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2008年6月16日 (月)

新・渋谷駅

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実質、今日から本格的に通勤客が利用するようになった東京メトロ副都心線。
帰りに、安藤忠雄氏が構想を手がけたという「東急東横線・東京メトロ副都心線渋谷駅」を見に寄ってみた。いきなり「ダイヤが乱れており、池袋ー渋谷間の折り返し運転です!」というアナウンスが構内に響き渡り、乗降客はまばらだった。私と同じように見学の人がカメラで撮影しながら歩く姿の方が多いくらい。

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「東横線渋谷駅」のシンボルとして構想され、「地中の宇宙船」をイメージしたという「地宙船」のモチーフが、直線構造の中でいきなり目に飛び込んでくる。しかし、目玉である楕円の吹き抜けは、全体構造がよくわからない。上から見える線路も渡り廊下のような床があって電車が行き交う様子は見えない。
防火用の扉のガラス面に貼ってある解説図でその全貌と、自然の対流現象を利用した「自然換気システム」を導入した画期的な構造だということがやっとわかる。
吹き抜け空間がシンボリックなデザイン的な象徴としてだけではなく、ホームからの熱をコンコースへ、そして外へと逃がすための機能性と地下空間としての閉塞感や不安感を解消する役割も担っているのだろうと推察できた。
しかし、まだ土木工事の途中という感じで、完成した状態でどう街との一体感が醸成されるのかが楽しみだ。

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ちなみに半蔵門線の渋谷駅は、確か昨年から管理が東京メトロから東急に移り、サインシステムも東急のデザインに一新された。この副都心線の新渋谷駅は、駅の中心から池袋方面半分が東京メトロ、横浜方面半分が東急の管轄なのだそうだ。今日、私が見たエリアは、東急の事業領域ということになるようだ。だからサインシステムは東急のデザイン仕様なのだろう。全体がモノトーンの無機的な質感の中で、ひときわ目を引くのが乗り換え路線への誘導光り壁。その光がメタリックな柱に反射して、結構効果的な演出にはなっていた。

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