« サロンコンサート | トップページ | 白の一週間 »

2006年9月11日 (月)

MUJIとIDEE

Dscf1173

無印良品といえば、主張しないアノニマスなデザインから、本当に自分に必要なモノは何かをシンプルでピュアな表現から気付かせてくれる。
自分らしい生活をトータルなスタイルでコーディネイトできる提案をしてくれるブランドだと思う。

一方、IDEEといえば 新進気鋭のデザイナーを発掘したり、TokyoDesignersBlockといったプロジェクトを実行したりと、
想いや気持ちのアイデアをシンプルながらスタイリッシュにどんどん表現してきて、クオリティの高い多様なスタイルの中から自分らしさを見つけ出す楽しさを提案してくれるブランドだったと思う。
まさに黒崎さんの個性そのものだ。

元宝塚の仮設劇場を改装した有楽町の、モデルハウスまで展示してしまう巨大な無印良品の基幹店と、クランツという洋館を改装したレストランのあった場所に複合的な要素を見事に集積した建築を構築した南青山の本店、その際立った対照的な店作りからも全然相容れなさそうな会社っていうイメージだ。

どちらかといえば、無印良品の理念に共感を覚えるが、IDEEのアクティビティと表現は、自分が持ち得ない文化とか、個性が香り立ち、理想を実現して行くやんちゃな若者のようなうらやましい存在として注目していた。

それがとうとうイデーは良品計画の子会社になっちゃった。
新しい社長には、無印良品の基幹店である有楽町店の前店長が着任するとういから、これまた象徴的だ。
イデーの旧本店は賃貸契約終了した、ということでとうとう本格的に重機が入って取り壊しが始まっている。 毎日その前を通って通勤していると、その姿が痛々しい。一方で二子玉川や六本木ヒルズのショップは、ちょっとすましたようで、また媚びたビジネスの匂いがして、あきらかに今までとは違う雰囲気に戸惑いさえ感じていた。

最近、教育活動や 独自のクリエイティブ活動に注力している創業者の黒崎さんはどう考えているのかな とクロテルブログを注目していたら
「イデーの未来について」で 経緯と、自身の考えを語っていた。

良品計画と一緒にイデーの株式を持つ美濃屋って、 たしか目黒のホテル「CLASKA」を プロデュースした会社にも出資している。
過去にNICOLEも買収した岐阜の量販系大手アパレルメーカーで,詳しく知らない私にとってはちょっと不思議な会社だ。

いずれにせよ 我々の知っているIDEEではなく 新たなIDEEとして再出発するのでしょう。

今回の一件は、株式売却では無く事業売却というM&Aで、IDEEの中に良品計画が引継ぎたくない事業や人があったのか、税金対策上の問題らしいのですが、
最近のかなりショッキングな出来事です。

|

« サロンコンサート | トップページ | 白の一週間 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/166759/11842527

この記事へのトラックバック一覧です: MUJIとIDEE:

« サロンコンサート | トップページ | 白の一週間 »