ケータイ 2
我が家の2代目のケータイであり、今だ現役で妻が使用しているケータイが、写真の2001年に発売されたソニー・エリクソン製携帯電話の第1号機「C1002S」 である。
今でこそケータイの色を選択したり、こだわってみたりするのは当たり前のようになっているが、女性用ならピンク、男性用は黒、ビジネスマン用には シルバー、といったステレオタイプで堅実な配色が常識だった時に、「着せかえパネル」という機能以外の「形がいい」とか「色がお しゃれ」という持つことを意識したファション性のある選択肢を用意してくれた唯一のケータイだった。
この一つ前の使用していたIDOのバー型のケータイはSONY製で、まさにシルバーとブラックで構成されたソニースタイルの外観を備えたデザイン、そして当時一世を風靡した文字変換がクルクルピ!のタイプだった。しかし、cdmaoneはもう使用できなくなるのでなかば強制的に機種変してください、ということになり、同じ文字変換がクルクルピ!のタイプで、それまで存在しなかった鮮やかなオレンジ色の新鮮な印象とスタイルの良さを気に入って、このモデルに機種変をした。
ソニー・エリクソンが設立されて、初めて市場に導入されたモデルだった。まさにソニーが日本で築き上げてきたアイデンティティと、エリクソンが世界で築いてき たカルチャー、それらが合わさってソニー・エリクソンが誕生したことを物語るように、新しいブランドイメージや価値観を表現しよう、と意気込みを感じる潔いデザインだと思う。
私のINFORBAR とともに、このC1002Sも、多分ケータイの歴史に残る機種となると思う。デザイン性に優れたケータイは持っていて気持ちのいいもので、多少機能が劣ろうが、電池の持ちが悪かろうが、大きな不便さえない間は、ごく自然に長く持ち続けたいとものである。
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