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2008年9月27日 (土)

緑の封筒

Dscf1991

Dscf1994_2 今、話題の封筒。
私は数日前に会社から配られ、妻は今日届いた。

封を開けると出てくる3枚の紙。
一枚目が指示書、
二枚目が確認書、
三枚目が申告書。

大臣の筆文字の署名がまず目に飛び込んでくるので1枚目だとよくわかることとフトコロの大きい文字を使っていることくらいしか褒めるところがないほど、情報がまだまだ整理されていないデザイン・・。


わかりやすく伝えたいという思い、そのための努力や工夫は感じられる。担当したヒトは上からの指示に応えようと苦労したんだろうなあ・・・。
しかし、「面倒だから、後にしよ・・」って、机の隅や引き出しの中へ、となってしまうようなデザインなのですよね。

そもそもの話は、戦時中の戦費調達が目的だったから、集めることは一生懸命でも、支払いに関する記録管理は「ずさん」だった、ということだそうだ。社会保障制度として導入されたのではないらしい。戦争中の疎開やら空襲で混乱した、という言い訳までは解るが。以降のいい加減な管理と、それに気づいちゃいたけど「ばれる」のが怖いからお役人さんはみんなで黙って先に延ばしたこと、その「つけ」が、今のこの大いなるムダ。

比較的「記録漏れ」の少ないであろう会社員は、企業を通じての配布、回収で回答率を上げようという狙いもあるのだろうが、それでも封筒を開けて読んで答えていけば、迷うことなく記入できそう、って思わせることがまずは大事なんじゃないかねえ。

よくわからないし、会社への忠誠心(?)から、「問題なし」で回答するヒトが多いだろうから「あとが楽」なんて役所は思ってるんじゃあないの。と穿った見方までしてしまいそうだ。

年金制度自体が崩壊することはありえないと思うし(もらえる額や価値は別として)、サラリーマン、現役世代、緑の封筒だから大丈夫だろうなどと、この大いなるムダにつきあう時間はつとめて最小限にしたいものだと思う。しか〜し、世の中 もう何が起こっても不思議ではないくらいろいろ信用できないことばかり起こるので、自分の預金通帳をチェックするつもりで、Web上の様々な記事でポイントを調べてみた。

な〜〜んと! 私には転職時に1ヶ月の空白期間があったことが判明。
資格を失った年月日(退社の翌日)と資格を取得した年月日(入社日)の月度がつながっていないのである。退職日が月末の1日前になっているから・・・。得をしたのは 半分年金を負担しなくてよかった前の会社・・・。80年代の転職の時、全く知らなかった、気にしなかった、気がつかなかった・・。月度をまたいで転職する方は、退職日に気をつけましょう。

これがどのように影響するのか、どうしたらよいのか、おかげで今日数時間で年金に多少なりとも詳しくなってしまった。
知らずに60歳を迎えたほうがよかったのか、特別便のおかげでこれから注意すべき点を知ることが出来たのがよかったのか。とりあえず、専用ダイヤルに電話してみようと思うが、繋がるのかなあ。

いずれにせよ、記録から抜けている期間が記載してある訳でもなく、何をどうチェックすればよいか、そこが解りにくい。 
 さらには、サラリーマンなどの3階建ての年金の構造のうち、厚生年金基金は代行返上してしまったりしてややこしい。
端的に説明してくれそうなヒトも周りにはいなさそうなんだなあ。

最初に戻れば、そもそも社会保険庁のいい加減極まりない記録と、誰にでも分かり易い制度になていない、これにつきる。

きわめて 腹立たしい。





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2008年9月25日 (木)

Dscf1985

新宿の南口に降り立ったのは何年ぶりなんだろう。
その様変わりをお上りさんのように驚きつつ、噂の凄い行列のドーナッツ屋さん左手に見ながら右に折れる。お〜!これがあの噂の代ゼミの高層ビルか、とまた驚きつつ手前のビルの15階に上る。トイレから見える西新宿の高層ビル群には、新しくロケットのような高層ビルが加わっていた。子供の頃イメージしていた未来を思い出しつつ、今の子供達はどういう未来をイメージするのだろうかと思う。

今日は夕方からセミナーに参加した。
聴く側ではなく、話をさせていただく側で。

第3回HCD-NETサロン 「HCDと感性」

8月に入って、感性をテーマに私たちの活動のお話を30分くらいしていただけますかというご相談があった。日頃いろいろお世話になっているし、サロンというくらいなので、こじんまりと和気あいあいの雰囲気だろうと思い、昨年の100% Designに出展したことを話すことにした。

蓋を開けてみると会場は満席。キャンセル待ちもあったそうです。
最初に経済産業省の方の「感性価値創造イニシアrティブ」のお話。
「感性価値はイノベーションと成長のドライバー」ということで、政府が2008年から2010年までを「感性価値創造イヤー」と定めいろいろ施策を進めているのだそうです。
感性価値は「日本人であること」という結論が 印象的、というか衝撃的でした。

その後だったので、柄にもなくちょっと緊張してしまったが、用意していたネタを忘れたおかげかすべることもなく、アウトラインだけの紹介だったので持ち時間を早めに終了。自分もびっくり。もう1件のお話のあと、休憩を挟んでパネルディスカッションになりました。
他のパネラーの方々は慣れておられて、質問にも的確で論理的に答えられるのだが、「HCDと感性で、次に大事なものは」とか「HCDと感性を ヒトに説明するためにカンタンな言葉で教えてください」といった難しい質問には大汗だった。
後日、詳しく話を聞かせてください、一緒にディスカッションさせてください、などなど様々な方々から声をかけていただいた方、私どもも悩みながらの発展途上なので、どこまでお応えできるかわかりませんが、ヒトを幸せにする、次へのステップに繋がることになるとよいと思っています。

結果的には、あとの飲み会も含めて、客観的な反応、ご意見を直接たくさん聞いたり交換したりすることで、自分自信の頭の中をとても整理することが出来た。冷や汗を含めて頭の汗をかくことはいいことだ。

久々にお会いする方、ブログや間接的には知っているが初めてお会いする方、そして、私の話に興味、共感いただいた方、狭い業界なのかどこかで繋がってしまうヒトの関係性もこれまた面白い。ヒトのつながりは大切にしたいと思いました。

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2008年9月23日 (火)

ひつじ雲の夕焼け

Dscf1982

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2008年9月20日 (土)

アートシティ 横浜

Dscf1974

16日の夜、仕事をシャットアウトして五反田に向かう。

TAB Talks #16 Featuring Yokohama Vol.3 「横浜プレゼンテーション・ナイト」

13日からスタートした「横浜トリエンナーレ2008」の概要がフォトレポートでわかる、ということと、関連イベントのプレゼンが面白そうだったので。
20時35分スタート。終了は22時30分予定が23時を回っていた・・。
皆さん熱心なプレゼンでしたので、っていうか準備不足とバイリンガルなので時間がかるのででした。

横トリレポートはTAB TALKのライターさんが担当だったのだが、写真もコメントもあまり上手くなくて、消化不良。
会場と作品が分散していること、パフォーマンスが主体の展覧会とあって、そのパフォーマンス自体のスケジュールに合わなければ作品の鑑賞自体不可能だということを例に挙げ、来場者には高度な情報統合力を求めた国際展だ、と暗に総合ディレクターの企画を批判したレポートだったりしたのだ。

確かに、第1回、第2回の横トリとは明らかに異なるようだ。
2005年の総合ディレクターであった川俣正氏の掲げたテーマは「アートサーカス」。白い箱の空間で来場者が作品に相対して「鑑賞」するのではなく、「来場者が参加することで成立する作品」「会場の特殊性を生かした作品」など、実際に制作過程を見ることができたり、イベントのよう感覚で参加することで、現代美術を楽しむしかけが多かった。さらには市民のボランティアやサポーターが作品制作のアシスタント、監視員や案内、教育プログラムのツアーガイドなどで多数関わることで運営の大きな役割を担い、街全体が活性化した。結果的に19万人の観客動員に成功した。一方で、国際展としてのメッセージ性の弱さも指摘されていたが、私には創造性は 鑑賞者が受け身ではなく、「個人の主体性」を発揮することだということをとても解りやすく体験させてくれた秀逸な国際展だったと思っている。

今年はまだ始まったばかりで、私もいつ行こうかなと思案しているところだが、今回のレポートを聴いた限りでは、前回と様子が異なるようだ。

今回の総合ディレクターは、「タイムクレヴァス」という哲学的(?)なテーマを掲げ、世界の第1線で活躍するスターキュレーターを駆り出し、そのキュレーター達が、テーマのコンセプトにあった優れたアーティストを連れてきて、一流の作品の展示をする、ということを目指したらしい。そこには、現在の美術界へ問いかけ、これまでとは違う美術作品のあり方、従来のビエンナーレとは異なる国際展としての評価を意識しているようだ。それは一つのメッセージなのだろう。幅広い来場者にそれは理解できるのだろうか・・。
だからか、前回との対比で、市民参加型、街の活性化、個性の主体性という期待をしていた面々からは批判的な印象を受けてしまう。
それは、横浜市も気がついていたのであろう。

このTAB TALKの後半に紹介されたのは、それを補うにたる多彩なボトムアップ型のイベントだった。国際展としてのトリエンナーレ周辺に、市民との繋がりや、街の活性化、日本発を考えさせる、個性的なアートイベントを同時多発的に仕掛けているようだ。横浜トリエンナーレ2005でキュレーターだった方々もそういうイベントを企画しているのが興味深い・・。

ここの展覧会を見る、体験する楽しさはそれはそれとして、この秋の横浜を客観的に俯瞰してみると、メジャーとマイナー二重構造的な、もの凄いアートシティ化していることになるのではないか。
こういう機会に出会えるんなんて なんて素晴らしい街に住んでいるんだろう、というプラス思考で一市民として、楽しんでみたい。

以下は TAB TALKで紹介されたイベントと、

横トリに合わせて開催されるBankART  Life2 の多彩なイベントです。


THE ECHO

2008年日本、今ここからはじまるリアルな表現

2008年9月13日(土)〜10月5日(日)
11:00〜19:00(入場は18:30まで)
毎週日曜日15:00~トークショーやイベントを予定
会場:ZAIM 別館3,4F
入場料:500円


黄金町バザール

かつて違法な特殊飲食店が軒を連ねていた横浜市黄金町で
地域とアートの共存を通して街並が新しく生まれ変わることをめざす事業
その最初の一歩として街の在り方を見直すアイデア、イベント

2008年9月11日(木)~11月30日(日)
11:00~20:00(一部18:00終了)
会場:京浜急行「日ノ出町駅」と「黄金町駅」の間の高架下新設スタジオ、
   大岡川、駅、周辺店舗、他
主催:黄金町バザール実行委員会
ディレクター:山野 真悟
キュレーター:天野 太郎


ラ・マレア 横浜
La Marea Yokohama

アルゼンチンのアーティスト、マリアーノ・ペンソッティによる街頭パフォーマンス
9つのショートストーリーが、店舗内や路上に散りばめられ、
観客は自由に次のストーリーへと足を進めることができる。

2008年10月3日(金)、4日(土)、5日(日) 各日19:00〜21:00(120分)
場所:横浜市中区吉田町 店舗内および路上など
料金:無料 / チケットの発券はありません。
日本語上演字幕付き / 解説資料配布あり(日本語 / 英語)
主催:急な坂スタジオ

BankART Life2

これまで行ってきた主催事業を総合的に駆使し、
公的建物、歴史的建造物、産業遺構、飲食店や商店、空き地、空店舗等と協働し、
街に全面的に展開していくプログラムを推進します。
共通しているコンセプトは「ひらくこと・つなぐこと」

2008年9月13日(土)〜11月30日(日)
時間・休日は会場により異なる
料金:一般 900円 大学生 750円 高校生 350円(中学生以下無料)
   ※チケット購入の方は、全ての展覧会とパフォーマンスイベント
             (500円割引)に参加でき、様々な特典の付いている
             「BankART Life IIガイドブック(64p)」をもれなく進呈。
主催:BankART1929
共催:横浜市開港150周年・創造都市事業本部

 Landmark Project IV

  「心ある機械たち」
    1929年生まれの元銀行建築の普段公開していない機械室など
   あらゆる場所を開いていく「運動」をテーマにした展覧会
   場所:BankART 1929 Yokohama+ぴおシティB2ギャラリー
   期間:9月13日(土)〜11月30日(日)10:00‐19:00 
      ※11/2は設備点検の為休館

  「ルーフトップパラダイス」
      ガウディのグエル公園がそうであるように
   屋上は都市の中で新しく誕生した空にとどく唯一の大 地。
   創造界隈の建物群の屋上を開きネットワーク化していく
   場所:BankART Studio NYK(公開は完全予約制)
      +BankART 1929 Yokohama+BankARTかもめ荘、他
   期間:9月13日(土)〜‐11月30日(日)①9:15‐9:50②18:15‐19:15

  「Open! パブリックスペース」
    場所:横浜市庁舎(ホールのインスタレーションの他、会議室、廊下等にも
      アート作品を挿入。創造事業本部、危機管理室、各執務室にも展示)
      他
   期間:9月12日(金)〜11月28日(金)(土日祭除く)8:45‐17:15

 大野一雄フェスティバル2008
 
 場所:大岡川弁天橋+伊勢佐木町・馬車道周辺+BankART Studio NYK
  期間:9月28日(日)〜10月25日(土) 原則19:30スタート
  料金:1,500円‐3,000円(LifeⅡのチケットをお持ちの方は500円割引)

 

 食と現代美術part5
  食の中に潜むアート、アートの中に現れる食のイコンを往来するプロジェクト

  「BankART Mini Kitchen」
    これまで『食と現代美術』で協働してきた食関連のクリエイターや
          周辺の飲食店舗が、新設のキッチンで週替わりに
          オリジナルメニューとミニトークを披露。
    場所:BankART Pub
   期間:9月13日(土)〜11月30日(日)Cafe Time10:00‐18:00
                      Pub Time 18:00‐23:00

   「Noren Flagart Project(横濱芸術のれん街)」
    「横浜トリエンナーレに行こう!」というマークが入っている   
            フラッグ(のれん)を公的建物や創造界隈の施設、店舗に設置し、
   横トリ開催地区と黄金町バザール開催地区を回遊性をもって繋いでいく。
   期間:9月13日(土)〜11月30日(日)

  BankART Mini
  NYKに新しく生まれたギャラリーとカフェからなる空間

  「BankART Bank under 35」
  若いクリエイターによる週替わりの展覧会。
  場所:BankART Mini Gallery
  時間:10:00‐19:00

  「BankART Cafe Live」  
  場所:BankART Mini他
  時間:原則20:00開演
  料金 各イベント1,500円※LifeⅡチケットお持ちの方は1,000円

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2008年9月15日 (月)

Be Honest!

Dscf1967


Be Honest!  次世代へのタイムレス・デザイン Artek & Marimekko

2008年9月9日(火)〜2008年9月23日(祝・火)
11:00 〜 20:00
スパイラルガーデン SPIRAL 1F
入場無料

主催:Artek, Marimekko、スパイラル/株式会社ワコールアートセンター
制作:スパイラル
会場構成:武松幸治+E.P.A.


「デザインにおけるサステナビリディーとは何か」

主催する2つのブランドによる回答は、
「高いクオリティ、世代を超えて愛される”本物”への信 念」
「本物のデザイン」の過去・現在・未来を魅せる展示会です、とある。

見て、座って、感じる。フィンランドのまっすぐなデザイン。
というコピーもそのものだ。

今年で75周年を迎えるアルヴァ・アアルトのデザインによる「Stool 60」を用いた
ミラノサローネやニューヨークの見本市で注目されたインスタレーションを
再構成した展示をメインに
国内外のクリエーター達によるさまざまな「Stool 60」や、
マリメッコによるファブリックデザインの展示で構成されている。

過去・現在・未来を体現しているのは、初期に出荷され、使い込まれた椅子の展示だ。
刻まれた歴史を物語る存在として、アルテック社は回収、歴史を再認識するプログラムを立ち上げたそうだ。
どこにでもありそうな、シンプルなスツール、そして75周年、800万脚。
建築家アアルトは偉大だが、
アートとテクノロジーを組み合わせた造語を社名とした思い、
世界中で愛着を持って座ってきたユーザー、
それぞれの共感あってのサスティナブルであり、エコロジカルなのでしょう。

日本の消費する文化でのサスティナブルやエコロジカルが空しく感じてしまう。

木の椅子というのはいいものです。
時の経過とともに人と一緒に育っていくように、色が変化し、味わいが深まるからだ。

北欧デザインの志を感じることが出来ます。

スパイラルカフェでは アアルトのあの有名なFlower Vaseで
スペシャルなドリンクが飲めるそうです。
って、ちょっと悪のりじゃないかなあ・・。

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2008年9月14日 (日)

小さい秋

Dscf1943

桜の木の下、日のあたるところだけ、落ち葉が周りの緑とのコントラストを際立たせていた。
まーるい秋です。

Dscf1949

ハナミズキの実も、いつのまにかすっかり赤くなっています。

今日は中秋の名月。
月出は17時過ぎ、正中は23時頃、
でも薄曇りでおがめそうにないから今年は「無月」かなあ、
雨が降っても「雨月」といって、月が見えないながらもその風情を賞して楽しんだり、
「十六夜」と称して翌日まで名月を愛でる日本の風習は奥ゆかしいなあ
などと思いながらとふとリビングから東の空を眺めてみたら、雲間に満月が顔を出していた。
19時過ぎからわずか10分間ほど。

そうそう、「崖の上のポニョ」も 月と人間の関係を描いていました・・.。

Dscf1956

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2008年9月11日 (木)

パリ→シアトル→ミラノの次は京都

Dscf1923

パッケージに合わせて ストローもグリーンです。
日本ならではのスタバ商品ですな。
見事にローカライズされてます。

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2008年9月10日 (水)

インハウスデザイナーのワークショップ

Dscf1917

お昼休みに le bain  まで散歩した。

WITHOUT THOUGHT Vol.9
NAOTO FUKASAWA + DMN DESIGN WORKSHOP EXHIBITION 2008
flower vase

2008年9月2日(火)〜9月19日(金)
11:00−19:00(最終日17:00閉場)
ギャラリー le bain (ル・ベイン)
入場無料

主催 / DMN (ダイヤモンド・デザインマネジマント・ネットワーク機構)
プロジェクト&デザインディレクション / 深澤直人

撮影禁止なのですが、
カタログが1000円で販売されていますので
それを見れば、作品全体を見ることが出来る。

でも、それでアイデアを解った気になっていてはいけません。
ぜひ会場に足を運んでください。

作品集やWebでは解らないのがモックアップのクオリティや質感だ。
どうやって作ったんだ、と思わず覗き込んでにやりとしたり
なるほどね、という楽しみ方ができます。
花を生けた写真と、花を生けていないモックアップを対比して
やりたかったことが解る機能や佇まいもある。

今回も「にやり」とする作品にいくつか出会えた。

そのメタファーにたどり着くプロセスを推察することも面白い。

今回 特に興味深いのは、今までは「行為」のデザインだったのが
花器という「モノ」がテーマでありながら、
「モノ」そのものだけではなく
「モノ」が置かれる環境や「花を生ける」という行為「鑑賞する」 という行為
生けられる「花」とモノと関係も含めて
モノとヒトと時間をどう表現したか ということでしょう。

この「デザイン大喜利」は、受け狙いもあれば 
モノではなく光と影で時間を切り取ったような作品もあり、
普段は所属する企業のビジネスの領域で
機能性やコストを前提に発想するインハウスデザイナーが
自らを開放して楽しみながらデザインしているところがいい感じだ。


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2008年9月 7日 (日)

夏の風物詩

Dscf1908

17時頃、テレビを見ていたら、周囲は真っ暗、もの凄い雷雨に見舞われる。
あんまりゴロゴロピカピカと凄いので、窓からあちこちに落ちまくる稲妻を眺めていたら、目の前の送電線に閃光と轟音を伴って落ちた。コンパクトデジカメでの撮影はシャッターボタンとシャッターが切れるタイムラグがあって難しい。連写にしてみたら、偶然撮れました。それくらい、頻繁に落雷していたということです。

さて、見ていたテレビ番組は、平日に録画してあった分。
昨夜、日テレの「第28回全国高等学校クイズ選手権」を家族で、今日は「NHK青春舞台2008(全国高等学校演劇大会の優秀校公演)」。

高校生クイズは、自分が高校の頃はなかったなあ、あったら出ていたのに、と毎年いいながら見ている。今年は長女の友人が関東予選に出ていたとかで、ちらっとでも写るかなあ、なんて言いながら見始めた。しかし、今年は演出が大幅に変更になり、地方予選の紹介は全くと言っていいほどなし。昨年の視聴率が相当悪かったらしく、挽回のための路線変更は制作費にも及んだのか、以前は海外ロケとか、決勝の場所がどこであるかも楽しみのひとつだったのが、スタジオ収録のみで、奇問、珍問の類いや、体力勝負によるどんでん返しもなし。名門進学校対決だけを煽り、地方の全国大会出場校をほとんど無視した演出に、家族からも大ブーイング。たしか、「知力、体力、時の運と3人の友情」で勝ちとるがキャッチフレーズで、青春ドラマも感動の一部に取り込んだバラエティ形式のクイズ番組なんだけどなあ。
今年のクイズのレベルは高いのだが、結果ばかりで、背景や解き方などの解説もなく、クイズ番組としても面白くなかった。でも最後まで見てしまったのは、なんとインターネットで開催された敗者復活戦で登場した高校が母校だったことと、なんと優勝してしまったこと。びっくりである。地元はもの凄く湧いていることでしょう。それは、素直に嬉しいし 優勝おめでとうと褒め讃えてあげたい。しかし、こういう番組企画のあり方、演出の変化を目の当たりにすると 複雑な心境なのです。

そして、もう一つは放送時間が5時間半にもおよぶ、 高校演劇の最高峰ともいえる晴れの舞台の国立劇場からの中継録画だ。長女の学校の文化祭で演劇を見て、そのレベルの高さと面白さに感動してしまったのは数年前。決して全国レベルではないし、演劇部に特に知り合いがいるわけでもなかったので思い入れはないのにだ。シンプルな舞台装置とプロットでどこまで感情やメッセージを表現できるか、果敢な演出への挑戦。ついには観客に笑いと涙を誘い、大団円で大きな感動と余韻を残させるその力強さにはいつも大きなエネルギーをもらうことができる。次女がその演劇部にはいってしまったこともあって、じゃあ、全国レベルってどんなものなか、という興味で見てみた。本当に個性が豊かである。審査委員長が言っていたように、問題作だらけだった。そう、今の高校生、社会を笑いと涙できちんとメッセージしていたのだ。そして真摯でまっすぐな姿勢は 観客にもまっすぐに向かってくる。優秀校の舞台で共通で感じたのは、しっかりした基礎力とともに、演じている高校生個人の個性がしっかりとキャストとして生かされていること。指導者の力量というのは、一人一人の能力や感性を引き出すところにあるのだということをあらためて認識させられる。そして何よりも大切なのはチームワークだ。そう、どれも一人では決してなし得ることは出来ない芸術だからこそ、より感動も大きいのだと思う。

見ているだけで疲れる。でも心地よいさわやかな疲れが救いだ。

高校生にとっては野球だけじゃなくて、いろいろな甲子園があるのです。
毎年 恒例で開催される熱い戦いは、多くの体験と感動を残して夏は過ぎていくのでした。






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2008年9月 5日 (金)

seat mania

Dscf1900

え、もう金曜日!
あ〜〜、お疲れさん。と一人でビール。

一時よりは涼しくなったので、渋谷の駅まで 毎晩歩いている。
自宅近くの地下鉄の終電に間に合うまでには帰ることにしている。
もうひとつの目処が、駅までの途中にある Seat mania というcafe の
ラストオーダー21時30分に間に合うこと。
といっても ここでボーッとできるのは週1回程度だけど。

Dscf1901 かぼちゃの手作りニョッキにビール。
今日 座った椅子は
背中がちょっとひんやりの 
Diamond Chair

名作椅子はくつろぐにはいいんだが、ゴハンは食べるにはちょっと辛い。

フードメニューのモットーは「普通においしい」。
どれも一つ一つ料理してくれるので、見た目よし、温かい、優しい、そしてボリュームもあり。
椅子マニアの私にとって居心地、座り心地がよくてくろげるとってもいいお店。
そしてしっかり食べられるオススメのカフェです。



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2008年9月 4日 (木)

金の卵たち

Dscf1895_2

午前中は研究所、ランチは移動の新幹線で済ませて戻る途中にAXISに寄る。
今日は暑くて、六本木駅からの徒歩で汗をかく。

第3回 金の卵
学校選抜オールスターデザインショーケース
「10年後のデザイン」

2008年8月28日(木)〜9月7日(日)
11:00 〜 19:00 (最終日は17:00まで)
アクシスギャラリー  AXIS 4F
入場無料

主催:アクシスギャラリー

「デザインの未来を担う「金の卵」を一堂に紹介し、学生と社会を結び付ける場となる展覧会」という位置づけで、 全国23校から選抜された、デザイン(プロダクト、インテリア、建築、情報デザイン)を専攻する大学3年生の作品約40点が展示してある。

会場には、学生さん達でそこそこいて、熱心にポートフォリを覗き込んでいた。
まさに駆け足で第1会場の作品を一通り眺める。
そうそう、忘れてはいけません、第2会場。

この展覧会で何を感じるのか。
10年後の社会、環境、プロダクトのあり方?

目から鱗の取れるような提案はありません。
変わらない価値を表現した新しい体験、時間軸での技術進歩を考慮したサービス、
そこに至る考えやメッセージを汲み取れるか、です。

いたってまじめな内容が多くよくまとまっています。
が、正直ワクワクしませんでした。
追われるような仕事の合間に行ったのがよくなかったのかなあ。
一定のクオリティがあるが故の面白味のなさだったのかもしれない。

ここでは学生さんの資質を感じることもさることながら、実はそれぞれの大学のデザインにおける教育方針やカリキュラムが背景に見えてくるようで、そういう観点からは興味深い内容だった。

このような企画をたて、実践する意義は大きいと思う。
今年で3回目。
第2会場の情報デザイン系が昨年と比較するとちょっと活気に欠けていて残念。
継続して開催されること、それをまた継続して見ることで、デザイン教育の変わらぬところ、社会に求められていることに応えようとしている教育の現場のあり方、素直な学生達のエネルギーなどを多様な作品から感じ、比較することができる貴重な場であると思います。

Dscf1894

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