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2007年11月 9日 (金)

鉄道サイン

Dscf9154

昨日の研究所グッドデザイン賞受賞のご報告とお礼、もうひとつの役目を携えて
サイン計画のデザイン事務所を訪ねた。
その後、近くの恵比寿らしい居酒屋で歓談。
実は お二人とも大学の先輩で、共通の知人も多い。

交通サインの業界は狭く、あの路線は誰、この空港はどこ
と最近ではその特徴から 私でもどこの事務所が関わったサインであるか
だいたい見当がつくようになった。

そうはいっても、サインは最もユーザー本位ではなくてはいけない存在だ。
それこそ、建築と意匠と施工、そして行き交う人々を繋ぐ 
とても重要な役割を担っている。 
サイン計画とその実行に伴うデザイン作業の複雑さ、
ひたすら作り上げていくその過程にこめる配慮と意志というものを
今日はたくさん感じることが出来た。

特に東京の複雑な鉄道網においては、
鉄道会社の違う路線の乗り換えで 
サインの思想のやクオリティの違いに一利用者として愕然とする体験も多くある。
見た目のグラフィックのクオリティコントロールというレベルではなく
図面段階から先を見た計画を綿密に立て、現場でさらに実態にあった調整を
施していく相当のノウハウによってはじめて実現できる職人技の技術なのだ。
また、そういうことをクライアントや施工者にしっかり認識してもらうことも
重要な仕事であるようだ。

ちなみに、東京メトロは全てこの事務所が今、
昨年の表参道を皮切りにこつこつと全路線のリニューアルを進めて来ている。
来年の13号線新線開通が楽しみだ。
さらに、東京の地下鉄のもうひとつの雄のサインリニューアルを
コンペでこの事務所が手がけることになったそうだ。

オリンピックの東京開催を目指して,というきっかけと目標が壮大で驚いた。
きっかけがなんであろうと、
東京の地下交通システムが
ひとつの事務所(ま、ほとんど数人ですが)の
統一された意志のもとにてサインが展開されることになる。

これは とても興味深い壮大なデザインのチャレンジじゃないか!

そして、利用者にとって、
地下鉄のサインが統一されたエッセンスで展開されることのメリット、
わかりやすさが実現する意味が大きいと思う。

と、また知り合いの新しい仕事にワクワクし
とても刺激を受けたのであった。


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