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2008年3月18日 (火)

ワークプレイス

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職場が今の場所に引っ越して明日でちょうど1年が経過する。
一日のうちの大半を過ごす職場の環境というのは、とても大切なはずだ。
そこでそれぞれの人が活き活きと働き、成長していくためには、その場所に刺激のあることが重要だと思う。刺激が変化を生み、変化に対応することで人は成長する。
常に好奇心と行動力のスイッチが入って頭と体が反応している環境が理想的だと思っている。

オフィスにはワークプレイスという物理的な環境と、そこで過ごす人々という環境、そして仕掛け、3つの要素があると思う。
毎日に何かの変化が起きているような刺激のある職場とするために、 人の行動を考えた什器や通路、ミーティングスペースのレイアウトといった物理的に偶発性を誘発する工夫、その偶発性によって人同士がコミュニケーションしたり、それをポジティブに意識できる人、そうでない人に配慮し、自分の席に座って見える風景や気配、ミーティングできる場所 している場所からの風景や気配 などを感じさせる工夫、そして物理的な環境と人の環境をアクティブにするための共有の設備 モノと自席の往復の導線上への視覚的、触覚的に入る情報などの仕掛けを施してきた。

人にとって決して 刺激、変化というのは楽ではない。その変化に適応しようという努力が成長なのだから。疲れてしまうという人もいる。
一方で、その努力が楽しくて、面白くて、振り返って成長を感じた時にまた次へのモチベーションが生まれるという好循環が心地よい人も居る。多分その状態が、本来の「元気」ということだと思う。
こういうポジティブな人は 組織に2割、その2割が残りの6割をその気にさせたり、気がつかせれば大成功。 後は時間的経過の中で触媒が起こっていく。

でも人は、変化を好まない。安定が好きだ。
自分の目の前の仕事の効率を優先する。自分が好きだ。
場所としての環境が変わっても、何も変わらない、と言う人も存在するし、
変わったことでの便利さよりも不満をアピールする人も多い。
その矛盾を解決することは難しい。

窓割れ理論を実践するように、机や椅子の乱れ、やりっ放しを気付いたらすぐ直して歩く。

本当は、自分だけとか、損得ではなく、他人と共感しあって
一人ではなし得ないコトをみんなで成し遂げた達成感の歓びの方が
何倍も嬉しいということに気付いてしまうと、矛盾が矛盾でなくなるのだ。
そう、自分の意志と協調のバランスがとれてくるはずなのだ。

それを実践する場として1年がたったのだ。
慣れてしまうことで 現状のへの不満が優先してきていまうのも致し方ない。
それでも、変化の兆しは確実に実感できている。
可能性を感じている人もたくさんいる。

一方で、地に足の着いた成果を優先する合理性を正論に
目前の課題に多くの時間を費やすことに目を奪われがちで、
せっかく積み上げて来た本質的で将来への布石となる取り組みを
疎かにしてしまう傾向も出て来ている。

まさに次の変化への正念場だ。

尽きるところ、変化を起こすのは人なのだ。

私自身は多かれ少なかれ
自分に刺激を与えてくれる人と刺激のある出来事が
自分を成長させてくれていると実感しているので
それを大切にしているつもりだ。

だから 自分も刺激を与え、出来事を起こしていく人になろうと思う。
次の一手の仕掛けを考えている。
それが楽しいから。

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