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2006年8月22日 (火)

高校野球

Dscf0998

決勝戦は球史に残る名試合でしたね。
地元横浜が初日に大阪桐蔭に破れ、その憂さを晴らしてくれるかのように早実が勝ってくれたのだが、その時から斉藤選手のクールな表情と投球に惹き込まれてしまった。そうはいっても、決勝戦、全然テレビ観戦せず、結果だけ見たんですけど。
それにしても、37年前の太田浩司と井上明の延長18回は、自宅でナショナルの嵯峨という校倉造りのようなモノクロテレビに手に汗握りながら見ていたことを結構鮮明に覚えている。まだ小学生だったが、めちゃくちゃに感動した。70年代は自分が同世代だったこともあって高校野球はよく見ていたなあ。
夏の甲子園と言えば、これまた強烈な思い出がある。
昭和52年の夏の地元予選。母校の応援に行った。同級生の友人が野球部で、出来たばかりのブラスバンド部の指揮者が中学からの友人だった,という理由もあるが、何せ応援に来てくれと懇願された。第1回戦の相手が,甲子園が始まる前どころか地方予選が始まる前から優勝候補と言われていた東邦だった。地元名古屋と言えば、イチロー、工藤を輩出した名電、夏の甲子園最多優勝校の中京など超強豪ぞろいのなか、東邦は1年生でエース「バンビ」の愛称でアイドル並の大人気だった坂本投手がいたからだ。相手スタンドが女子高生で埋め尽くされるのは必至だっだ。我が母校も東邦も男子校なんだが、その差は歴然。向こうはブラスバンドも全国大会出場クラスで上手いのに加えて、近所の女子高のチアガールまで加わっての華やかな応援に、ファンの老若男女で満員だ。こっちは男ばかりのブラバンと応援団、怒声を張り上げる我々とせいぜい選手の親兄弟くらいしかいないんだから。弱いものいじめするな的な一体感はこっちが上だとしても、ちょっと虚しい。坂本投手が初球を投げたところで、その鉄の砲丸を投げ込んだんではないかと思うくらいキャッチャーのミットにバシ〜〜〜ッと重く入った瞬間、これはもう適わんと思った。あっさりコールド負け。炎天下、声をからしての応援は熱中症の心配もいらぬほどで終結した。高校生だから、ビールを飲みに行くでもなく、ナゴヤのどこにでもある喫茶店に入って冷コー飲んだな。甲子園優勝候補の投手の凄さを、小さな地方球場のスタンドから数十メートル先で見た印象は強烈だ。中日球場の外野スタンドから中日ドラゴンズのピッチャーを見るより凄かった。東邦高校はその年、甲子園で決勝戦延長10回で破れ、準優勝だった。坂本君は地元でその後 地下鉄通勤は女子高生囲まれ危険だとガードマンに守られ、バレンタインにはトラック2台分のチョコが届くというアイドルぶりだった。

ちなみに、つい最近、重松清の「ニッポンの課長」を立ち読みしてたら、坂本くんは「転職」課長の巻で登場、社会人でその後地獄を見て、今はプロジェクトの課長をしながら野球教育のNPOを立ち上げ幸せに暮らしている,という下りを見つけてびっくりするとともに、なにか、じんわりしたものを感じた。ドラマは未だに続いていたんだ。

早実、斉藤君のドラマはこれからスタートしたばかりなんでしょう。

あ、写真は、中日ドラゴンズのエース、星野仙一のサイン入りボールです。

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