので税金の無駄使い、と指摘する人もいるそうだ。

親としてはやはり日本人に生まれたからには一度は晴れ着姿を拝みたい、という勝手なわがままもあるけれど、子供を社会に出し、これから自分で責任をとっていく自覚と行動を即す事で未来への希望をつなぐ節目として臨んでいるのだと思う。まだまだすねかじりの学生だけど。

ということで、物々しい警察車両や警備で規制の引かれた会場から少し離れたところでクルマを停め、夕方からの中高の同窓会を楽しんでいらっしゃい、と娘達を見送ったのでした。

ニュースではいろいろやってるのを見てきたけれど、当事者になるといろいろこれを機会に時代感や成人式そのもののあり方など考えさせられる。

会場の様子は夕方の地元ニュースで見ることにしよう。


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2012年1月 8日 (日)

どんど焼き

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今日は恒例の地元のどんど焼き。
いつもこの日辺りと思っていて忘れちゃった年もあるけど、今日はバイトに出かける娘からの「どんど焼きの櫓組んでるよ」のメールで気がついた。

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正月に各家庭の注連縄、門松で出迎えた神様を、それらを焼いて炎とともに見送る行事だ。ご祝儀袋やお年玉のぽち袋まどもまとめて燃やしていただき、心付けの代わりにもらう花餅を炎であぶって食べることで無病息災も願う。

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お昼前から人が集まり、点火は午後1時、炎が収まるのはそれからまた1時間後。その間はお神酒が振る舞われたり、ご近所さんに挨拶したりして過ごすんだけど結構手持ち無沙汰。それでも今年は温かく風もないので過ごしやすい。小さな子供達が元気よく走り回って歓声をあげてる光景はのどかで小さな幸せに満ちていてとてもいい。
どんど焼きというのは,青竹を燃やすので節が爆ぜてど〜んと音がするからとか。実際、ば〜んと凄い音で弾けるのでうちの娘達は怖いからとか煙たいからとか付き合ってくれない。
おかげさまで、最近はずっと私の役割なんだが、おかげ様か風邪を引いて熱を出して会社を休んだりするような覚えがないのでご利益と思っています。
上の写真は点火から1時間半後に鎮火した様子。あんあに堆かったのにすっかり小さな灰になってた。

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2012年1月 7日 (土)

今年は読書

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年末年始に読もうと思い、会社の生協経由でクリスマスに注文しておいた本が届いたのが仕事納めの日だったので、仕事初めの日に引き取ってきた。どうせ年末年始は読まなかったな。
年明けから電車での移動中はスマホをいじらず、読書にすることにした。
そう、やはりたくさんの本を読んでいる方々との会話、知見,教養はやはり凄いなと昨年思ったからでもある。
最初に読んだのは「小澤征爾さんと、音楽について話をする」小澤征爾×村上春樹 。通勤の往復と昼間の移動時間の電車の中で夢中になって読んでしまった。村上春樹はこれほどに音楽マニアだったのかという事をに驚くとともに、優れたインタビュアーとして小澤氏から人柄が見事に引き出していて、言語化された音楽に満ち溢れたてた。マーラーについての章が特に印象深い。

今夜はちょうど3日の再放送を録画しておいたBS朝日「カルテットという名の青春」~太郎、マドカ、麻理子、大と歩いた1371日~ を家族で観て、胸を熱くした。ジュピターカルテットという20歳過ぎの将来を嘱望されいる優れた弦楽器奏者達を三年半を追ったテレビマンユニオン制作のドキュメントだった。大原れい子という名プロデューサーを得て、またクラシックには造詣のないからこそ優しい眼差しと共感に溢れた若手ディレクターが、言語化できない様な世界に通用する音楽を志すための喜びと苦悩、成長を描いた良質な番組だった。

年明け早々、誰かと一緒に楽器を演奏したい、音楽をしたい! という気持ちに引火してしまったのだった。
今年もやりたいコトたくさん。。。

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2012年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます

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今年の初日の出は自宅のリビングから拝みました。
残念ながら雲に阻まれ、横浜の日の出時間にご来光は輝きませんでしたが、徐々に雲がオレンジに輝き始める向こうには太陽が確実に昇ったことを感じながら。

年末は12月28日の午前中が仕事納め。
3.11で自宅のあるマンションの管理組合の理事長職として住民の安心安全確保の対応に追われる中、4月には職場と職務の異動があり、とても大きな経験と変化を体験した1年でした。公私ともに記憶に深く刻まれる年になりましょう。
最後まで難しい課題について議論をしながら残念ながら年内に纏めきれず、年明けに持ち越し。新しい年には大きなテーマも本格的にスタートすることも誓ってきっちり仕事を納めました。

12時過ぎから、帰省の手土産やら正月用に寒ブリの昆布巻きや丹波の黒豆などを買い求めながら帰路につき、一旦14時過ぎに帰宅後、自家用車ですぐに名古屋へ一人で帰省してました。
昨年4月、母が骨粗鬆症の影響で外出や炊事が出来なくなってしまったため、5月に介護申請、6月に要介護1の承認という事態に。姉と協力していろいろ対応、本人と父の努力の甲斐あって半年後の11月には要支援2、外出出来るまでまでに回復しました。
しかし、年末年始に例年通り家族全員が実家に帰省して宿泊、宴をするには負担が多いため、私は墓参りと正月準備の買い出しの手伝い、姉家族が大晦日だけ寂しくない様一緒に過ごすことになりました。

31日の朝、名古屋を発って、さすがに東名高速上り線は空いていて、お昼過ぎには自宅に到着。家族4人でお昼御飯を食べ、大晦日は自宅で年越しでした。
ただし、長女はBunkamuraのジルベスターコンサートのアテンダントのバイトに出かけていて、家族揃って新年を迎えたのは夜明け後でしたが。

そのジルベスターコンサートの目玉である「ボレロ」のライブ中継を見ていたら、テンポが揺れない曲だから当然ピッタリという予想を覆して5秒余っての午前0時。想定外というのは昨年らしかったかなと。
今年は危を機に転じて良き年になりすように。

本年もよろしくお願いします。

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2011年12月 3日 (土)

建築とアートの新しい環境

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武蔵野美術大学 美術館・図書館に行ってきた。

昨年、図書館新棟が竣工すると、旧図書館棟を美術館へと生まれ変わる改修工事が着工された。そして今年の6月に美術館がリニューアルオープンし、名実共に知の複合施設としての一体運営がスタートした。
藤本壮介氏設計の新図書館は壁が全て書棚、「検索性」と「散策性」という相反する性質を共存させた渦巻き構成、佐藤卓氏のサインに深澤直人氏デザインによるブックカートなど話題満載で注目度が高く、私も一度は訪ねてみたいとかねがね思っていた。
旧図書館棟は1967年竣工で、武蔵野美大の建築学科創設に関わった芦原義信氏の設計だ。こちらの美術館へのリニューアルも藤本壮介氏設計。

実は私が勤めている会社の旧本社ビルは芦原義信氏の設計であり、竣工した1969年当時は非常に斬新な構造と意匠で西麻布のランドマークと言われた程名作で、少なからぬ縁を感じていた。

数年前までの数年間は、ご縁があって視覚伝達デザイン学科の演習に、5月頃と最後の夏休み前の講評会の年2回程は武蔵美を訪ねる機会があったのだが、ここ数年は卒業生が力を付け母校に恩返しできる力を付けてきたのでご無沙汰になった。その演習でお世話になった下村先生が退官されるそうで、最終講義が15日に行われるとご案内を最近いただき、とても気になっていた。15日は平日だし、特別講義のついでに図書館見学は時間的にも難しいと思っていた。ちょうどその頃にこの美術館で開催されている企画展がとても素晴らしい、と友人知人のつぶやきに触発されて、たまたま休出予定だった土曜日が空いたので、どうせならと、行きそびれていた東京都現代美術館の二本立てを企てた。土曜なら本数の少ない電車やバスよりクルマでの移動の方が効率的だろうとドライブも兼ねて。

冷たい雨の土曜日、自宅の横浜から府中街道を北上して約1時間半で到着。正門すぐ近くにあったタイムズの駐車料金は1時間200円だったので電車より全然リーズナブルだ。

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杉浦康平・脈動する本 デザインの手法と哲学展
ー12月17日(土)まで
10:00 -18:00(土曜は17: 00まで)
休館日:日曜・祝日
入場無料

1000点に及ぶ単行本、全集、新書から写真集、限定本、展覧会のカタログ、百科事典のインフォメーショングラフィックス、ポスター、レコードジャケットにいたる展示は、もの凄い凝集されていて、空間に溢れるエネルギーとともに圧倒されたしまった。一つ一つ密度の高い作品に対峙し、それを俯瞰できる何とも贅沢で貴重な企画展だった。
友人達がデザインに関わる者はぜひ足を運んでみるべき、と薦めるのもうなずける。

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そしてせっかくなのでと、2階の展示室から連絡通路をと通り、椅子ギャラリーを見ながら新図書館の中をフラッパーゲート越しに眺めていたら、司書の方が声をかけてくれて、簡単な手続きと説明とともに見学を許してくれた。

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渦巻き構成の館内レイアウトと佐藤卓氏のサインを確かめるようにゆっくりと散策する。
ポリカーボネートの天窓から降り注ぐ自然光による明るさからか「書物の森を彷徨う」というコンセプトを感じらながら、 「空の本棚」に囲まれている不思議な空間を歩き回る雰囲気がとても面白いかった。

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1階から2階の中空を回遊する様な通路を眺めるとこんな感じ。まだまだ本棚は余裕があって、本だけじゃなくていろいろな活用方法が沸々と湧いてくる。
多摩美の図書館も、無機素材と有機的な形状によるコンビネーションが何とも言えず美しく溜め息の漏れる空間で感動したが、そこは図版や画集など大型書籍が充実していたように感じだが、ここはマニアックな専門書や論文などが充実している感じがして、そんなところにも校風が表れていたりしているなと思ったり。

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いずれにせよ、ここになら一日いても居心地の良さそうな空間で、学生さん達が羨ましくてしようがない。

帰り道、以前来たときには結構外観も痛んでリニューアルに着工してたこれも芦原義信設計の4号館アトリエ棟が耐震補強を含め再生され、新築かと見違える程になっていて驚いた。
それほどに新築された彫刻棟と比較しても遜色のないモダニズム建築の力強さに感服だ。

ちなみに 一番多くの人が目に触れたり利用している芦原義信建築は、銀座のソニービルかな。

この後、国立インターから首都高の木場までクルマを走らせ,東京都現代美術館に1時間半後に移動。 「建築・アートがつくりだし新しい環境ーこれからの感じ」展を楽しんだ。


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2011年11月 2日 (水)

秋の東京は今年も恒例のデザインイベント

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10月下旬から11月第1週の東京は、恒例の秋のデザインイベントが目白押し。
東京ミッドタウンの芝生広場にもなが〜いテーブルが出現して、のんびり思い思いに楽しんで、デザインの力で創造性を膨らませている。

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このテーブル、長さは50m。芝生広場がゆるやかな斜面になっていることを上手く利用していて「ベンチとテーブルとして本を読んだり、かくれんぼや鬼ごっこの遊具になったり、屋根の下でちょっとこもったり」みんな笑顔で子どもから大人まで楽しんでる。ここでは6日まで
NPO法人CANVASと慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)による約20のワークショップも開催されるそうだ。

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六本木の東京ミッドタウンでは、いずれも29日から始っている今年で5年目の参加型デザインイベント DESIGN TOUCH 2011 と トレードショーのDESIGNTIDE TOKYO 2011
上のガリバーテーブルはDESIGN TOUCHの一部だ。

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DESIGNTIDE TOKYO 2011 のメイン会場はミッドタウンホール。毎年,会場構成も注目の的だ。今年はプロダクトデザイナーの中坊(なかぼう)壮介さんによる均質な光に包まれた
四角い箱がステージ。

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主役であるデザインの作品を眺めながらそのデザイナーと直接話をするのがここでの楽しみ方ではあるが、一方で会場の空間を支える裏側をの覗いてみると、特注の白い柱に生地を支える赤いザイルとぴんと張った白い布の単調な緊張感の連続も美しかったり。

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そして11月1日からは26年目n老舗、TOKYO DESIGNERS WEEK 2011 が神宮外苑でスタート。
当初はそれまでの 100% design から大きく変化して昨年掲げたテーマ「環境Xデザイン」をメインに前後半に分けて2週間に渡る大イベントを企画していた。それが震災以降大きく舵取りして1〜6日の開催に変更となった。

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代々のTシャツ販売。懐かしいなあ。私もここに2007年から4年間連続で出展、寒暖の差は激しく、1週間弱で数千人の方々とデザインの可能性を対話をする過酷でありながらも楽しい体験をしてきた。

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今年の会場はピンク。初日の夜だったのでしかたないが、ガラガラ。寒い。
例年華やかで大型の大使館ブースもなければ、経産省や環境庁の後援もなく、事前の告知もほとんどなかったため盛り上がりに欠けるが、ここも3日の祝日や土日には床が見えないくらいのヒトが溢れるのだろう(か?)。
初出展のdocomoが、トラフ建築設計事務所とヴィジュアルデザインスタジオWOWとのコラボレーションによるインタラクティブな光のトンネルが入ってすぐのところで気を吐いているが、あとは小粒だ。きらりと光る楽しみを見つける楽しみに期待したい。

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今年のビジュアルはフレンドリーですね。。。この路線変更、何か事情があるんでしょうねえ。私には今回のショーデザイナーである建築家のフロリアン・ブッシュ氏のコンセプトの関係性が見えません。

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ARIGATO PROJECT  これよかったですね。

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今回私は全く関与していませんが、例年通りブースは出していますので、ぜひ覗いてみてください。

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2011年10月15日 (土)

アモルファス合奏団第30回演奏会

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9日にアモルファス合奏団の第30回演奏会を飯田橋のトッパンホールで聴いた。

プログラムは
ブリッジ:弦楽オーケストラの組曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番
ヘンデル:シバの女王の入城
ハイドン:交響曲第85番「王妃」

毎回、弦楽合奏のみでかつ、名曲にこだわらず、アマチュアらしい 自分たちのやりたい曲、人知れずの迷曲を探し出してきて挑む、というプログラムを特徴としてきていた。が今回は、1曲目のみイギリスの作曲家による近代音楽だが、古典的な調整に近代の香りのする内省的な響きにアモルファス合奏団なりのいつものチャレンジ精神を感じさせてくれながら、残り3曲はいわゆる古典音楽のオンパレード、そして全てに管楽器が入るという記念演奏会として自分達の実力をきっちり発揮できるプログラム。

今年は管楽器が入ったこと、注目の人気ピアニストをソリストに迎えた事でチケッットは事前にほぼ完売とのことだったが、当日多少の空席はあったもののほぼ満席の盛況だった。

トッパンホールで演奏を聴くのは2回目。初めて来たときもやはり同世代の私の所属していた大学オケOBで結成されたアマチュアの室内オーケストラの演奏会だった。その時はシンフォニーとピアノコンチェルトを聴いたのだが、今回、人数的にも少ないアモルファス合奏団の方が弦楽合奏で培った経験を存分に発揮していたのは耳にも明らかで、アマチュアながら豊かで艶やかな音色をホール一杯に響かせていた。、メランコリックなゆったり流れる音楽は今年も健在。和音をよく聴き合って厚みのある響きは充実している。

例年、東京オペラシティのリサイタルホールで演奏会を催してきており、そこでのホールの鳴らし方は随分心得ていて、弾き手の情熱や一体感の伝わる心地よい演奏会と思っていたが、やはり平土間式のホールなりの難点があったのだと、今回、室内楽コンサート専用ホールでの演奏を聴いてあらためて気づかされた。器は奏者にとっても聴衆にとってもとても重要だ。トッパンホールは内装を木に拘り、豊で温かい音響を実現できているし、建築条件の影響で天井高がとれない分、ステージと客席の高さ関係が良好で、奏者も見やすく、またアマチュアには音圧が豊かに客席に届くといういい条件にもなっているようだ。

惜しいのは、駅からの道のりがちょっと遠く、全然楽しくないので気分が盛り上がらない、お天気がよくないと多分躊躇してしまうことくらいだろうか。

アモルファス合奏団の演奏会をここ数年毎年聴いていて感じていたのは、音楽の流れの勢いに乗り切れなかったり、特に精神性の高い、弱音の緊張感を伴う音楽では、ともすれば音の停滞感や、音楽を楽しむ余裕より、アンサンブルの練習量に聴衆が気兼ねしてしまう様なシーンがあったことだ。それはアマチュア音楽家のテクニックや音楽性の宿命なのか、指揮者の音楽性や指導方法なのか、アモルファスを構成する楽員の克服できないセンスなのか、いろいろと考えさせられていた。

が、今年の1曲目はホールの響きも手伝ってか、多少緊張感に傷もあれど、これまでの集大成として意気込みを感じさせてくれる、いつもの弱点や課題が随分といい方向に向かった演奏だった。

そして2曲目のモーツァルトのピアノ協奏曲15番は、メインとしてとてもとても楽しめた。ソリストの菊池洋子さんは第8回モーツァル国際コンクール(2002年 ザルツブルグ)で日本人として初めて優勝した逸材だ。何故にこのような良縁が!?という幸運に恵まれ、素晴らしいピアニストを迎えての演奏は、ソリストが紡ぎ出す明るくくっきりした充実した音楽に載せられて、アマチュアとしての至福に溢れんばかりのキラキラ輝くモーツァルトの音楽をホール一杯に響かせていた。長年の夢が叶ったコンマスのS氏の弾きっぷりといったら。。。こちらも笑みがこぼれずにいられない。

妻はロビーで販売されていた菊池さんのCDを購入してしまった程、気に入ってしまったようだ。

アモとのリハーサルの感想が載っている菊池さんのブログはこちら。。

この様な体験は奏者にとっても聴衆にとっても強烈な印象として幸せな時間となる。

アマチュアの音楽会のいいところは、新しい曲や音楽性に出会い、一人では生み出せない人の繋がりを演奏者が楽しみながら活動することにより、空間と時間の共有体験を創造する場をつくりあげるプロセスを共感できるところだ。プロにはない感動を呼び覚ましてくれる爽やかさが楽しいのだ。

アモルファスの演奏会の翌日の夜、NHKテレビが指揮者小沢征爾氏が死と向き合い、体力の限界と闘い、命がけで音楽に向かうドキュメンタリー「執念 小澤征爾76歳の闘い」が放送された。凄まじい内容だった(再放送は未定)。翌日の夜には東日本大震災に伴う大津波で、家を流されたり、友達を亡くしたり、親が職を失ったり、練習場や楽器もすべて流された気仙沼の小中学生ジャズバンドが、再び感動と音楽を奏でられる喜びを得るまでの一人の少女の真摯な姿を描いた一夏のドキュメンタリー「響け!笑顔のスイング」が放送された。(16日(日)17:00〜再放送)。

いずれも感情を揺さぶられずには見る事の出来ないクオリティの高いドキュメンタリーだったが、そこにはプロもアマもジャンルにを超えた音楽の素晴らしさを感じざるを得なかった。

音楽は時間芸術、体験芸術とかいわれるが、向き合う時間、真剣さ、そこから奏でられる音に共感するヒトの感情の営みだと思う。

バッハは「音楽は、精神の中から日常生活の塵埃を掃除する。」といい、アウエルバッハは「音楽だけが世界語であって、翻訳される必要がない。そこでは魂が魂に話しかける。」と、そしてサミエル・ジョンソンは「音楽は背徳を伴わない唯一の官能的な愉しみである。」音楽にまつわる名言、然りだ。

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2011年10月10日 (月)

秋への色の移ろい

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9月の台風では葉っぱや枝とともに小さな青いドングリがたくさん落ちていた。
あれから空気が秋に入れ替わり、朝晩と昼間の温度差に反応して、植物達は季節の進行に合わせて変化している。
3連休の最後に、近所の緑道を自転車で一回りして木々をよく観察してみると、冬に備え,来るべき春へ子孫を残す実をしっかりとたわわに実らせていた。

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今年は台風で長時間強風にさらされた影響で、葉が縮れてしまい、色づく前に枯れてしまったり、風雨とともに落ちてしまっている木々が多い。さらに色づきも風の当たる場所と、風の当たらない場所で大きな差がある事が顕著な差になっている。

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谷地の低木は、それでも風に耐えて残った実をしかkり色づかせはじめている。

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濃い緑から黄色みが多くなり、そして赤みへと移ろい、茶色くなり、色があせていく。
秋から冬への多彩な色の変化を楽しめる季節だ。

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2011年10月 9日 (日)

秋の恒例はじまる

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東京モーターショーもとうとう今年は東京ビッグサイトに戻ってくる。
昨今の経済環境から、とてつもないでかい展示会がなくなってしまったこともあって幕張メッセの存在価値は薄まる一方の中で、幕張はやっぱ遠いよ、といいつつ今年もCEATEC(最先端IT,エレクトロニクス総合展)へ。
乗用車と業務用自動車、二輪を一度に開催できるよう増築された北ホールって使われることあるのかなあ、というくらいガランとしている。出展社数も来場者も以前と比較したらかなり少ないという実感。海外勢は日本の市場にもう魅力はないのか。。と思えるくらい。

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昨年までの大型ディスプレイの競演からは様変わりして、今年はどこも環境、エネルギーが前面に。テレビよりEVが主役なのだ。そして高齢化社会を意識した健康をテーマにしたセンサーやサービスがあちこちに。
政府の新成長戦略がグリーンイノベーションとライフイノベーションだからその通りなんだけど、震災もあってエンターテイメントを前面に出すには気がひけるという日本ならではの横並び路線か。
省エネ、環境技術、スマートシティ。。。
どこもキーワードは スマートとイノベーションでそれを冠せば時代に乗っていると勘違いもその気にもさせてくれる妙薬か。
Think Different で見せてくれる企業はなかなかないなあ。

でも毎年見ていると、出品されてる内容はもちろんだが、出展ブースの構成から大きさ、力の入れ方、見せ方などその変化やその年の特徴、トレンドが読み取れて興味深い。
敢えてここでは書きませんが。
行く人によって興味の対象や視点が違うので、あとで話合うと気づかなかったことがわかって面白いし、政府の方針やメディアの露出度で印象を決めてしまはないことが大事だ。
一同に見れるというメリットもあるが、ここだけでしか見られないものやプロトタイプの類はそんなに多くないのはこれも経済環境がよろしくない影響か。
穴場は文化祭乗りのコンシューマー系より展示ブースも内容も地味なデバイス系。

慣れた旅人は、どうせ2時間程度で見られる範囲は限られるので、事前準備よろしく入退場で時間を取られる無駄もなく、帰路もしっかり高速バスで疲れた頭と足を休めながら知的好奇心をそこそこ満足させることはできたのでした。

そして恒例のCEATECが終わると、これも恒例、いよいよ都内はデザインイベント目白押し。

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2011年10月 8日 (土)

被災地写真洗浄ボランティアにぜひご参加を

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5日(水)と6日(木)の夜、仕事を終えてから被災地写真洗浄ボランティアに参加してきました。場所は銀座線末広町から徒歩1分のところにあるアーツ千代田 3331

7月24日のエントリー「写真を洗い祈る作業」で紹介した内容は、社員向けのボランティア活動でした。第1段階である現地での支援活動につづき、第2段階として現地で対応処理しきれない被災写真の社員による支援活動だったのです。そして第3段階として一般の方々にも参加していただきやすい体制となりました。

写真に関心のある方、何か都内で被災地の支援のお役に立つ事がしたいと考えとられた方、参加してみてはいかがでしょうか。

被災地写真洗浄ボランティア:アーツ千代田3331:3331 ARTS CYD

2011年10月2日(日)~10月23日(日)
朝の部=10:15-13:00 昼の部=14:00-18:00 夜の部=19:00-21:00
会場:3331 Arts Chiyoda / 地下B104
定員:各回35名(要申込)
対象:中学生以上
服装:汚れても良い服装でおこしください。(着替えの準備をおススメします。)

※被災写真の洗浄作業およびアルバム作り。各回の開始時間にあわせてご来場いただき、リーダーの指示に従って作業を進めてください。

参加申込み:
写真洗浄ボランティア応募システム

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人に紹介する前にまずは自分で体験、と二日間、夜の部に参加してきた。まだ立ち上がったばかりで、告知期間も短いため、最初の1週間、特に平日は人が集まりにくいという事も知っていたので、少しでも足しになればと二日とも外出先から会場に向かった。

5日はかなりの大雨にも関わらず9名が参加。男性は私を含め3名。写真洗浄ボランティア経験者も数名いたので、作業はスムーズだった。
1班編制で閖上の被災写真を洗浄。かなり傷みが進行していて結構苦戦。洗浄すると流れてしまう画像はデジカメで複写してプリントする処置が功を奏した。
6日は11名が参加。なんとスタッフ以外ボランティア参加の男性は私1名。水汲み、運搬など力仕事、参加者中最高齢ながら頑張らせていただきました。11名にスタッフが加わって2班編成で洗浄を実施。今日でほぼ名取市閖上地区の被災写真の処置は終わり、これから陸前高田市や女川地区の写真洗浄に入ようです。

応募状況も週末から3連休は順調のようで、定員35名がすでに満員の部もでてきたようだ。リピーターさんが増え、参加者のつぶやきやそのお誘いで新たに参加する方が増えるという循環になってくれるといいのだが。

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主催者側の事務局サブリーダーのYさんとは以前とある写真のプロジェクトで一緒に汗を流し奮闘した事のある仲間だ。作業を終えて、二人でお疲れさま会として一杯やった。
参加しているボランティアの方々の真摯な姿勢や言動に、ほんとうに感謝しつつ、作業終了後の事務局スタッフの方々との話、そしてYさんと呑んで出た話、どれも写真の持つ力、繋ぐ力というものを実感し、考えさせられる事の多い体験だった。

たまたま津波に被災し、本当なら他人の目に触れる事のなかった写真達なのだ。
他人のプライバシーを好奇心で覗くのでは決してなく、刻まれた思い出を出来る限りもとのカタチで返してあげたいという気持ちとそれに伴う行動なのだ。

デジタル化して復元する、サーバーにあげて検索しやすくする。
それがいかに写真1枚1枚の重み、リアル感を知らない効率重視の机上論であって、実現が難しいかの課題も見えてこないアイデアであるかがわかる。

CEATECで展開されていた現実と虚構の狭間を縫う様な一日だった。

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2011年10月 7日 (金)

ありがとう Jobs

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ありがとう Jobs。
そんな素直な気持ちで今夜 CEATECの帰りにApple銀座店を訪ね、わずかな時間だが哀悼と敬意の意を自分なりに捧げてきたた。

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訃報に触れたのは午前中の研究所での打ち合わせを終え、幕張メッセのCEATEC2011の会場へ向かう移動の車中。Twitterで。来るべく日がやってきたということなのだが、昨日にiPhone4S発表の翌日といい言葉にならない衝撃。
4S=For Steve という魂を込めたメッセージではないかとのつぶやきにそこまでと。
いずれにせよ、デザインへの深い理解と製品化への執着心と強いリーダーシップ、死の直前までそれを貫いて世界を変えた経営者として、私たちにワクワクを与え続けてくれた人として、尊敬の念は計り知れない。

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次から次に献花に訪れる人々とそれを撮影する報道陣。
それでもお互いにとても大切な気持ちを失った事をリスペクトしあうように静かだった。

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Appleマークの灯りを消したApple銀座店。

15年前、所属するインハウスのデザイン部門で、たった一人で専任のインターフェースデザイナーとしてスタートした頃、Reseditでポチポチとアイコンを創作しながら抱いていた、IFデザインはヒトとモノの関係にこれからは重要なコトだとして確かな信念を持ちながらも、新しい取り組みに加わることを躊躇したり批判する周囲への不信感や未来への一抹の不安。ちょうどジョブスがアップルに復帰し、次々にこれまでの常識を塗り替え、創りあげていくこれからの未来にワクワクしていた日々を思い出した。

ありがとう Jobs.

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2011年10月 1日 (土)

台風の傷跡

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21日の夕方、首都圏は台風15号の直撃で暴風雨が吹き荒れた。
オフィスでデスクワークをしていても窓を激しく叩く風雨で落ち着かない。築数年の巨大なオフィスビルですら強風にあおられて時折揺れていた様な感じ。街には人影がなく、歩いていても傘をさす事は無駄だと風雨にずぶぬれになりながら行き交う人。帰宅時には強風と河川の増水で交通網はストップ。小田原に向かうためお昼過ぎに会社を出た同僚は夕方もまだ東京駅の新幹線車内との連絡。(結局動いたのは22時過ぎで小田原まで1時間以上かかったようだ)
外出先から夕方戻った人が、もう今日は仕事にならんよな、どうせ帰れないよな、と19時過ぎには仕事を切り上げて同僚を誘って10人程で地下の蕎麦屋へ。私もそれに参加。これが結果的には大正解。2時間程そば湯割りの蕎麦焼酎を飲みながら歓談していたら交通は徐々に再開。急に駅に行くと集中した乗客でまた電車は運転を見合わせてしまう事を読みつつ、初動と潮目が大事と311の教訓。
田園都市線再開のつぶやきを見て、恵比寿経由で渋谷に出ようと、まだ恵比寿折り返しだった日比谷線に乗ったら東横線再開でそのまま中目黒へ。すんなりいつもの通勤時間で22時過ぎには自宅に着いた。
が、メールをチェックしたら管理人さんからマンション敷地内の被害報告が。管理組合の理事長として敷地内を巡回してみると、植栽の一部が根こそぎ倒れていたり、ゴミや傘が散乱していた。

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翌日の朝、最寄り駅までの間で、やはり街路樹が根元から倒れていたり、桜の枝が折れていたり、折れた枝や落ちた葉が多数。よく見ると長時間強風にさらされた為か、葉が秋になって色づく前に縮れた状態になってしまっている木も多い。
週末にはマンション内の被害と対応状況を纏めて広報に掲載して発行、住民に周知した。

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駐輪場のポリカーボネート製の屋根が吹き飛んだり損壊したり、バルコニーの住戸壁(緊急時に蹴破れるタイプ)が破損したり、駐車場の大きな鉄製の防火扉が風にあおられ勢いよく開いて変形したり。。。お風呂の窓ガラスが割れたお宅もあったりと、共用部分については全て保険を適用するので、管理人さんとの確認しつつこれからはんこ押しだらけだ。

植栽については契約している植木屋さんが翌日の早朝に危険なものだけすぐに伐採して除去してくれたが、1週間経っても大忙しでそれ以外は後回しだ。ガラス屋さんも同様らしい。
近隣のマンションの管理組合の理事長さんらとの話では、植栽が50本倒れた、風が吹き込んだため思わぬ雨漏り発生とか、古いサッシでは風圧で水が侵入してきたとか、結構小さな被害がたくさんあったことを知った。地震のときもそうだったが、報道やメディアに出ない日常にちょっとだけ支障のある小さな被害こそ実は大変な数で、緊急対応で修繕したりしたあと、原因究明したり再発防止したり、結構手数がかかってる。実は未だに地震での損壊箇所の修理が終わっていないところいうのは、どこでも発生しているから業者の手がまわらないところで、そういうところが建築や工法の弱点と改めて思い知る。
建築業者 建築家、デベロッパーは以外と認識してできていなくて、情報の集まるマンション管理組合の理事さんの方がよほど詳しい。
次回、改めて集合住宅を購入する様な事があったら、こういう建築の集合住宅は絶対買わない、ここ必ずチェックするということがたくさん覚えた。ハードだけじゃなくてコミュニティに関しても。

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台風のお陰で入れ替わったのが空気。
残暑を持ち去ってくれて、大陸の爽やかな秋の空気を運んできてくれたようだ。

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2011年9月30日 (金)

ある日のランチタイム

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ランチタイム、爽やかな空気と日射しにちょっと近所をお散歩。

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国立新美術館のカフェはふらりとちょっと一休みする穴場。
人気の企画展さえ開催されていなければ。
今日は地下のミュージアムショップを覗いて奥にあるカフェテリア・カレで、鶏もも肉のフリカッセでランチ。白のアリンコチェアがずらりと並んでいる光景が実は大好きなんです。

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そしてロビーでヴェグナーの椅子でうつらうつら。
心身ともに午後に向かってリフレッシュ完了。

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2011年9月29日 (木)

稲刈りと曼珠沙華

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小田急線の車窓から。
休耕田の向こうに銀色の稲穂が揺れている。赤い点々は曼珠沙華だ。

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台風で随分と稲穂も倒れたみたいだ。
刈り取り中の田んぼとコントラストが面白い。

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お、刈り取った田んぼのあぜ道には真っ赤な彼岸花

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黄金色、緑、赤、青、なんとも素晴らしい自然が創りだす色の組み合わせと車窓の変化。
わずか数分ながらほっと一息、日本の原風景に癒された。

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2011年9月20日 (火)

横トリ2011 ガイドツアー その2

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カップヌードル博物館オープンでみなとみらい周辺は大混雑のなか、シャトルバスで新港ピア会場から主会場の横浜美術館に移動。ここで横浜の別のイベントの参加していた次女がイベントが早く終わったというので合流することになった。が、午後3時を回ってもチケットを1枚買うのに30m以上の待ち列。やはりあらかじめJTBやコンビニで購入するか別会場からスタートした方が効率的のようだ。

上の画像はトリエンナーレとは関係なく、横浜市美術館の大人気企画、日曜ごとに開催されている「子どものアトリエ」のいつものふつうの作品だ。ビッグネームの作品より、実は誰も振り向かない未来の天才達の純粋な作品の方が美しかったりしてふとシャッターを切ってしまう。

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「子どものアトリエ」は予約制だったり、親子のフリーゾンも午前中だけだったりするので、横トリ向けにアトリエ前で気軽に親子で作品を造ることができるプログラムも用意されていた。

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横浜市美術館前の建築現場工事仮囲いも実は参加型インスタレーションのキャンパスだ。
その1の冒頭の画像で照会した霧の映像と同じ作家、カールステン・ニコライのautoRという作品。

美術館内のインフォメーションで100円以上の寄付で8枚一組のステッカーを手に入れ、あとは自由にインタレーション。

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我が家も家族3人で協力して、端っこのまだ空いている所で参加してきました。

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メイン会場にはビッグネームの作品も目白押し。

妻と娘の二人がお〜〜!すごい!!、面白い!と興味を持ったのはダミアンハーストの圧倒的な生と死の対比による美しさと杉本博司氏の作品。上の画像は杉本氏の作品のひとつ。これだけ見てもその視点の面白さはわからない。会場でぜひじっくり杉本氏の美意識と空間構成、言葉で、クスリと思わず笑ってしまうユーモラスを味わっていただきたい。

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こちらの作品は工事現場と教会と美術館が繋がる空間。実はエンドレスでパイプオルガンの音が荘厳に響き渡っている。向かいのダミアンハーストのステンドグラスと呼応するかのように。なかなかの展示構成だ。

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横浜市美術館の建築は丹下健三の設計で、石造りと大空間の構成によるどちらかというと前近代的で権威主義的な様相だ。きっちりと区切られた空間で、立派な作品を順番に見て回りながらしっかり作品と対峙するというある意味ハレの場の設定。そこに、空間を隅々まで利用した軽々しくも賑やかな展示を実現してしまったことも今回の企画は大きな意味があったのかもしれない。

そこには総合ディレクターが横浜美術館館長の逢坂恵理子さん、アーティスティック・ディレクターが三木あき子さん、そして林文子市長という女性3人が揃った象徴的な出来事からすでに男性的な発想をひょいと飛び越えていたのかもしれない。

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オノヨーコから電話もかかってこなかたので、横浜市美術館をあとにして、シャトルバスで黄金町エリアに移動した。バスは補助席まで満席。

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日がとっぷり暮れた日ノ出町エリアは、路地のあちこちから野良猫が飛び出してくるし、完全に閉鎖された売春宿が続くガード下の路地はやはり猥雑感を残していてかなり怪しい雰囲気。スタート地点の龍宮美術旅館で既に蚊に食われまくる。

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元赤線地帯にあった廃墟だった旅館を、ギャラリー、ラウンジ、カフェなどを併設する地域活性のための拠点に生まれ変わらせたのが1年前。2階の客室はギャライーに。でも来年には取り壊されてマンションになってしまうんだそうだ。

1階にある浴室も湯面にプロジェクションンされた映像が時折揺れて艶かしい。現役のお風呂なので希望すれば閉館後一日一組無料で入浴可、と入り口にキャプションがあった。すでにカップル,家族,友達同士など予約が結構入ってるんだって。作者はその後,毎日掃除するんだそうです。

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上から見る日ノ出町から黄金町の大岡川沿いのエリアはこんな感じ。どうってことないように見えるが、夜一人で歩くにはかなり勇気がいる雰囲気だ。妻も娘もこんな機会がなければ二度と来ないとい断言。アート散歩の女性一人歩きも結構いたのだが、インフォメーションにいるのも女性スタッフが多く、不安を口にしつつも点在するアトリエの灯りを目指して道案内を頼りに楽しんでいるようだった。

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日没後は4つほどの映像作品が楽しめる。

点在する小さなアトリエや高架下創作拠点を巡って約1時間。黄金スタジオに辿りついたところで渋滞で遅れたシャトルバスの最終便が折り返すところだった。

電車に乗って帰るのも面倒と3人でシャトルバスに乗り込むと、今日のお務めを負えたボランティアスタッフさんも横浜美術館に一緒にもどるところ。

キラ星のビッグネームの作品に心を多少なりとも揺さぶられながら、今度は街の浄化から再生へ向かって、アーティスト、経営者、地域住民、警察、行政、企業など関わる人たちの橋渡しの役割を担い、人を呼び込んで賑わいを形成するという大きな課題に向かって直綴する「アートによるまちづくり」の現場に直面し、日常と非日常をつなぐ小さな力の集積についていろいろと考えざるを得ない。

世界をどこまで知ることができるか。

お疲れさまでした。

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