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2007年12月24日 (月)

プロフェッショナル

Dscf9595

録画してあった18日に放送されたNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見た。
キュレーターの長谷川祐子さんの回である。

今年の2月、長谷川さんの講演を聴いた。
その時、冒頭でいきなりコンテポラリーアートは
「感性のマッサージ」だと 単刀直入に分かりやす言葉で始まった。
多分日本の学芸員という肩書きや組織ではかなりの異端だと思った。
講演会のあとの懇親会で、自分がデザイナーとして関わっていることについて
どう思うか質問をしてみた。
これまた目から鱗のようなユニークかつ明快な答えが返ってきた。
とても有意義な夜になって、興奮して帰って来たことを鮮明に覚えている。
以来 ファンだ。

その長谷川さんが、東京都現代美術館に引き抜かれて
やっとご自身の思いを表現した企画展が開催されている。
人には薦めているものの、自分はまだ行けていない。
今回の番組は その裏側を追いながら、
彼女自身の言葉と素顔を紹介する内容だった。

今やスーパーキュレーターともよばれる長谷川さんは、番組でこう語っていた。
「どういう展覧会をしてきた、
 どういうアーティストといっしょに仕事してきたということ、
 そして、どういう方たちと話を積み重ねてきたかということだけが、私の財産です。
 つまり、キュレーターは、自分の『目』と自分が育ててきた『クライテリア』、
 つまり『基準』が、唯一の財産なのです。
 ほかにキュレーターにとって財産は何もないのですよ」

これから伸びるアーティストは 会えばはっきりわかる
と断言する明快さと自信がスゴイ。
あいかわらず、口から飛び出す語録も面白い。
ここに至るまでの「財産」を作り上げる信念が
最後の言葉に凝縮されてましたね。

「どういう状況にもかかわらず、そのことに対して不満を言うことなく、
自分のいる場所を、ユートピアにすることができる人だと思います」

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