海の駅なおしま
倉敷から1時間で宇野港に到着。
そこからフェリーで20分。
赤いカボチャが近づく桟橋に見えてくる。
そして巨大な屋根が細い白い柱だけに支えられた様に見えるシャープな建物の中に向かって、フェリーから車を滑り込ませる。そこはSANAA設計で2006年10月にオープンした「海の駅なおしま」だ。もうこれだけでワクワクである。
構造を観察する。白い柱だけで支えられていたと思っていた屋根は、所々の要所に配置された鏡面の壁でも支えられてる。券売所、案内所、カフェなどが入ったガラスボックスの内部も高さ4mの空間がすっきりと明るく見通しがよい。白を基調としながら直線と金属、コンクリート、ガラスで構成されたシャープで斬新な建築は、金沢21世紀美術館でも感じたように機能や行動がきっちり配置されていることだ。この直島に出入りする交通量やこの施設を利用する人々の導線、視線、気持ちに配慮しながらゲートとしての機能をダイナミックかつ繊細な表現で風景に馴染ませてしまっている。見事だ。
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