« カドケシ | トップページ | 固定電話の歴史 »

2006年2月25日 (土)

学びの姿勢

DSCF7329

武蔵工業大学環境情報学部小池情報デザイン研究室の卒業研究展  を
みなとみらいギャラリーへ見に行きました。

一般の美大系デザインのように 作品展示だけではなく、論文研究が中心なので、
一つ一つ根気よく学生さんからの説明を聞いていくことになりました。
次から次へと畳み掛けるように 短いプレゼンの連続・・。
その説明で内容を把握して質問して、いいところを感心して、アドバイスして・・、
いつもと違う脳の汗をたくさんかきました。
卒展見て学生さんと会話することは、
日常とは異なる新しい発見や自分の頭の中の整理もできて結構 楽しめました。

なかでも「ポートフォリオ研究会」というのがかなり良かったのです。
学生(以前から知っていたNくんとSくん)の自主的な活動とのこと。
ポートフォリオ(作品集)の作り方は先生や先輩に聞いていては、
そのノウハウは溜まらず、研究室としてのボトムアップにもならない
という危機感からスタートしたようです。
それをきかっけに自分たちでそのプロセスを学ぶというものでした。
「どう作るか」ということをHow toやテクニックにだけでなく、
自分のことを観察(何を学んだか)、 そして考え、再構築して
アピールポイントを絞り込んで 相手に自分をどう伝えるかということを発見していました。
真摯な学びの姿勢と、大学側から費用を引き出したり、
展示のビジュアルのまとめ方など素直に感心しました。

デザイン系の学生には表現力がかなわないという 劣等感や、
先生に任せておけないという反抗心が そうさせたのもしれません。
なにしろ、このアプローチ、プロセスは普段我々が当たり前にしている行為のひとつを
あらためて気がつかせてもらったようなもんだと思いました。

いわゆる今までのデザイン教育とは違う新たなアプローチが
情報デザインという分野で様々に試みられ、
そこで学んだ人たちが社会で活躍し始めています。
そしてまたここに、新たな可能性に挑戦しようとしている研究室、先生、学生の
姿勢を垣間みることが出来ました。

教育機関、企業のサイド、いろいろな立場で
多面的な見方や考え方が出来る機会に接し
お互いのキャパシティを広げていくことの大切さを感じました。

|

« カドケシ | トップページ | 固定電話の歴史 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/166759/8833458

この記事へのトラックバック一覧です: 学びの姿勢:

« カドケシ | トップページ | 固定電話の歴史 »