アフォーダンス
アフォーダンス:1960年代にアメリカの生態心理学者がアフォード(afford)「〜ができる」「〜を与える」などの意味を持つ動詞に接尾語-anceを加えて名詞、形容詞化した造語だ。
ジェームス・ギブソンとかドナルド・ノーマンという人物がすぐ浮かぶ人は、その筋の人である。認知工学とかインターフェースデザインとか、ユーザビリティデザインに携わっている人のことです。
ここのところ、朝から晩まで打ち合わせやら、机に向って事務処理的な作業やらが続いているので、固まってしまいそうな頭の疲れを癒しにちょっと甘いものを社内の売店で買ってきた。
ショーケースで「この袋を開けてください」とアフォードしてたのがこのショコライフ。
う〜〜ん、使い方間違ってるかな。疲れがたまってるようだ。
実は、生態心理学用語のアフォーダンスと、デザイン用語として流行のように使われているアフォーダンスとはちょっと違うんですね。
今やデザイン界の大御所になってしまった深澤さんとアフォーダンスの大御所である佐々木正人さんの著書「デザインの生態学」に出て来るアフォーダンスは、デザイン用語のアフォーダンスじゃなくてまさに正統派「生態心理学用語のアフォーダンス」なんですね。名著「誰のためのデザイン」を読んだあとこれ読むと、かなり混乱します。
混乱すると「なんでだー」「どうなってんだー」と頭の中の整理を行うので、結局よく理解できるようになります。
本来のアフォーダンスは、「人とモノとの間の行為についての絶対的な関係」で、デザインでよく使うアフォーダンスは「実際のアフォーダンスを人に伝達するための情報」とか「人が気付いた、あるいはそう思い込んでいるアフォーダンス」のことなんですよ、多分。
ちなみにこの「ショコライフ」も2007 JAPAN PACKAGING CONPETITION でユニヴァーサルデザイン性なども評価されて受賞してました。
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