ケータイ
私が使用しているケータイは、INFOBAR の錦鯉である。
「au design project」の製品化第一弾としてお目見えしたのが2003年10月31日。深澤直人デザインの本体と佐藤可士和のプロモーションによるコラボレーションはセンセーショナルだった。
これはケータイの歴史に残る出来事だと確信をして、ちょっとロットが落ち着いてから買った。
「子供がレゴブロックをいじっているところで思い付いた」というタッチパネルのデザイン、深澤さんとアシスタントとの間の言葉だった「錦鯉」を佐藤さんが「面白いからこの商品名にしませんかって提案して実現したなどエピソードは尽きない。
タイルボタンの部分を取り替えることで、オリジナルのケータイがつくれるというコンセプト段階のアイデアで佐藤可士和はすでに「ひまわり」「さくら」というバージョンを用意していたんだそうだ。
そんな深澤さんの想いをストレートに表現したCMとパンフレット、商品パッケージ・・。実は今でもパンフとパッケージは手元に残してあります。
これを使用しているヒト、みんなの悩みは共通していて、電池の消耗だ。
1日持たない、メール数通でやばい、通話しちゃうと残量マーク1個になっちゃ、などなど。電池交換だけで5000円、今更ださださケータイにわざわざ機種変したくないし、Talbyもいまいち使いにくそうだし、という間に時間ばかりが経ち、電池は弱っていくばかり。
とうとうドコモから佐藤可士和デザインのケータイ でちゃったし。
佐藤卓さんのケータイは、プロダクトというにはまりにもお気の毒でしたが、今回もNというメーカー色が抜けきれない表層デザインにとどまったような印象だ。
クリエイターのよさをメーカーの制約でしばってしまったんんじゃあないだろうか。少なくとも、既存のドコモのなかでは、欲しいと思わせるカッコよさは十分に備えていると思が。
で、neon
居心地のいいケータイ。というキャッチコピー。
今回は折りたたみ式ながら、ヒンジやら、それぞれの厚みが異なるコトで生じるバランスを見事に解決している。抜き勾配なしの完全垂直だから立ててもピシッと安定してるし、折りたたみから開く時も厚みの違いを解決する黒いキー部のへこみが手がかりとなっている。
ミニマルなデザインを細かな配慮と両立しながら実現している。
が、あの厚みはどうだろうか。
少なくとも、今、買い替えるなら筆頭の候補であることには間違いない。
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