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2007年11月 3日 (土)

文化祭

Dscf9080

長女の学校の文化祭に行った。
恒例で、この文化祭の名物でもある美術部が製作した門をくぐり、
いくつかの文化部の教室を巡り
超満員の講堂では管弦楽 ハンドベル、演劇を鑑賞した。

Dscf9063_2 中でもびっくりは生物部だ。
娘が入学する直前見学に来た時
解剖の実演が「豚」とあって、目を疑った。
入学後は 鶏、蛙、イカ、だったが
ちょうどローテーションでまた「豚」が巡って来た。どこをどう解剖するのか,ぜひ見てみたいが、毎年、超満員らしい。
同じ時間に私は、名物の演劇を見たいので今年も諦めた。

はじめてこの学校の演劇を見た時、これもまたびっくりした。オリジナルをあらためて書き直して、独自に演出することは文化祭でよくあることだが、誠に見事なのだ。はっきり言って涙が出る程感動した。次はどういう出し物を見せてくれるのか、毎年わざわざ見に来たい、と思わせるのだ。
今年は前評判も高いということで、楽しみにしていたが、期待以上だった。
前半、これでもかというくらいギャグ、ジョーク、ウイット満載で笑わせておいて、最後にシリアスなテーマをきちんと考えさせる、という演出に脱帽だ。
少なくとも 私の隣の夫婦は大笑いをし、そして涙していた。

娘が演劇部に所属しているのではないので、特別な感情移入がある訳でもない。
たまたまその学校に通っているから、身内ではあるが、
過去にいくつかの学校の文化祭を見た経験上からいっても、惹き付けられる魅力がある。

管弦楽も、ハンドベル、演劇、それぞれに特別に技術は高くはないが、
それまでのもの凄い練習量に裏打ちされた基礎的な技術とメンバーの
「思いっきり悔いなく楽しんでやるぞ!」という気迫に満ちた団結力、
エネルギーが満ちあふれていて、圧倒される。

場内整理や演出が非常に整然とした文化祭や、
クラスごとの発表の充実した学校に比べれば
クラブ活動と有志だけの発表しかない娘の学校は
ノリが取り柄で、ちょっと緩いところもあるのだが、
全く先生が干渉せず、全て生徒の責任のもと自主的に運営されているところが
元気の源なのかもしれない。

実行委員は、毎年立候補者が多くて、
抽選で涙をのむ生徒が続出しているらしい。

昨日まで、プロ、プロの卵のトレードショーの現場に立ち続けたが、
真剣なビジネスの場で、自分たちの多くの時間を費やした作品を通じて
メッセージをより多くの人に受け止めてもらう機会とは
全く異なる世界ながら
限られた時間の中で、
思いっきり自分の意志を表現する場での熱意、という共通項を感じた。

大人に行き着く前の、
打算のないピュアな自己認識の時間である青春時代、
そこで、友人達と自分たちの手でひとつのカタチ、経験を
共通の目標に向ってつくりあげる、
そしてその一瞬の成果に大きな反響を得る
という経験は、何事にも代え難い財産になりえると。

ちなみに女子校なので、演劇の配役もオケのパートも当然すべて女子なのだが、
ひょっとすると、男子よりも圧倒的に集中力とエネルギーが
満ちあふれているのかもしれない。

おじさんも頑張ろう、
と、たくさんたくさん元気を貰えた一日だった。


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