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2007年5月12日 (土)

水の惑星

Dscf7142

昨夜、NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」
File003"宇宙人はどこにいるのか"を見た。

東工大教授 井田茂氏については、
実はついこの間まで全く知らなかったし興味もなかった。

が、大学オケ時代のビオラ弾きの同期から
その著作「惑星学が解いた宇宙の謎」を紹介されて、
読んでみようと興味を持ったことに始まる。
さらにその紹介してくれた人の高校時代の同級生、
要は同年齢と知ってさらに親近感を感じていたら
今回の放送があったという訳だ。

番組そのものは 東大 多摩美、東工大と大学訪問番組のようでもある。
今回驚いたのは、対談が収録された井田氏の研究室の様子だ。
壁一面が本棚で、溢れる蔵書や実験器具などに囲まれて、
なんて言うステレオタイプな研究室のイメージからはかけ離れていて、
机の上にPCがあって、あとはソファとテーブル、椅子、
そして質素な洗面台・・・。
テレビ的な絵図らとしてはいかにも冴えない
理科系の国立大学らしい地味なたたずまいだ。

46億年前に地球の周囲の破片が集まって月が出来たシミュレーションを
パソコンでやってしまって、ネイチャーに発表したという業績が示すように、
生命体が存在しうる条件の惑星が宇宙に存在する確率を
ひたすら研究室のパソコンで熱中してやってるんだろうなあ、
と想像してしまった。

今回の対談、
「宇宙人はいるのか」以前に「宇宙人とは何か」を定義すること
そして「生命の誕生には『海』が必要である」として
惑星に海を保持するための条件を解りやすく解説してくれた。
ま、それに使用されるさまざまな科学番組用のCGの豪勢なこと。
先ほどの研究室の地味さと 夢とロマンの演出のギャップが凄い。

太田光の突っ込みと井田氏の考え方の違いが鮮明だったのは
「哲学」は一部の優れた人の示した考え方の未だに解釈論をやっているが
「科学」は凡人が努力して、万人が理解できるように
体系付けていくことができる、といったところだった。

井田さん、本当に研究が楽しいんですな。

そして最後に「収録のわずか11日後」に
「地球に類する惑星が発見された」というニュースが
世界を巡ったこと
それが井田理論の確率のど真ん中の条件を満たしていたことを伝えて終わった。

科学の多様性やその探究心の面白さなどは伝えられたと思うのだけど
前回同様、なんだかちょっと焦点がぼけてて、
凄い人物、研究の一端を垣間見せましたので
あとはご自由にどうぞ的な
ちょっとごまかされてしまったような
曖昧な番組だな、という印象だ。

ま、とりあえず、
「惑星学が解いた宇宙の謎」を読んでみようと思う。
のだが、amazonでは売り切れだ・・.

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