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2007年7月15日 (日)

1分間指揮者

Dscf7732

題名のない音楽会21

黛敏郎が司会をやっていた頃は、現代音楽が中心だった。
黛氏の個人的な主義思想が色濃く反映しすぎていたが
それなりにユニークなクラシック番組として時々見ていた。

黛氏の逝去後、司会が永六輔や武田鉄矢になった頃は
一時全く見なくなってしまったが
(だいたい、日曜の朝のこの時間に起きていなかっというのが主因だが)
最近の日曜は、子供達が出かけるためにに朝から起きているので、
朝からゆっくりテレビを見たりしている。

司会の羽田健太郎氏が急逝し、行き先を危ぶんでいたこの番組だが
先週と今週の2回にわたり放送された
「指揮者になる夢 かなえます 〜第1回振ってみまShow」は、
心から音楽を楽しむ真摯なアマチュアの姿に感動しつつ
その自己陶酔する滑稽な姿に
家族で大笑いしながら楽しめた素晴らしい企画だった。

まさに視聴者の「番組参加型のプログラム」だ。
「プロのオーケストラを前に、1分間の持ち時間で自由に指揮してもらう」
という企画への参加に300人以上の応募があったそうだ。

「指揮が上手い」とか「指揮の才能がある人を発掘する」
なんていうコンクールとは全く意図が異なるので、
テレビ番組的にいろいろな演出を意識的しての人選なのだろう。
まさに音楽はその人と也、人生の豊かさや人柄そのものを反映するのね
と思わずにいられなかったし、
いかに「指揮」というのが難しいのかが、
客観的によく解る企画でもあったと思う。

ブラームスの1番の4楽章コーラルからなんていう超無謀な選曲と
崩壊寸前の指揮ぶりに奏者を慮って心臓が悪くなりそうな場面もあったが
学生時代にオケを経験した人の指揮の多くは、テクニックはともかく
何をしたいのかわかりやすく、またテンポや指示も明確で
見ている方もその爽快さに拍手喝采させてもらった。

東京シティフィルも、出演者のわずか1分間の至福の時のために
それぞれの指揮者に合わせてあげる、
というプロの音楽家としてのお仕事をされている姿は
その表情から、とても楽しんでいたようにお見受けした。

この番組終了後の楽屋や飲み屋で楽団員達の評価や談義が一番楽しそうで、
そこに加わってみたい気がした。

 

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