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2008年3月30日 (日)

グリーンライン

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本日始発から一般の乗客も乗れる通常運行が開始されたのが
横浜市営地下鉄4号線 グリーンラインだ。
この地に10年前に引っ越して来たのは、長女がt中学生になる頃の6年後には地下鉄の新線が開通する、という予想をしていたのだが、そこから4年遅れた。
着工以来順調に進捗していた工事に、3年遅れて高校になる時には、と期待していたが、日吉の手前の土地収用手続きなどが手間取ったようで、さらに1年遅れた。
そうはいっても無事開通したことは何よりだ。
今日は,一日乗車券を購入して、端から端まで乗ってみた。
この日付入り一日乗車券も記念になる。
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日吉駅は、満員の電車が到着するたびにコンコースに人が溢れるような状態だった。
ホームから1階上がった地下鉄の駅の改札の正面が東急東横線の改札口なので、乗り換えはものすごくスムーズ。迷うことも無いし、東急のホームへはもう1階上がるだけなので、非常に短時間で乗り換えが可能だ。
あざみ野で地下鉄からの乗り換えは、地下3階のホームから地下1階の改札に上がり、さらに東急田園都市線まで1階の改札から2階のホームまで、4階分の階段を駆け上がることになる。それに比べると、上下も平行にも半分以下の移動距離だ。

Dscf0561 日吉駅前ではなんと「チンドン屋」が笛太鼓を鳴らしていた。戦前から西側は東急が開発した住宅街、東側は同じく東急が誘致した慶応を中心に開発が進んだ古い街だ。田園調布の用に放射線上に延びた街路は狭く、車では近づき難いが、静かな住宅街を控えながら学生街でもあるので、今でもちょっとラビリンスな活気がある。


Dscf0558_2 一方の端の中山は、明治時代に我が国の最大の輸出品であった生糸を、生産地(長野・山梨・群馬)から直接横浜港に運ぶために、いわゆるシルクロードとして建設された横浜線の中間駅である。緑区役所もあるので、この地域の中心としてここも戦前からの古い雑然とした商店街が今も賑わっているようだ。南口駅前ののロータリーではミニコンサート、駅に通じる道路はどれも歩行者天国になっていて、屋台はどれも満員御礼状態の賑わいだった。

さて、難産なりにも 最新の鉄道建設、運営のノウハウもあると思い、いろいろ観察をしてみた。
線路1キロメートルあたり187億円。2300億円を超える累積赤字を抱える交通局にとってこれは高いのか安いのか。なんと、今のところ日本ではもっとも安価な地下鉄なのだそうだ。工事費が少なくてすんだのは新技術・新工法を採用、現場の状況に応じて工事方法を見直すなど、徹底したコスト削減に努めた結果とアナウンスされている。グリーラインの車両は大江戸線と同じリニアモーター駆動型の小型車両だ。地下鉄史上最も起伏のある路線だそうで、最大1000分の58(1000メートルで58メートル登る)というジェットコースター並みの急勾配を登るための対応と、トンネル断面積を小さくすること、駅も浅いところに作ることができるなどで工事費の大幅な節約を図ったという訳だ。
横浜市交通局の案内にも
「明るく見通しの良いコンコースや車いすの方でも利用しやすい幅の広い改札、 お客様休憩スペースの設置といった、利用するどなたもが安心・安全を実感できるユニバーサルデザインを心がけました。
また、自然光を取り入れるための工夫や壁面の緑化といった、エネルギー環境を大切に考えた工夫も凝らした、人にも地球にも優しい駅です。
各駅には、日本伝統の色を配した「ステーションカラー」を、市内鉄道で初めて導入しています。 」 とある。

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電車が駅に近づいてくると、ホームに面した壁にある二本のラインのイルミネーショが進行方向に流れるように点滅する。おそらく主に聴覚障害者に配慮した工夫だと思う。ホームのどこにいても、電車の到着が視覚的にわかる仕組みだ。健常者であれば駅のアナウンスやゴ〜〜という音、トンネルから押し出されてくる風で,電車が来ることは感じられる。視覚的には、「電車がきます」という案内表示はホームの2カ所くらいにしかないので、壁の端から端までを利用したサインというのは地下鉄ならではのアイデアだと思う。
もうひとつの役割は、全10駅に配色されたステーションカラーが窓から見えて、今どこの駅か判断しやすい配慮、ということもあるのだろう。

Dscf0563 実は、難点がひとつ。
経費削減と安全対策のため、全ての駅にホームドアが設置されていて、その高さを考慮した乗降客が見えやすい位置に照光式の看板があるのだが、広告としては見えやすくとも、電車の窓から停車中の駅の表示が見えないのである。見えるのは次の駅の表示だけ。(左画像参照)ホーム側は、ホームドアの格納部に表示があるので窓からよく見える。扉の両側にインフォメーションモニターがあり、そこにも駅名や走行中は所要時間などが表示されとても便利なのだが、今日の様に通路に人がぎっしりといると反対側の窓の外は見えないし、モニターも着席していると見え難かった。改善が必要かも。

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地上から改札、ホームへの導線は、かなり工夫、配慮があるように思った。

もともとニュータウン内はユニバーサルデザインに配慮された都市計画がされているので、広い道幅や歩行者専用道を利用すれば、駅やバス停まで段差無しでたどり着けるし、比較的新しい建築物がほとんどなので、戸口から電車まで段差無しが実現している。これは高齢者や車椅子利用者だけでなく、平均年齢が若い都筑区にとても多いベビーカーを押しながら移動する若いママさん達にとっても大変な好都合なのである。実はニュータウン内を運行している路線バスはすべてノンステップバスで、車椅子やベビーカーを固定する座席が確保されているタイプだ。実際にそういう場面に遭遇することもよくあって、運転手さんの手際もよく、また利用者も慣れている。住民がこの様な環境を知っていて引っ越してくることと、さらに住民や自治体、交通機関それぞれの意識が高まっていくという好循環なのかもしれない。今日驚いたのは、ホームと電車の段差と隙間がほとんどないこと。実際に車椅子の方が利用する場面に数度出会ったし、ニュータウンに多いベビーカーのまま電車に乗り込んでくる人にとってもこれはかなり便利そうだ。非常に些細なことの様で、足の運びに不自由な方、高齢者はもちろん、一般健常者にとっても非常に安心感がある仕様だ。

また、「横浜市営地下鉄は、全てが優先席です」がモットーで有名だが、なかなか現実は厳しいらしく、モラルやマナーの浸透のために、とうとうこのグリーンラインには平日の昼間、スマイルマナー向上委員というボランティアが車内に配備されて、利用客に席を譲ってくれるよう声をかけるのだそうだ。しばらくは乗客とのトラブルを避けるために、同時に警備員も付くところがちょっと哀しい。

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サイン計画は,多分 既存のブルーラインと同じ、GKグラフィックさんのお仕事と推察する。

実は、横浜市営地下鉄(現ブルーライン)のサイン計画は有名だ。1970年代に粟津潔氏によるブルーとイエローの鮮やかなコントラストのカラーアイデンティティと、現札幌市立大学長の原田先生がGKインダストリアルデザイン勤務時代に手がけたサイン計画は今でも新鮮だ。

ブルーライン少しずつ改良されているyぷで、今では日本語は新ゴ、英文はフルティガー、これにちょっと他の書体とはバランスの悪い韓国語の細い書体が付記されている。
乗車系はグリーン、降車系はイエローというのは定番なんだけど、もともとの路線カラーがグリーンなので、ちょっと紛らわしい反面、馴染んでいて自然でもあったりする。
これから少しずつ、改良されていくのでしょう。

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Dscf0547_2 建築的には、エスカレーターには見る方向によって透明だったり、すりガラス状に見えなくなったりというガラスフィルムが貼られていたり、ホームの駆け込み乗車防止のパーティション壁に網入りではない耐熱ガラスが使われていたり、という素材系が気になった。
もう少し、詳しく観察してみたいと思う。



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北山田に戻って来た時には、小雨が降り出していた。
桜の下で 朝から花見をしていた人たちも、花冷えにそろそろ退却の様子だった。

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2008年3月29日 (土)

祝!開通&桜祭り

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スイングガールズ達!
地元公立中学校の吹奏楽部なんだけど男の子は一人だった!
気持ちのいい青空の下で、ちょっと緊張気味だったけど
心地よい音楽に観客は楽しそう。こういう雰囲気がいいよね。
朝10時からスタートなのに、その時点ですでにスゴイ人出。

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風船も無料配布で子供達の長蛇の列。淡いピンクと原色のコントラストが楽しい。

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8時から横浜市営地下鉄4号線グリーンラインの開通式があったようで、結構ベタなくす玉が風に揺れていた。
今日は抽選で当たった人のみの試乗会。駅業務、運転手さんの慣らしですね。

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山田富士公園は桜の名所なんです。
お昼頃には暖かい陽気に誘われて、さらに人出が増して、どの屋台も長蛇の列、芝生も敷物を広げる場所がほとんどないような状態。みんな楽しそう。

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鷺沼駅前も桜のトンネルが出来ていました。
渋滞中の車内から、サイドミラーに映る桜並木を写してみた。

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2008年3月28日 (金)

お昼の散歩

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午前中、赤羽橋で仕事だった。
交差点を横断中に、急いでカバンからカメラを出して
足下まで見える東京タワーと桜のカットをパチり。

仕事を終えて、話をしながら同僚達と麻布十番まで歩く。
ちょうどランチの時間なので、いい匂いに誘われて通り沿いにある、
小さな定食屋さんに入ることにした。
が、5人は座れない、というので、本店にどうぞと
あの軽トラの向こう側ですと指差されたちょっと離れた店を目指した。
そこは「ひもの あん梅」というところだった。
昨日のとんねるずのみなさんのおかげでしたの「食わず嫌い王決定戦」で
郷ひろみのお土産がこのお店だった、とメンバーの一人がいう。

自家製のひものを備長炭であぶって食べさせてくれる。
1000円で極上の鯵の干物と、具沢山のみそ汁、小鉢と あつあつのごはん。
疲れた身体がほっとして、日本人にうまれてよかったあ、と思える。

店を出てから、せっかくだからついでに浪速屋の鯛焼きをお土産に買おうと
歩いているおばちゃんに場所を聞いた。
誰も並んでいないじゃない、とお店を覗くと、
今注文すると1時間後にとりにきてください、とのこと。
そうでしたか、とみんなですごすご帰社することにした。
このあと、六本木ヒルズでメンバーと別れ、我々は西麻布まで歩いて帰った。

気持ちのいい、お昼のお散歩でした。

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ロケ

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昨夜の帰宅時、 自宅のあるマンションの手前で
緑道が煌煌とした明かりに照らされて、通行止めだった。
暗いのでよく見えないが、ロケバスからかなりの数のスタッフにやじうま、
発電機やら照明やら、モノモノしい雰囲気。
テレビのロケらしい。目が悪いのでよく見えないながらも 大杉蓮らしき人が・・.
多分、春の新ドラマの撮影でしょう。
もう一人 若者がいたが、顔をみてもおじさんはわかりません・・・。
住宅街なので人通りも少ないにもかかわらず、
ケータイ片手にドンドン近所の若い女の子達が集まって来てました。

上の写真は、今朝同じ場所を通ったら、
街路灯の上に照明を取り付けるための支柱がそのままになっていた。
上から地上まで、電源の延長コードも付いたまま・・・。
夜には撤収されていたので、昼間作業車が来たのでしょう。

このあたり、ロケが多いです。
ニュータウンなので、街並が整然としていて絵になること、
道路が広くてロケバスなどの路上駐車に困らないこと、
緑道は幹線道路から少し入っているし、
マンションや公共施設も敷地がゆったりしているので、
大勢のスタッフや機材,照明も目立たず野次馬の来襲、交通整理が楽なこと、
そして、東名や第三京浜を使えば都心からも交通の便が良いことが
その理由なんじゃないかと推測している。

この1年、町内だけでも
ユニクロのCM、パパとムスメの七日間、ライアーゲーム、喰いタン2などなど。
我がマンションでもこの10年の間に、ズームイン朝の生中継、アースジェットのCM撮影、
映画「アナザへブン」の撮影などがあって、
その度におびただしい機材やらスタッフが早朝から深夜まで文字通りほぼ終日
立ち働き、俳優のプロ根性も目の当たりした。
あとで使われている場面は30秒とか、長くて二分程度。

昨夜も日付が変わる頃までいたようだけど・・・。
4月からのドラマをチェックしてみよう。

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2008年3月27日 (木)

新装オープン

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昨日駅ビルが新たにオープンしたばかりの新横浜駅を利用した。
朝から、ガードマンや案内係が多いなあと思っていると、ビッグカメラの開店セールを目指して、既に長蛇の列が出来ているのだった。すごいなあ。

帰路に店内を覗いてみると、結構な賑わいだ。
10階から上階は4月1日オープンのホテルになっている。
ホテルのエントランス階となる10階は吹き抜けのアトリウムになっており、
オーバカナルが経営するブラッスリーやカフェがあったりして
駅の乗降客を目当てにした低層階の飲食店や物販、ビッグカメラの喧噪とは全く異なる静かで落ち着いたパリの街角のような雰囲気を醸し出していた。
ちょっとした穴場です。

それにしても、新幹線は春休みとあって、満員。
ホームも車内も子供連れが多いです。
ビジネスでご利用の方々は、ご承知置きの上、おおらかな気持ちで行動しましょう。

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2008年3月26日 (水)

新緑

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朝から青空が広がり、気持ちのいいうららかな春。
通勤路にあるケヤキの大木を見上げてみたら、いつのまにか、すっかり新緑が芽吹き、
生まれたてのやわらかな緑がゆらゆら気持ち良さそうにしていた。

低木も近づいてみれば、枝の先に蕾のように小さな緑がたくさん付いている。
東京には、こんなに桜がったのか、と思わずにいられないほど
桜色に染まるこの季節、その後にはあという間に緑に覆い尽くされていく。

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2008年3月23日 (日)

読書

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まもなく今年も四分の一だ。
今年に入ってから今までに読んだ本、読みつつある本、読もうと思って買った本を積んだ。
本屋の店頭で目に入って来た本、書評を読んだりブログで紹介され、早く読みたくて本屋を数軒回って手に入れた本、同僚から薦められた本、いろいろです。
雑誌は除く。

通勤や移動の電車の中は、貴重な読書時間であり、頭の中の整理の時間なのだが、
疲れていると座った途端曝睡、または音楽に浸って現実逃避、となってしまう。
そうはいっても、次が読みたくて楽しみになる本ばかりで、結構読書は進んでいます。

これから読みたい本、

デザイン・インスパイアード・イノベーション
ウェブ時代5つの定理

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署名

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現在の最寄り駅で、春祭りが開催されていた。
陽気がいいので、家族で散歩がてらお昼にでかてみた。
すごい人出だ。お昼時でもあったので、屋台は行列だ。

で、見かけたのが写真の署名活動。
ちょうど、小学校を卒業した次女も一昨日、友人達4人でディズニーランドに行って来たばかりだ。たまプラーザからの直行バスに乗るため、家を6時前に出た。バスの始発は6時45分だ。金曜の平日とはいえ、同じような卒業式を終えた小学生を中心に始発のバスに乗るために300人が列を作っていたらしい。始発から5分間隔で増発され、なんとか7時前の3台目に乗れたのだそうだ。

いまだ若いファミリー世代の人口増加の著しいニュータウンからは、田園都市線のたまプラーザからしか直行バスが無く、横浜に出るとさらに混むため、上記の画像のような署名活動となっているらしい。実は 羽田空港行きの直行バスも、5000人の署名が集まり、その後の許認可業務もスムーズにあっという間に実現したんだそうです。

第3京浜、東名川崎インターと 交通の便も良好な地の利なので
ぜひ、成田行き、TDR行きの直行バスは早期実現をして欲しいと思って、署名した。

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2008年3月22日 (土)

元気

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土筆を見つけた!

昨日は有給休暇をとったのに、今日は休日出勤。
といっても、元気がもらえるから楽しみな一日だ。

一昨年の今頃の土曜。
ほぼ3週間ぶっ続けで休日出勤していて、
その最後の休日出勤がこの恒例のイベントだった。
疲れも吹っ飛ぶ程、すっごい元気をもらった。

昨年の今頃の土曜。
2月下旬に熱出してぶっ倒れて、
その後壮行会、送別会、懇親会が続いたため体調不良で
3月の行きたかった展示会、卒展、イベントも
すべてやめて週末はおとなしくしていた。
そんな中でやはり体力温存して臨んだ週末の学生さんのプレゼンに
やっぱり元気をもらった。
いい悪いとか、優劣ではなく、もう個性の出し合い、ぶつかり合いなんですね。
どれだけ,たくさんのことにお互いが気付いて、刺激しあって、
成長できたか、そんな時間を過ごせた証が、参加したメンバーの清々しい笑顔から
伺い知ることが出来た。

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2008年3月21日 (金)

連休の狭間

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飛び石連休の狭間、有給休暇をとった。
久々の連休であり、平日の休みである。
貧乏性なので、朝から予定をぎっしり入れて実行した。

朝、妻を職場に送り、そのまま朝一番で歯医者さん。
その後、リサイクルショップへ不要品やらを売りにいったり
スタッドレスからノーマルにタイヤ交換などをして、
午後にやっと車を車検にだす。

久々にディーラーに行った。
現在乗っている車は6年目に入るのだが、多分今まで乗った車で一番長くなりそう。
プジョーは3台目、13年目である。
最初のプジョー306を購入した営業マンから10年以上にわたり、3台を購入して来た。
まさにディラーからというより、営業マンから車を買っていたというに相応しい付き合いだった。Mr.プジョーと呼ばれた彼は、新規出店の店長まで勤め上げたながら、その後嘱託となり、昨年サラリーマン人生に終止符を打って隠居した。今はお孫さんの面倒を見ながらの好々爺生活のようだ。
今のプジョ−307SWは、2003年の3月に日本に輸入された。ちょうど、アメリカのイラク侵攻の頃である。購入を決めたのは前年の秋だったが、その影響で船便がスエズ運河を通れず、横浜港への入港が大幅に遅れることがわかり、まだ発売間もなく入荷量も少ない中から融通を利かせて押さえてくれた1台である。
いろいろと他にも無理を言ったのだが、快く対応してもらって、無事納車された時はお互いに歓びもひとしおだったのを今でもはっきり覚えている。

彼のいなくなったディーラーでは、入れ違いで店に配属された若い営業マンが対応してくれた。なかなか丁寧で真摯な対応に安心する。
営業マンにしては無口な方で、私の一方的なおしゃべりで、今年の5月に次世代207SW
が発売されること、今の307の売れ筋SWの後継308SWはつい先頃のジュネーブショーで発表になり、秋には欧州で発売、日本には来年頃だろうという話が聞けた。
今年の5月に発売が開始される207SWは、大型化し、現行307にサイズ的には近くなってしまったようだ。
そして、日本中のプジョーディーラーの中でも、この小さなお店が全国で3番目の販売実績を誇っているそうだ。(1位は目黒、2位は京都だそうだ)
今年はちょっとふるわないそうだが、自分の住んでいるこの地域でやたらプジョー車を目にする機会が多いのも納得がいった。

私はピニンファリーナのデザイン時代のプジョーが実は好きだ。ピニファリーナのエンブレムが冠された306カブリオレ、406クーペはとても美しいフォルムだった。エンブレムはついていなかったが、406、306、106と一連のシリーズもピニンファリーナの手によるものだ。最初にプジョーを購入したのも306のデザイン性と、猫足の乗り心地に魅了されたからだ。
現在の世代のデザインはプジョーインハウスのデザイナーによるものだ。
デザインセンター長のジェラール・ヴェルテールらが307から始まり407、207と続いた「フェリーヌ」と呼ばれるネコ科っぽい顔つきをデザインの大きなアイデンティティとして、ダイナミックなフォルムとともにその進化させてきた。308でもっとアグレッシブに特徴的になっているようだ。昨年発表されたコンセプトカーの308RCZまで進化してくると美しいと思えるが、現状の市販車レベルでは、好き嫌いもはっきりしてくると思う。

最近、若い人は車を買う、ということにあまり興味が無いと聞くし、実際 ほとんど話題にならない。でもね、車のデザインって、やっぱりスゴいことなんですよ。
これだけで、くらでも語れますよね。

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2008年3月20日 (木)

ユキヤナギ

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昨夜から雨が降り続き、今日は大雨注意報が出る程だ。
日中の気温は上がらないが、樹木の先からが若葉が芽を吹き、蕾がほころびはじめている。

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2008年3月19日 (水)

歌の力

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今日は 午前中に半休をいただいて次女の卒業式に出席してきた。
正式には平成十九年度 第12回卒業証書授与式。 
創立12年目の12回目の卒業生だ。

ちょっとひんやりする会場(体育館)に座って待つ。
「1組 入場!」の掛け声とともに、会場にワーグナーの歌劇「ニュールンベルグのマイスタージンガー」前奏曲が勇壮に流れる。先生を先頭に子供達が晴れやかな顔をして一人一人入場してくる。音楽はもちろんCD。そして2組の時はビバルディの「四季」から、3組はまた高らかなファンファーレが響く。ワーグナーの歌劇「タンホイザー」から第二幕第四場の大行進曲だ。娘に後から聞いたところ、それぞれの担任の先生が自分の好みで選曲したのだそうだ。ちなみに2組は女性の担任、1組と3組は男性でした。 

こども達の表情は、多くは誇らしげでニコニコ、ちょっと緊張気味。
服装はほとんどが白いシャツにブレザー、女の子はそれにスカート、男の子で詰襟制服はたった一人だった。

君が代、横浜市歌、校歌と続く。
校歌はZARDのヒット曲で有名な織田哲郎の作曲だ。
小学校のすぐ近くに住んでいて、娘さんが通っていた縁で作曲してくれたそうだ。
非常に親しみやすく美しいメロディラインと、「優しい心」「思いやりのある心」「気高いここ心」をあらわした歌詞とともに「光と風に包まれて」というテーマの校歌は、何度聞いても素晴らしい、自慢の校歌だと思う。名曲です!
長女の入学式からもう何十回も聴いて来たので、そらで歌える。
ここでもう、うるうるきてしまう。

一人一人、名前を呼ばれ、壇上に上がり、卒業証書をいただく。
昔から何も変わらぬ、卒業式の本来の目的だ。
ここでパフォーマンする輩もおらず、滞り無く終わる。
長女の時は、受け取る表情を校長の後ろからカメラマンが撮影していたのだが、
なんと、後日、全て失敗しました(露出不足)ということで、後から500円が返却された。お金の問題じゃないと思うのだが。信用を失墜した出入り禁止ですね、その業者は。
式が整然と執り行われるよう、最初に拍手は児童の入退場の時のみ、
撮影は後方の席から座ったままと指示されているので、
運動会と違ってその写真の価値は大きいのです。
今年は、舞台上手の客席から見えないところに三脚を立て、ストロボをたいていた。
4年前の失敗を教訓にしているのか、違う業者なのかはわからない。

そしえ祝辞は校長、教育委員会の指導主事とPTAの会長さんの3人。
校長先生は元マラソンランナー有森裕子さんの「よろこびを力に」という言葉を贈る言葉としてのお話。校長先生のお人柄やお話の上手さがその学校の雰囲気を決定づけると、私は長女、次女の10年間、3人の校長先生を通じて実感した。失礼ながら、丁寧な語り口ながら、今の校長先生のお話は上手くない。冒頭で、いきなり有森さんはバルセロナオリンピックの女子マラソンで2位となり”銅メダル”を取りました、と平気で間違えてしまった時には、思わず妻と顔を見合わせてしまった。
教育委員会の方の挨拶は、まさに表面的なお役所仕事のような内容で、全然心に響く言葉がない。一斉に卒業式が行われているのだから、あなたはこの学校、という感じで派遣されて来たのだろうから、いたしかたないが。
PTA会長は、ご自身の子供が卒業されるのに来賓席でそれを迎え、さらに話の内容は子供目線の言葉とやさしい普通のスピードと語り口で保護者にも子供達にも一番心に響いた。
子供達が卒業できたのは、学校関係者、PTA、地域の方々の「おかげさま」ということもよく伝わったと思う。さすがであった。

そして、3月に入ってずっと練習をして来た卒業生と在校生のおわかれの言葉。
ひとりひとりが1年生から6年生までの出来事を呼びかけ、結びに全員で唱和する。
小さい規模の学校だからこそ一人一人の言葉が響きます。

卒業生と在校生のことばの間には歌が歌われます。
今の卒業式では「仰げば尊し」も「蛍の光」も歌われない。
感謝や惜別を表現した曲よりも、未来や希望をテーマにした曲を歌うことが、まさに時代を反映しているなあと思う。

歌われたのは以下の3曲。

 

「この星に生まれて」 NHK「生きもの地球紀行」のエンディングテーマ
「夢の世界を」小中学校の合唱コンクールや音楽会等で結構頻繁に歌われている曲だそうです。
「この地球のどこかで」最近の卒業式で定番になりつつある曲だそうです。

5年生と6年生によるとても澄んだ声の合唱が、体育館いっぱいに響き渡り、
感動の波がどんどん広がっていくのが体に伝ってくる。
前列の母親はもちろん、隣の父親も、前の父親も ハンカチを出して涙を拭いていた。

そして最後に、5年生全員がリコーダーでエルガーの威風堂々をユニゾンで延々と演奏する中、6年生が一人一人、退場していった。

非常にシンプルで端正な卒業式だった。
長女の時は、退場時には女の子がたくさん泣いていたり、男の子も目を真っ赤にしていたものだが、今年は誰も泣いていなかったのが、逆に印象的だった。

椅子の片付けが始まり、集合の記念写真を撮る、という前に、会場を後にした。
校門を一人で出る時に,二人の娘が10年間お世話になったこの小学校の門をもうくぐることもないかと思うと、さすがにちょっと寂しい気持ちと感慨深い思いがわき上がって来た。

駅に着くと、同じように小学校の卒業式に出席し、午後から仕事に向うサラリーマンがいた。
ホームで携帯で「今、卒業式が終わりまして、これから向いますから」と大きな声で話をしていたから解ったんですが。
思わず、あなたもですか、 とちょっと心の中でつぶやいた。

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2008年3月18日 (火)

ワークプレイス

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職場が今の場所に引っ越して明日でちょうど1年が経過する。
一日のうちの大半を過ごす職場の環境というのは、とても大切なはずだ。
そこでそれぞれの人が活き活きと働き、成長していくためには、その場所に刺激のあることが重要だと思う。刺激が変化を生み、変化に対応することで人は成長する。
常に好奇心と行動力のスイッチが入って頭と体が反応している環境が理想的だと思っている。

オフィスにはワークプレイスという物理的な環境と、そこで過ごす人々という環境、そして仕掛け、3つの要素があると思う。
毎日に何かの変化が起きているような刺激のある職場とするために、 人の行動を考えた什器や通路、ミーティングスペースのレイアウトといった物理的に偶発性を誘発する工夫、その偶発性によって人同士がコミュニケーションしたり、それをポジティブに意識できる人、そうでない人に配慮し、自分の席に座って見える風景や気配、ミーティングできる場所 している場所からの風景や気配 などを感じさせる工夫、そして物理的な環境と人の環境をアクティブにするための共有の設備 モノと自席の往復の導線上への視覚的、触覚的に入る情報などの仕掛けを施してきた。

人にとって決して 刺激、変化というのは楽ではない。その変化に適応しようという努力が成長なのだから。疲れてしまうという人もいる。
一方で、その努力が楽しくて、面白くて、振り返って成長を感じた時にまた次へのモチベーションが生まれるという好循環が心地よい人も居る。多分その状態が、本来の「元気」ということだと思う。
こういうポジティブな人は 組織に2割、その2割が残りの6割をその気にさせたり、気がつかせれば大成功。 後は時間的経過の中で触媒が起こっていく。

でも人は、変化を好まない。安定が好きだ。
自分の目の前の仕事の効率を優先する。自分が好きだ。
場所としての環境が変わっても、何も変わらない、と言う人も存在するし、
変わったことでの便利さよりも不満をアピールする人も多い。
その矛盾を解決することは難しい。

窓割れ理論を実践するように、机や椅子の乱れ、やりっ放しを気付いたらすぐ直して歩く。

本当は、自分だけとか、損得ではなく、他人と共感しあって
一人ではなし得ないコトをみんなで成し遂げた達成感の歓びの方が
何倍も嬉しいということに気付いてしまうと、矛盾が矛盾でなくなるのだ。
そう、自分の意志と協調のバランスがとれてくるはずなのだ。

それを実践する場として1年がたったのだ。
慣れてしまうことで 現状のへの不満が優先してきていまうのも致し方ない。
それでも、変化の兆しは確実に実感できている。
可能性を感じている人もたくさんいる。

一方で、地に足の着いた成果を優先する合理性を正論に
目前の課題に多くの時間を費やすことに目を奪われがちで、
せっかく積み上げて来た本質的で将来への布石となる取り組みを
疎かにしてしまう傾向も出て来ている。

まさに次の変化への正念場だ。

尽きるところ、変化を起こすのは人なのだ。

私自身は多かれ少なかれ
自分に刺激を与えてくれる人と刺激のある出来事が
自分を成長させてくれていると実感しているので
それを大切にしているつもりだ。

だから 自分も刺激を与え、出来事を起こしていく人になろうと思う。
次の一手の仕掛けを考えている。
それが楽しいから。

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2008年3月17日 (月)

寒緋桜

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表参道から西麻布までの通勤途中にある官舎の庭先で寒緋桜が咲き始めた。
朝日を浴びて、蕾がほころぶ様子が艶やかだ。

先週から、袴姿の女性を見かける。
突然 美容院から飛び出して来て、店員さんに見送られてタクシーに飛び乗ったり。
卒業式シーズンですね。
暖かな日射しとともに、目にも鮮やかな色が日に日に増して来ている。

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2008年3月16日 (日)

おいしい春の風物詩

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今年も知多半島の親戚から「こうなごの釘煮」が届いた。

瀬戸内海の明石では「いかなごの釘煮」として有名。
知多半島ではこうなご(小女子)と呼ぶ、ことは昨年のこのブログにも書いた。

いわゆる佃煮だが、
この時期、小女子漁が解禁になる。
市場に水揚げされたばかりの新鮮な小女子を8kgも買ってきて
2kgずつ4回に分けてじっくり炊き上げてくれたのだ。
家中に甘くて香ばしい香りが数日立ち込めて大変だったそうだが、
皆が毎年おいしい、おいしい と言ってくれるので
それを励みについがんばっちゃうんだそうだ。
ありがたいことです。

贈り主は「箸休め」だから、と謙遜するが、
週末に我が家では 家族みんなで、あったかい白いご飯にたくさんのっけて、
主食のように贅沢にたっぷりいただいた。
ご飯がいくらでも食べられます。
それほど、塩梅がよくおいしいのです。カルシウムたっぷり摂取。

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春うらら

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春うらら。
雲ひとつない快晴。
青空にぽっかり上弦の月が。
小さな子供達は、もう水遊びに夢中です

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シューベルト三昧

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今年もゴールデンウイークに東京国際フォーラムで開催される音楽祭、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」の前売りが始まった。

今年のテーマはシューベルトとウイーン。
ちょっと地味かなあ、なんて思っていたが、
有料公演のタイムテーブルを一覧してみるとなかなか興味深い。
あれもこれもとチェックが増える。
一流の演奏を、気軽にハシゴ出来るカジュアルさはとても魅力的だ。
これに丸の内周辺のビルのアトリウムや街角での無料コンサート、
屋台での食事など街中が音楽のお祭り気分になっていて、
この1週間だけクラシックのテーマパークのようになる。

今年も家族の都合が合えば、一日たっぷり音楽三昧の楽しい豊かな一日を過ごせそうだ。

そういえば、茂木健一郎著の「すべては音楽から生まれる」(PHP新書)を
読んだのだが、実はこれ、ラ・フォルネ・ジュルネのオフィシャルグッズになっていたとは知らなかった。
なんだか、プロモーションも随分手が込んで来ているのだった。

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2008年3月15日 (土)

赤いナショナル

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朝から、子供達の部屋のレイアウト変更で、机、ベッド、チェストを移動した。
二段ベットの解体、再組み立てと照明の入れ替えまで、男は私一人なので、大活躍である。
壁にぶつけない様、腰にこないように、普段使わない筋肉を使いまくりでもある。

なんとか、夕方には無事終了。へとへとである。
娘達はそれぞれに独立した環境が整って 大満足の様子だ。

こういう時は大掃除の様になるので、
滅多に見ない資料や埋もれていた古いモノが登場、
ついつい思い出に浸って、お宝を見たり、話をしているだけですぐ時間がたつ。

妻の30年前の電子チューナーが出て来た。
9Vの角型乾電池のデザインが懐かしい。
赤いNationalの乾電池は 店頭でブランドアイデンティティを放っていて、
この9Vは トランシーバーとか、業務用の電池って感じでかっこよかったなあ。
NEO Hi-topと言う黒いタイプもあったが高かかったから、
やっぱり赤いタイプは庶民的で馴染みがある。

この赤いタイプ、それにこのナショナルマーク、今は決して手に入らないから
液漏れせず良好な保存状態なので、貴重なコレクションだ・・。

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2008年3月14日 (金)

Thanks!

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2008年3月13日 (木)

ピーク!

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昨日の午前中と今日は終日、研究所。
昨日は、目が痒くてお昼頃には目を取り出して洗いたいくらいだった。
何だかボーッとしてくる。
今日は少し楽だが、どうもむずがゆい。
夕陽に染まる箱根の外輪山も、黄色味の多い橙だ。
花粉飛散(悲惨!)の、ピークを迎えているのが視覚的にもわかる。

いやいや、私は花粉症ではなくて、埃っぽいのに反応しているだけです。
と自分に言い聞かせて、花粉症であることを認めません。
認めたら負け、(勝ち負けなのか!?)で 一気に弱りそうだから。

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2008年3月12日 (水)

スムース。

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3月15日のダイヤ改正にむけて、そして26日の駅ビルオープンに向けて
新横浜駅は通る度に進化中。

東京側に改札が新設され、一時閉鎖されていた大阪側の元の改札もオープン、
改札が2カ所となって混雑が大幅に解消されたし、
横浜線、市営地下鉄、新幹線それぞれからの乗り換えも導線が整理された。

そして何より広々したコンコース(交通広場というらしい)がオープン。
学生達の集団が待機していてもお互い邪魔にならなくなった。
まもなく、日産スタジアウムや横浜アリーナへと繋がる
歩行者用ペデストリアンデッキとも結ばれるようだ。

駅舎の改良、駅ビルの建設、駅前広場の拡張整備という
3つのプロジェクトを一括して推進して2005年7月に着工。
建築設計はJR東海と横浜市、日建設計。大変な調整業務だったろうなあ。
おかげで一気にアクセシビリティへの配慮が進んだ、最新の駅に生まれ変わる。

JR東海、東海道新幹線といえば、スムース。
このキャンペーン、広告、非常に気になる。

始発列車が、朝6時 一斉に東京、品川、新横浜を出発する!というわかりやすさ
とともに、白とN700を基調にした清潔でシンプルなビジュアルも印象的だ。

エスカレーターの手すりまでを利用した展開も含めて
徹底的なビジュアルコントロールのこだわりを感じる。

今日は、午前中、自分も仕事ながら
照明とバリカムカメラ、監督とカメラマンに囲まれて
ほんのちょっとだけ、俳優気分でした。

2時間かけて、多分1〜2秒のカットなんだろうけど
プロの映像の「こだわり」を瞬間だけ感じただけでも勉強になった

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2008年3月 9日 (日)

MUJI考

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無印良品というブランド、世界的には「MUJI 」だが、日本では「無印良品」。
東京ミッドタウンのショップは世界向けの店舗だから日本で唯一の「MUJI」ショップだ。

私たちが、日常的に商品を見、購入する店舗は「無印良品」
四文字の漢字のインパクトに注目して、国内は「無印良品」に一本化した原研哉氏の見識も見事だ。
雑貨、家具、衣料など少なくとも私の周囲では、無印良品が全くない人は居ないと思える程、日本で暮らす、我々の生活にすっかり溶け込んでいる。

元々は 既存ブランドに対するアンティテーゼが基本コンセプトでスタートした無印良品も、いまや、ムジラーと言われる熱狂的なファンすら存在する、立派なブランドだ。
まだまだコンビニが珍しかった1980年に西友やファミマで商品を売り出し初め、1983年6月に青山に1号店をオープンしてまもなく25年、進化拡大してもコンセプトにブレが無いのもスゴイ。壮大なるチャレンジを深く考えながら「愚直」に押し進めているところも共感を呼んでいるのだと思う。少なくとも私はそうだ。

ミニマリズムを体現するかの様に機能を追求し、そこに審美性をきちんと備えたデザインは、決して無機質ではなく、強いメッセージ性も兼ね備えている。
日本の引き算の精神的文化の象徴の様でもあると思う。
詫び寂び、とまでは言わないが、畳、布、器といった非常にシンプルな表現やモノから多様性や広がりを見いだす力を兼ね備えていて、ごく自然に共感しながら使いこなしてしまうのだろう。だからMUJIではなく、漢字四文字のブランド化 にこだわる姿勢が見事だと思うのだ。
デザインというのは、本来、ワクワクするものである。
精神を豊かにするものだから。
だから、無印の商品はデザインされていないのではなく、デザインされているからこそ、それを使うことにより、日常の広がりを想像できる余地にワクワクするのではなかろうか。

無印良品のお店に行く時は、すでに無印良品というブランドを選択している。
無印良品を好んでそのお店に行く人と、他をいろいろ見て比較して、結局無難だからと消去法の末に行く人と居るのだろうと思う。
結局どちらもその機能とデザインの両立にある意味期待しているのではないか。
店舗で商品を購入する時、薬局で多くの歯ブラシのデザインから自分の好きなものを比較して買うとか、文房具店で同じ機能のボールペンの中から選ぶという状況とは全く異なる。
無印良品の店舗では、商品は自己主張していない。
だから、商品を選ぶ、という行為が基本的にはないのだ。
(最近、ちょっとカラーバリエーションのある商品が増えてきたけど)
選んでから、無印のお店に来ている。
消去法で来店した人は、実はリアルなお店にもネットショッピング上でも、あまりにも多くの商品が溢れていて、「もう、どれにしていいのか解んない!」となっちゃってるから、無印なのかもしれない。だから、無印を選択して来店する。

ここで肝心なのは、ノーデザインが付加価値になっている、というのは間違いで、個性を主張しないデザインが個性を持っている、ということだ。
「デザインしないこともデザイン」というひとつのアプローチがブランドとして確立され、世界でその価値を認められつつある、希有な成功事例だと思う。

いずれにせよ、絶対価値を築き上げるマーケティング戦略、丁寧な商品企画は、様々な気づきを与えてくれる。
無印良品の店舗は、商品やそのディスプレイ、来店している人を見ているだけで宝の山だ。

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杉の花

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画像を見るだけでくしゃみが出て、目が痒くなりそうである。

例年以上にスギ花粉の飛散量が多かった一昨年あたり、少し目が痒くなった。
昨年は非常に少ない年だったので何事も無かったのだが、
今年は先週あたりから目が痒い感じがする。
ここで花粉症と認めてしまうと、一気に花粉症になってしまう気がして、
風が強くて埃っぽいから、ということにしている.(意味があるのか。。)

お彼岸を前に、お墓参りに出かけた。
高尾方面なので、杉花粉のメッカに立ち向かうような無謀な行動だ。
墓地のすぐ横にまで迫るスギの木立の下からその正体を撮ってみた。

今日は、春うららの暖かさで、一気に花が咲きそうな陽気だ。
幸い風はほとんど吹いていなかったので、
空が黄色く染まるような状況ではなかったが、
なんだか、杉の花は満開の様子にただならぬ雰囲気を感じる。

それでも、くしゃみが出る訳でもなかったので
まだ花粉症ではないのだ。(と、自分に言い聞かせている)

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2008年3月 8日 (土)

柱の傷

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柱の傷ならぬ、キリンの身長計に娘達の成長の後を刻んでいる。
社宅住まいから始まったので、柱は一緒に引っ越せないから。

娘達のの誕生日は,同じ日なので、誕生日に一番近い週末に、私が計る。
長女は4歳から、次女はちゃんと立てるようになった2歳からの成長の記録だ。
高校生の長女は前年比0.5cm。次女は7cm。
長女が次女と同じ年齢だったときは10cmを記録した。
この頃は、1年で10cmも視点が高くなるって、物理的にも、精神的にも凄い変化と成長だ。
0.5cmの変化も、精神的に実は計り知れない成長を感じさせてくれるこの1年だった。

妻が,いつ追い越されちゃうかなあ、というので、目標値設定のために
ついでに身長を測る。

あ〜だこーだと、ワイワイ身長計の前でおしゃべりに華が咲く。

恒例行事に楽しみながら素直に協力してくれる娘達にも感謝だ。

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まんさく

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今日は暖かい。
まんさくの花が咲いていた。
まんさくは、春に他の花に先駆けて咲くので「まず咲く花」がだんだん転じて
「まんさく」になったとのこと。
いよいよ、色鮮やかに花達が咲き、芽吹きが感じられる春本番の到来だ。

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2008年3月 5日 (水)

娘達の誕生日

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ちょっと打ち合わせが早く終わって
(といっても20時を回ってますが)
ミッドタウンのガレリアを覗く。

ミッドタウンのMUJIのディスプレイはもう桜だ。
とらやもさくら一色だ。

とらやのさくら展
〜3月18日(火)
11:00〜21:00
とらや東京ミッドタウン店(ミッドタウン・ガレリアB1F)
入場無料

展示してあるのは桜の和菓子とその木型。
羊羹や押物の和菓子を作るための木型は、固く目が細かいということで、
桜の木なのだそうだ。
そして300種あると言われる桜の中から、代表的な桜の写生画が壁を彩る。
一足先にお花見が楽しめます。

昨年の今頃のこのブログは暖冬を象徴するかの様に
ユキヤナギやコブシの蕾がほころび、
沈丁花、山茱萸 (さんしゅゆ)、まんさくの花が咲いた様子が書いてある。
さすがに梅は満開だが、ほかの花達はまだまだだ。

今日は娘達の誕生日だ。
偶然だが、姉妹で同じ誕生日。
昨夜、ちょうど日付の変わる頃帰宅したので、
期末試験が終わってリビングでテレビを見ていた長女に
帰るなり「お誕生日 おめでとう!」と言った。
「まだ2分前じゃん」とケータイを見て応える。
確かに11時58分・・・。ま、照れ隠しでしょう。
今朝、7時過ぎに起きてきた次女にいきなり
「お誕生日 おめでとう!」と言う。
嬉しそうだ。そう、今日は友達が来てくれてお誕生会があるからだ。

帰りに ちょっと面白いバースデーカードを見つけたので買った。
帰宅して、二人にそれぞれ渡す。
「かわいい〜〜〜」と喜んでくれた。

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2008年3月 2日 (日)

メンテナンス

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自宅のマンションの大規模修繕工事が本格的になってきた。
週末ごとにバルコニーにあるものを片付けて移動させたり、
エアコンのケーブルカバーを取り外したりとなかなか手間がかかる。
バルコニーというのは専有部分のつもりで実は共用部分なので、工事の時はオーナーの責任で全て撤去しなくてはならない。
積立金は、区分所有者が自分達全員の財産を守るために、共用部分の維持管理に使われ、そこに住む住民はそれに協力する義務がある。
とまあ、杓子定規なことを言ってみたところで、まあ、日常に支障を来すのを我慢しなきゃいけない訳で、住民からはいろいろ文句やわがままも出てくる。
住民は初めての経験で不安だし、面倒だし、だからといって資産は守りたいし、楽をしたいし。
そこを見越して、修繕工事の専門業者は綿密な計画を事前に示しながら、さらにきめ細かく住民とのコミュニケーションを図り、管理組合もスムーズに事が進むよう間にはいって周知や意見の吸い上げの仕掛けをしたりと、なかなか用意周到で頼もしい。
幸い、モノを移動して一時的に保管しておく場所は広く、多くの各戸からも見えるので、週末ごとに台車をガラガラ押して、みんなどんどん移動し始めていて協力的だ。
そうはいっても、細かいところでは判断に迷ったりすることが次々出てくる。
だいたい、分譲時に見栄えや売らんがためのオプションのような設備は、このような時に足かせや、撤去復旧など追加費用の対象となるようなものが多いことに初めて気がつく。
なるほど、シンプルな造りで、土地に余裕があることや、スケールメリット。そして何より住民の意識がメンテナンスを容易にするということも、こういう事態になってよく理解できる。

 

先週末は5年に一度の駐車場入れ替えの抽選会が実施された。
毎日の生活の利便や自家用車の保管環境という直接的な利害に関わるので、普段見ない、会わない人までほぼ全員参加だ。午前中に場所を選定する順番を決める抽選、午後から抽選で引いた番号順に区画を決めて行くという方式だった。私は320戸中の77番。前回240番台で、選択の余地がほとんどなかった経験からすると、今回は希望の区画を思い通りに選択できた。10年も住んでいると、いろいろな不具合やいいところがよく見えて、駐車場などは、運不運や他人事で片付けられないので現実のこととして捉えられるので、ある意味、住民の公平感や自治意識、共用部の資産価値を高めていくイベントとし有効に思う。
今回の大規模修繕工事についても、施工業者が決まるまでの客観性や最低限の支出で最大限の効果を図ろうと苦労されている経緯を管理組合の総会で聴いている私は、自分達のできることは協力して、出来るだけスムーズにそして何事も無く安全に工事が終了してほしい、と素直に思える。

これから覆いが被せられ、眺めも換気も悪くなるが、10年に一度の滅多にない体験で、目先に問われることなく、先を見通した自宅購入や、メンテナンスの重要性について勉強して得られるところは少し賢くなっていきたい。

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変化と成長

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昨日まで三日間ほど会社の研修で缶詰だった。
企業というのは、人材を強くするということで、
この年になっても勉強させていただける。
学校では勉強することがたり前、
企業では、個人で勉強し、OJTで学ぶ。
そして、このような集合研修というカタチで強制的に学ぶ。
私の勤める企業では、他企業と比較すると
個人での勉強にまかされていて、このような機会は非常に少ないようだ。

しかし、学ぶ姿勢というのは、ケースによって全く異なる。
子供の頃の学習は、スポンジが水を吸収するようだが、
大人にになると、過去の経験に一旦照らし合わせながら納得して学習するのだそうだ。
だから、時間もかかるし、思い込みも合って勘違いもするのだなあ、と合点。
その過去の経験や情報の引き出しが多いと加速度的に知識が深まるから
ちゃんと学生の頃に勉強しておけばよかった、ということになる。
まあ、勉強というのは、知識の量の差ではなく、
経験や考え方というのもあるから、
学校で習う教科書の内容だけじゃなくて
どれだけ、幅広くいろんなことを体験したか、深く入り込んだか、
多くの友人,知人と交流したか、など、幅と奥行きの3次元的な広がりの差が、
あとからの学びにドンドン利いてくるのでしょう。

結局 好奇心というアンテナがどこに向いていて
感度が高いか、ということに起因するんですね。

研修では まさに朝から日付の変わる頃まで
びっしりプログラムが組まれていて、
非常に多くの気づきがあるよう配慮されている。

結論は「変化が成長させる」のだ。
どう、「変化」に自分で向きあうか。

外気温も天気の変化も解らないまま過ごしたので
自宅に帰ってくると
お雛様が飾ってあり、
まずは、3月という季節の変化と
朝昼晩しっかり食べて体重がプラスに変化したことに
向かい合わねばならない。

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