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2006年10月18日 (水)

みなとみらい駅

Dscf3647

この写真だけを見てどこだかわかる人は
かなりの建築通か横浜通、またはテッチャンだ。

午前中にパシフィコ横浜での展示会を視察したので
みなとみらい線 みなとみらい駅を利用した。

早川邦彦建築研究室が非常に厳しい空間構成の制約条件の中で
見事に機能美・素材美を隠さずに見せるというダイナミックな演出を
成功させていると思う。

みなとみらい線のサインに使用されている英文書体は Rotisだ。

ユニヴァーサルデザインがきっかけで、
書体それぞれの生まれた経緯や歴史的背景などの蘊蓄に
詳しくなっちゃたこともあり、
仕事の中で研究所のサイン計画にRotisを採用したりと思い入れがある。

日本国内ではまだ採用例がそんなに多くはないので
じっくり観察してしまった。

え?ちょっといろいろあるじゃん。
駅によって和文の書体がゴシック系だったり 明朝系だったりと違うようで
それに合わせて駅名表示だけは英文書体も変えてあった。

ちなみに東京メトロ、横浜市営地下鉄の英文はFrutiger 、
JR東日本の番線表示も同じだ。
もともとシャルル・ド・ゴール空港のサイン用にデザインされた書体なので
美しさと視認性の良さという点で交通サインとしては最適だ。

Rotisは ちょっと癖があるので扱いにくい面もあるが
サイン計画に次世代性という思想やコンセプトが明確に打ち出せて私は好きだ。

でもね、実は今一番今の時代性を反映していて綺麗だなと思う書体は
Myriadなんですけどね。

いずれにせよ、みなとみらい駅は
世界中の優れたデザインの鉄道関係施設などを顕彰するブルネル賞奨励賞を
2005年に受賞するなど公式にも評価された、いろいろな意味でチャレンジングな精神を具体化した空間として 発見が多い、楽しい空間だ。

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