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2008年2月15日 (金)

フェルメールブルー

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先週末、湯島天神へのお礼参りの際、千代田線に乗っていたら、ホームの反対側を青い特急列車が走り去っていた。
あの噂の新型ロマンスカーの試運転を偶然目撃できたようだ。

3月15日から、小田急の特急ロマンスカーが平日はビジネス特急、土曜・休日は観光特急として千代田線への直通運転を開始するという。 さらに休日は 年間30日程度「ベイリゾート」として厚木ー新木場間の直通も始まるそうだ。 

帰路、停車駅のひとつである表参道駅にもいつのまにか特急券販売機が設置されていることに気付いた。まだ、走ってもいないのに、稼働している。
1ヶ月前からの予約購入がはじまったのだった。 

平日の朝は、本厚木を6時28分発、表参道を7時17分、終点の北千住に7時47分の1本だけ。さすがに通勤のピーク時間に特急列車は走らせられないのだろう。早朝出勤の「出来るビジネスマン」向けか!?
帰宅時には、大手町で17時50分(唐木田行)、20時33分(本厚木行)、21時33分(本厚木行)と3本もあるので、繁盛しそうだ。

注目したいのは休日に運転される特急だ。
本厚木6時44分発、新木場8時04分着という「ベイリゾート」90号だ。
新木場は有楽町線で、千代田線じゃないのに・・?
調べてみたら、有楽町線には 千代田線の霞ヶ関から桜田門駅への連絡線があることがわかった。 車両検査を千代田線の綾瀬工場で受けるための回送線として設けられているのだが これを活用して時々乗客を乗せた臨時列車を走らせているのだそうだ。
厚木方面から東京ディズニーリゾートへの往復や、豊洲にも停車するからお台場方面への利便性を図るのが狙いなのだろう。

とにかく、地下鉄内を通勤電車じゃなくて ロマンスカーが走り抜ける! ということ事態 驚きの出来事だ。
さらに 驚くべきは、ボディカラーを「フェルメールブルー」と呼んでいること。
実際、千代田線の地下鉄の窓から、ホームの反対側を青い電車が通過していく風景は、新鮮だった。
ロマンスカーといえば鮮やかな「バーミリオン・オレンジ」のイメージが強い。 小田急のニュースリリースに 「地下鉄線内でも空と海の爽やかさ、明るさを感じさせる「フェルメール・ブルー」にロマンスカーの継承してきた「バーミリアン・オレンジ」の鮮やかな帯を配します。」とある。
フェルメールとは、いわずと知れた17世紀にオランダでレンブラントと並び活躍した画家だ。 フェルメールの絵に見られる鮮やかな青は、「ウルトラマリンブルー」という絵の具だ。 当時、金よりも貴重だった「天空の破片」とも呼ばれる「ラピスラズリ」という鉱石を原材料としている天然の絵の具で、通常の青よりの百倍高かったらしい。フェルメールはこの貴重な絵の具「ウルトラマリンブルー」をふんだんにそして印象的に使ったことで「フェルメール・ブルー」と呼ばれるようになった。

それが今度のロマンスカーの車体の色だ。
キャッチコピーが「2つの顔をもつ、青い、ロマンスカー
なんだか、小田急も力はいっている。
愛称は、多彩な運行が可能な特急列車という意味を込めて「MSE」(Multi Super Express)。
車両のトータルデザインは、すでにブルーリボン賞,グッドデザイン賞、IF賞などを総ナメにした 「VSE(Vault Super Express)」で実績のある岡田憲明氏だ。

間接照明と電球色LEDの直接照明などインテリアの話題豊富だ。
乗ってみたいなあ。
でもこれを利用する機会はまったくなさそうなので、せめて、地下鉄を疾走する姿だけでも、眺めましょう。

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