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2008年2月23日 (土)

活動からのデザイン

Dscf0210

武蔵工業大学環境情報学部 小池情報デザイン研究室
平成19年度卒業研究展
LOQUACIS(ロクアキス)〜活動からのデザイン〜

〜2月24日(日) 11:00 ー 18:00

IID世田谷ものづくり学校 内「IIDギャラリー」
〒154-0001 東京都世田谷区池尻2-4-5

入場無料

明日は講演もあるそうです。
13:00〜14:00
タイトル:『「旅する会社」が創り出すデザインのカタチ』
講演者 :株式会社デジタルステージ 代表取締役 平野友康氏
定員  :先着40名 (11:00より整理券配布)

行ってきました。
3名の学生さんが,それぞれの研究の成果を説明してくれました。
今年から始まった研究で、コミュニティバスのあるべき姿を考察するためにまだフィールドワークをまとめた段階の研究、Squeakを教育現場に導入し学習環境をデザインするという3年間の試み、そして6年にわたる幼稚園をフィールドにしたパーソナルロボットのあり方を考える研究の3つを聞いた。
研究は時系列で進展していく内容なのだけれど、担当している学生さんにとっては「今」のプロセスや現象を一生懸命に説明してくれるのだった。それで、そもそもの目的や仮設、そしてフィールドワークででてきたことからの気づきの差はなんだったんだろう、という質問をしてみたのだけれど、ちょっと噛み合わなかった。
研究をまとめている段階ではとても余裕が無かったと思うけど、そこんところ、客観的に俯瞰して振り返ってみると、自分やったことの意味とかが理解できたりして、これからの糧になると思うんですけど。解ってくれたかなあ・・・。

唯一、Squeakの研究については、机の上に置いてあった修士論文の頭と真ん中と最後を読んでみて、パネルや机の上のPシミュレーションでは見えなかったことがよく解った。
この研究を進めた学生さんは、研究対象の当事者の問題意識を抽出し、それを解決、表現しただけでは、本質的な理解や提案に至らないこと、純粋な技術や社会的な関係だけではない、属人的な利害関係や(政治的という表現を使っていたけど)様々な要因が絡んでいることに気付いていました。このテーマに携わった期間やフェーズのステップアップがそれを可能にして、結果的に研究という以上に勉強になっていたと感じました。このことは 社会に出て必ず役にたつでしょう。

併設の小池研究室3年生後期展 でも「うつすためのデザイン」の二つの説明を聞きました。
これはアイデアというより、教育のプログラムの中で学生さんたちがどのような視点でどこまで幅広く,または深く考え、どう表現したかのプロセスを聞かせていただいたという感じ。
そこにいた二人の学生さんに質問したり、コメントしちゃったのだけど、ちょっと戸惑わせてしまったかなあ。
気づきから展開までの飛躍があって(課題をまとめなくちゃいけないんで当然だけど)、自分のことなんだけどその無意識や根拠については上手く応えられなかったのだけど、それにちゃんと応えようとしている姿勢と、ああ、そういうことですねと気付いてくれていたようだったので楽しかった。
パネルなどは先輩や仲間とのコミュニケーションがとても旨くいっているようで、とても解りやすくデザインされていたのは感心しました。

そうそう、たまたまこの展示会を見に来た人が、
「どういうデザインなの?」と学生さんに質問してました。
「活動からのデザインです。」と説明してましたが、「???」という感じだったので、やはり「カタチも考えましたし、最後の提案はインターフェースデザインなんですけど」みたいなやり取りをしていました。
こういうことも、自分達の研究の意味やプロセスをあらためて考えてみるいい機会になっているようで、こういう経験って大事だなよなあ、とあらためて思える場面でした。

他の学生さんは居なかったので聞けませんでした。
自分の研究について、学外の人の意見を受け止めるとてもいいチャンスなのに自ら
貴重な機会を逸してしまうのは残念だなあ。

そして、何よりGO SLOW CAFEでランチしようと企んでいたのだけれど
満員で、歯医者さんの予約時間も迫って来たので、IIDを後にした。
あ〜 保健室でランチしたかったなあ。

Dscf0209

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コメント

僕も土曜日に行きました、けどお会いできませんでしたね。。
残念です。

僕が、後輩たちのプレゼンを聞くときに、必ず「その提案、自分ならいくらで買うか?」って、質問するんです。

これって、kojicozyさんに、僕が初めてプレゼンしたときに、言ってもらった言葉なんです。

学外の方に、意見をもらいたくて、前日徹夜だろうが、飯食ってなかろうが、会場開いてから、終わるまで、時には終わってからも捕まえて、話して、話を聞いて。
なんでこんなに本気だったかは、実は、デザインへの熱さではないのですが(笑)、でも今の子は、なぜプレゼンしているかを理解していない子が多いですね。

うちの研究室が、生き残るにはこれしかないですから。
いかに、"伝わらないか"を知ることで、初めて他よりも考えるようになるのに。

投稿: nono | 2008年2月27日 (水) 00時43分

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展覧会のことを以下のブログに書いていただきました。ありがとうございます。私たちの [続きを読む]

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