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2006年4月 2日 (日)

デザインの本

Dscf8513

「創造経営の戦略」紺野 登(著) を読んだ。

「デザインはイノベーションを促進する。
 それは、近未来の目標を「いまここで」のものとして
 視覚化してみせるというデザインの効用によるものだ。」

価格もサイズも手頃な新書で、価値創出というイノベーションに関して、豊富な事例と多くの示唆が織り込まれた良書だと思う。
デザインの方法論やその応用を概説した前半、ワークプレイスやリーダーシップ、コーチングをテーマにした後半まで「デザインする」というコトがキーーワードになっていて、戦略的な思考や、経営資源としてのデザインを考えるインハウスのデザイナーにとって、何をすべきかをあらためて深く考える機会やヒントを与えてくれる。

この本の背景となっているナレッジマネジメントについては、「知識経営のすすめ」を合わせて読んで理解を深めた。ちょっと難解。

今、発売中の「美術手帖」4月号  今月の特集は「もうひとつのデザイン・ユートピア」“テクノロジカル・デザイン&アーキテクチャー”がテーマである。
「表面上のスタイルにとらわれず、テクノロジーに裏付けられた「かたち」を求めたとき、もうひとつのユートピアが立ち現れる、ということで、デザインの領域を拡大しようとする試みが紹介されている。

今、一緒にお仕事をさせていただいている石黒さんのインタビュー記事が掲載されていることを知って、買ってちゃんと読むことも、ひさしく手に取って眺めることすらなかった「美術手帖」だったが結構面白い。来月の特集「脳の話ーヒトはどうして絵を描くのか」はもう今から楽しみだ。

それにしても入荷量が少なくてすぐ売れちゃうのか、置いてある書店を探すのに結結構苦労してしまった。

今やってる「デザインという仕事」の取り組み方、あり方、本質的な意味、そして今後どうあるべきか、そんな視点からの読書がどうしても多くなっちゃうんだけど。今回の3冊は大きな示唆が多く含まれていて、自分の知的好奇心を満たしながら、頭の中の整理と意志について大いに役に立った。

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