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2007年6月20日 (水)

憧れ

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17日に買った本
「今井信子 憧れ ヴィオラとともに」を読んだ。

日本人のヴィオラ弾きなら 、その名を知らない人はいないと思う今井信子さん。

世界を舞台に演奏と指導に活躍する ヴィオラ界の第一人者だが、
注目の浴びることの少ない楽器の性か 、プライベートなことを知る機会も少ない。

この自伝的なエッセイは、 まさに今井さんのドラマティックな音楽人生 そのものが、 次から次へと  そのお人柄が溢れんばかりに 明快な語り口で紡ぎだされていく。

そこには、ヴィオラという楽器の性格や歴史 、クラシック音楽界における
ヴィオラの位置づけを振り返ることができるばかりか、特にこの50年間のヴィオラへの関心を広めるための様々な試み、日本における幅広い新たな活動が詳しく書かれている。
それらはまさに今井さんの音楽への姿勢、歩みそのものでもあり 、音楽史に残る足跡を確かめることが出来る。

第5章「カルテットの日々」などは ヴィオラ弾きならずとも 「アンサンブルをする」こと 、そして音楽をすることコト以上の 様々なことを考えさせられた。

プロフェッシュナルな創造活動として
「今しか出来ないことを 覚悟を決めて進んでいくこと」
それを開拓者として実践した記録だからこそ、大きな感銘を受けた。

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