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2007年10月14日 (日)

つくり方

Dscf8808

ABCやTUTAYAミッドタウン店では、
「佐藤可士和の超整理術」という本がベストセラーの1位だったりする。
(amazoneで今日は55位だ)
多分、出版社のネームバリューと時代の寵児から
そのHow toを学びたいという期待から手に取る人が多いのだろう。
天の邪鬼の私は、その陰に隠れた
「SAMURAI佐藤可士和のつくり方」 (佐藤 悦子 (著)  誠文堂新光社)を手にした。
博報堂で社内結婚した佐藤可士和夫人にして辣腕マネージャー、テレビでその姿をちら見して天才クリエーターの蔭にこのような存在がいたのか、と気になっていた。

佐藤可士和氏が以前「プロフェッショナル 仕事の流儀」で
「どうしておもしろいと思うんだろうってことを、とことん突き詰めて考え」
「それをうまく並べ替えると、
 なるほどこういうロジックでおもしろいと感じるのか、ということを整理して」
「ピッカピカにコンセプトを磨いて」
「際立った表現でメッセージを伝える」ということを言っていたのが
ものすごく印象に残っていた。

この本、さらさらとすぐに読めてしまうが
「問題を明確にして、それを解決するデザインをする」
佐藤可士和氏のアクティビティを
ビジネスの視点で非常にわかりやすく、客観的に解説した良書だと思った。

社会人としての常識やら、議事録はメールベースでとか
特別に目新しい手法ではないにしろ、
マネージャーとして、クリエーターの才能を如何なく発揮するために
リスクとリターンの予見を調整していく下りは
ご自身の明確なビジョンとモチベーションとともに
なかなかに見事です。

デザインをマネージメントする、
デザインを経営する
ということを現場と実例で示しながら
まさに、個人をブランディングすることで
組織をブランディングし、
結局は可能性を大きく広げられるということを
あらためて認識させてくれた。

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