憧れ
17日に買った本
「今井信子 憧れ ヴィオラとともに」を読んだ。
日本人のヴィオラ弾きなら 、その名を知らない人はいないと思う今井信子さん。
世界を舞台に演奏と指導に活躍する
ヴィオラ界の第一人者だが、
注目の浴びることの少ない楽器の性か
、プライベートなことを知る機会も少ない。
この自伝的なエッセイは、 まさに今井さんのドラマティックな音楽人生 そのものが、 次から次へと そのお人柄が溢れんばかりに 明快な語り口で紡ぎだされていく。
そこには、ヴィオラという楽器の性格や歴史
、クラシック音楽界における
ヴィオラの位置づけを振り返ることができるばかりか、特にこの50年間のヴィオラへの関心を広めるための様々な試み、日本における幅広い新たな活動が詳しく書かれている。
それらはまさに今井さんの音楽への姿勢、歩みそのものでもあり
、音楽史に残る足跡を確かめることが出来る。
第5章「カルテットの日々」などは ヴィオラ弾きならずとも 「アンサンブルをする」こと 、そして音楽をすることコト以上の 様々なことを考えさせられた。
プロフェッシュナルな創造活動として
「今しか出来ないことを
覚悟を決めて進んでいくこと」
それを開拓者として実践した記録だからこそ、大きな感銘を受けた。
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