« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月31日 (金)

二日目

Dscf2455

外苑前駅から銀杏並木に入ろうとしたところで
走っている横浜デジタルアーツ専門学校の浅野先生を見つける。
お忙しい中来場いただいたのに会場にいなくて申し訳なく思う。
声をかけ、また今度、と握手を交わす。

Dscf2482

午後は ミッドタウンのDESIGN TIDE のメイン会場を
駆け足で見て戻る。
「布の建築」という会場構成の空気感が新鮮だった。

再び会場に戻って説明をしていると、
C 社、N社 F社、V社 K社といったインハウスのデザイナーが
入れ替わり立ち替わりやってきてくるので、つい話し込んでしまう。
商品化のデザインだけでなく、このようなプロトタイプに関する
悩みや共感の話は尽きない。

最近は久しく他社のデザイナーと話す機会が少なかったので
このような場で、旧知の方に出会ったり、
共通の知人がいたりするデザイナーとの情報交換は非常に貴重だった。

ヒトが絶えた閉場間際に一人の女性が我がブースに来て、
「これは何?」といきなり質問をしてきた。
機関銃のような そしてクールな質問に必死で興奮気味に応える私。
あっけにとられる二人の同僚。
最後に
「DESIGNTIDEに行ってきたのだけれど、
 おバカなデザインばかりで怒ってしまってここに来ました。
 こういうインテリジェンスなデザインに出会えてよかった」
「今 S島さんと新しいプロジェクトをしています。
 参考にさせていただきます」
彼女は 金沢21世紀美術館を立ち上げて
現在MOTのキュレータであるHさんなのだ。

以前、セミナーでお話を聴き、その後のサロンで
我々の活動について意見を聞いたことがる。
容赦のない、豊かな知見と強い信念に裏打ちされた
切れ味鋭い意見に圧倒され、共感した。

実際に会場で作品を見た私は、
DESIGNTIDEがおバカなデザインとは全く思わないが
彼女の強いメッッセージ性を求める審美眼に適わなかっただけと思う。

そのHさんが私たちの作品に目を留めてくれたこと
彼女が興味を持って質問してきてくれたこと。
そして、その方の褒め言葉に私は舞いあがっってしまった。

去った後に事情を知った同僚も
NHKのプロフェッショナルで見たあの人でしたか!とびっくり。

半年間の苦労も吹き飛ぶほどの嬉しい出来事だった。


 



Dscf2521

3人で デザイナーズパーティーで出された ワインでささやかな祝杯をあげました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月30日 (木)

一日目

Dscf2442 Dscf2416
Dscf2440

本日 100% Design 一日目。
朝9時30分 会場集合。
いつもより1時間遅い出勤はラクチンだ。
どんより曇って薄ら寒い。

コンビニでミネラルウオーターとのど飴を仕込んでから
テントの中に入ると、まだまだトンカン準備中のブースも多い。
10時開場。
昨年のように多くのヒトが来てくれるかなあ、
などという心配をよそに10時30分頃から急にヒトが増え、
一時は通路を塞ぐほどに。

少し引けたところで、長屋のようなブースのご近所さんにご挨拶。
お隣さんは若手二人のユニット。
ぬあんと、我が職場の若手同僚の学生時代の同級生と判明。
超フレンドリーな仲に。
20時の閉場間際に、昼間混んでいたので説明してください
ということで お互いプレゼンし合う。
ご近所さんのプレゼンごっこで出会いがさらに深まる。

午前中には、以前の同僚達もやってきてくれた。

ブースの前を偶然通りがかったT社の同級生を見つけたので
お互いに十数年ぶりの再開に近況報告をし合いながら話し込んでしまった。
一時は単身赴任で近所に住んでいたのは年賀状で知っていたのだが、
そういう時は会えず、また福岡の本社に戻ってから
こういう時に偶然会うとは、まったく奇遇だ。

Dscf2438 遅いランチをとろうとJ-WAVE Cafeによってみたが 満席だった。
お昼を食べるところが少ないので、
お弁当を持ち込んで、
野球場のスタンドで食べるのがオススメです。

午後には快晴となり、
ビジネスタイムでも昨年以上の人出のようだ。

結局昼食を取り損ね、バタバタと仕事を済ませて、また夕方会場に戻った。

 

Dscf2385

「昨年の作品は凄かったですよねえ。今年は何ですか?」
「いや〜、昨年はいつ来ても人だかりでしたが、今年もですねえ。」
という言葉は、今年も期待していただけていると素直に嬉しい。

「ここ、この中で一番面白かったですよ。私が期待していた内容です」
と言っていただけたのは、某美大のメディアートの先生。テクノロジーとそれを使った表現ということに共感されたようだ。

夜になると、一般入場者が多くなり、学生さんが「うわ〜〜すごい」「かわいい〜〜」という絵に描いたようなオーバーリアクションをしてくれるので、そろそろ疲れが見えてきたこちらも説明のしがいがある。

今日は、昨年同様好調な出足で、様々なアイデアや意見をいただけました。

自身のブースの説明員で手一杯で、会場の他の様子はほとんどまだ見れていません。
ということで、見所解説は出来ません。

今年は、大きなテントが全部で4つあり、
昨年野外で大変だった産学や学生作品群も
100% futuers  というテントに纏まっていて、
雨天でも楽にじっくり見れます。

ここだけでも日本中の大学のデザインが俯瞰できて面白そう。
ただし、隣のテントとのクオリティの差は歴然としてして
そういう意味でも、プロのデザインとはどううものか、
学生さんも勉強になるでしょう。

Dscf2450休憩する場所が少ない、
夜は非常に寒いので、
防寒の用意はしてきた方がいいかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月29日 (水)

朝からひつじ雲

Dscf2372

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月27日 (月)

デザインイベント目白押し

Dscf2365

DESIGNTIDE TOKYO
2008年10月30日(木)〜11月3日(月)

10月30日(木)15:00~21:00(最終入場時間20:30)
10月31日(金)11:00~21:00(最終入場時間20:30)
11月  1日(土)11:00~21:00(最終入場時間20:30)
11月  2日(日)11:00~21:00(最終入場時間20:30)
11月  3日(月・祝)11:00~17:00(最終入場時間 16:00)

メイン会場:東京ミッドタウン・ホール B1F
エクステンション会場:都内45カ所のショップ、ギャラリー

入場料:1,000円

主催:         DesignTide実行委員会

同僚の moviti さん 今年は On Ground というテーマのプロダクト出展するそうです。

今年の DesignTide の会場は なんと東京ミッドタウン・・・。

東京ミッドタウンって、昨年からこの時期に DESIGN TOUCH という
デザインイベントを始めたはずだが・・。

昨年、私もそこでセミナーやりました・・・。

今年はそこに取り込んじゃって、同時開催イベントになってるんですね。

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2008
”ジャパンデザインを楽しむ”
2008年10月30日(木)〜11月3日(月)

会場:東京ミッドタウン
主催:東京ミッドタウン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月26日 (日)

Scientist X Designer = Art! 2

Dscf2357

Tokyo Designer's Week 2008
2008年10月30日(木)〜11月3日(祝・月)
10:00〜20:00
中央会場:明治神宮外苑絵画館前
ZERO EXHIBITION会場:赤坂アークヒルズカラヤン広場
入場料:2,500円
(事前登録で500円OFF、クレジット決済事前購入で800円OFF)

今年も明治神宮外苑の大テントの会場
100% Design Tokyo
100% Prototype に出展します。

昨年、週末においでいただきながら
ヒトが多すぎて見れなかった方、
十分な説明が聴けなかった方、ご迷惑をおかけしました。

Dscf2358 今年は4つの技術アートを展示します。

デザインの可能性を広める
新たな活動の一端をご紹介します。

10月30日は午前中(ビジネスタイム)、 10月31日(16時までビジネスタイム)と11月2日は終日会場にいる予定です。


Dscf2364 ブースは、100-P-14  です。

ブースの場所は、左の画像の会場図
ちょうど 100%Prototypeの矢印のあたりです。
今年は大きなテントが3つあるようなので、
迷わないように。

一番大きなテントだと思います。


今年は入場料が500円あがって、終了時間が1時間はやまった。

昨年は平日三日間と土日の週末で、期間中天候が悪かったにもかかわらず
一昨年を1万人上回る過去最高の入場者で8万人だった。
今年は3連休となるため10万人を目指しているそうだが、さてさてお天気はどうかな。

昨年の様子
一日目(10 月31日(水)
二日目(11月1日(木))
三日目(11月2日(金)

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

どんより

Dscf2362

昨日と今日は行楽日和、って先週の週間予報は告げていたのに・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月23日 (木)

あと1週間

Dscf2355

来週からはじまる東京デザイナーズウイーク2008
今年も100% Design Tokyo  の 100% Prototype に 出展します。

さて、今年の皆さんの反応はいかに!
楽しみです。
まだ、準備中・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月22日 (水)

小さめで高め

Dscf2345

170円の小さな缶コーヒー。
社内の売店に行ったら「170円を今日は150円!」と
黄色いPOPで目立っていた。
入荷したばかりなのか「まだ冷えてません」と貼り紙があるのに買ってしまった。

凹のプレスと印刷の見切りを合わせるの大変だろうなー、とか
新開発の個性的な専用缶をいろいろ観察しながら飲む。

缶コーヒーごときに100円以上出せないよ、とかいろいろ言われる。

Dscf2348 じゃあ、私も買ってこよ〜、と売店に行った同僚は、もう一種を買ってきた。

私の黒缶はマイルドなビーター味だったが、白缶は結構甘いそうだ。

表面は色違いのデザインだが、裏面は、表示内容のボリュームが違うので随分印象も異なる。

黒缶は品名がコーヒーだが、白缶は乳飲料なのだ。

缶コーヒー激戦区でブランドポジションを保てるか!?

まあ、チルドカップより安いし、他の甘ったるい缶コーヒーよりおいしいし、と私のように
正当化してまで買っちゃう人間がいるから そこそこ行くんでしょうが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月21日 (火)

文化祭シーズン到来

Dscf2343_2

今年も恒例の青山芸術祭がスタートした。

デザインアワードの第1次審査を通過した100の街灯フラッグが街を彩る。
いつもは無粋な電柱も、今日は皆が上を見上げながら通りを歩いている。

青山界隈にあるスタバ5店舗も AOYAMA ART JUNCTION を展開しているらしい。

いよいよ文化祭シーズン到来。

そうそう、我々も 今年も出展する 100% Desgn  tokyo の準備にお尻に火がついている・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月20日 (月)

お昼の散歩

Dscf2335

先週、個展の案内が届いた。

重田良一展
ー線刻白描連作ー
2008年10月20日(月)〜11月6日(木)
11:00 〜19:00(最終日17:00まで)
10月26日(日)のみ休廊 
会期中 午後作家在廊

始弘画廊
東京都港区南青山5-7-23 始弘ビル B1F
表参道駅から徒歩3分

作家の名前を見て、懐かしい! 
と思った方は同窓でしょうか。

前回の個展は、2006年尾5月、同じ画廊であった。
その時は、ちょうどお昼過ぎに奥様の運転する赤いボルボで颯爽と現れた。
いや、ひょうひょうと、というべきか。

記憶たぐるようにして私を思い出していただいて、
お昼休みのわずかな時間ながら 楽しいひとときと過ごさせていただいた。

今日が初日。
勤め先から近いので、お昼休みの訪ねてみた。
ちょうどランチに出かけられていて不在。

青を基調とした抽象画の世界に一人静かに佇んだ。

イラストレーションともコンテンポラリーとも異なる
和紙にアクリル絵の具で表現された独特な小さな宇宙に
先ほどまでの煩悩に満ちた現世を忘れさせてくれた。

ふと我に返り、帰路についた。

またあらためて 先生に会いにこよう。
きっとまた新しいことを気づかせてくれるに違いない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月19日 (日)

蟋蟀戸にあり

Dscf2326

近所の里山で。
晩夏に紫の可憐な花を咲かせていた「つりがねにんじん」もそろそろおしまい。

Dscf2330

桜は、もうすっかり葉を落とした木もあり、緑道は赤い落ち葉が吹き溜まっている。

Dscf2320

里山の森の中、足下にはブナ科のいろんな形の実が転がってる。
クヌギ、カシ、ナラ、カシワ、シイ・・・。
でも、どれも同じような形をしてよく区別がつかないから「ドングリの背比べ」。

なるほどねえ。

Dscf2321

先週13日の「菊花開く」に続き、
昨日は「コオロギが戸の近くでなき始める日」だ。
(古代中国で考案された自然を観察して季節を表す短文集とした七十二候に 「蟋蟀戸にあり」とある)

秋もそろそろ本番である。
10月末〜11月初旬にかけてはデザインイベントが目白押し。

そうこうしているうちに11月7日は二十四節気の「立冬」
11月12日の七十二候は「地始めて凍る」。

あっという間に冬なのである・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

察知力

Dscf2278

人間中心設計やら デザインとは、をわかりやすく説明せねばならない機会も多い。
人を観察し、その背景に隠された本当の要求や価値を見つけ出すことが今はとても重要なのですよ、と。そしてそれを表現するのがデザイナー。
じゃあ、それが出来るのが本当にデザイナーなのか、という自問自答になる訳です。

優れたユーザビリティエンジニア、ユーザーエクスペリアンススペシャリスト、そしてデザイナーといわれる方々は、ヒトの行為からその背景にあるものを読み取り、具体化することに確かに優れている。ノンネガティブからさらに新しい価値を提供する上を目指している。
ユーザビリティエンジニアと言いながら、表層的な現象やチェックだけを評価としてまとめ、本質的なことに繋がる考察がほとんどない報告に対して、質問を投げかることの空しさを感じることも多い。何が違うのだろうか。

最近読んだ本にのなかに「察知力」という言葉があった。
サッカーの中村俊輔氏が同名の新書を出していて、既に9刷を重ねるほどビジネス書として売れていることは後で知った。結局は自身の気づきを高めて、判断力の精度を高めて行くという意味では同じことを言っていると思う。(まだ中村俊輔の本は読んでいません)

たとえば、出前でとった食器を洗って返すかどうか。正しいかどうかではない。合理的に考えれば、どうせ飲食店で確実洗うのだから必要はない。でも洗って返す人は、回収に来た人、お店の人が気持ちがいいだろうと気持ちに配慮している。他人ごとを自分のことのように考えられる力があるかどうか、という考え方だ。それを行動に移すかどうかは別。そういうことを考えてから判断しているかどうか。

職場に落ちているゴミを自分が拾うか拾わないか、隣で鳴っている電話をすぐ自分でとるかとらないか、会議室の椅子やボードで使った磁石を元に戻してから部屋を出るか、出ないか。

いいか悪いかではなく、その状況における行為について、するしないでどう影響を与えるか、関係する人の気持ちはどうか、を考えることが出来る力だということ。

好奇心や探究心、学究的、努力的であっても、実はこの察知力の強弱がユーザビリティエンジニアとしての適性だったり、力の大きな差となって成果に表れているのではないか、と思ったりしていた。それはコミュニケーションの幅広さだったり客観性だったりするのかもしれない。

となると、マネージメント的には 察知力がいかに重要か、気づかせる機会を増やしてあげることがポイントになってくる。
そうなると、「こうあるべき」というビジョンを掲げ、高い動機付けでひっぱる今までのようなマネージメントではなく、影響を受けていることに気づかないよう支援していくマネージメントが重要だということに気づいてきた。
そのリーダーがいるいない、マネージメントがされているといないでは、全く雰囲気が異なるというようなこと。

そうなるとマネージメントではなくヒューマンスキルを磨くということなる。
これは、ビジネスだけではなく、日常的なシーンでも重要だ。察知力を自然に高められる人材は、様々な環境で自己改革や適応力にすぐれ、周囲からの信頼感も増すポジティブなタイプだ。メンバーの察知力が向上できれば、大きな組織変革も可能になるだろう。

一人で指導するのではなく、ヒューマンスキルというのは相互作用だというのがここ数年に感じてきた実感だ。
環境の変化の中で観察と実行を繰り返しながら経験を積み、花を咲かせるような時間と精神力のいる修行のようなものかもしれない。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月18日 (土)

ちょっと鎌倉散歩

Dscf2275

朝からお天気がいいので、ちょっと鎌倉までドライブ。
目的地は長谷の鎌倉文学館

横浜の我が家から長谷まで車でわずか1時間だった。
空いていれば近いということに驚く。
乗り換え案合では駅から駅でちょうど1時間だし、
道路が細く、駐車場が少ないので、
車で鎌倉へ行くのは愚の骨頂、と思っていたが、
この季節は行楽シーズンの狭間で渋滞もなく、
週末のミニドライブに鎌倉はちょうどいい距離だった。

Dscf2246 吉田秀和の「音楽を言葉に」展を見る。

ポスター、チケット、看板のビジュアルとして使用されている音符は、吉田氏の自筆譜からのものだそうだ。

バッハのゴールドベルグが静かに流れる展示室で 「音楽評論を文学にまで高めた」吉田氏の足跡を追った。

私が朝日新聞を読んでいる理由の一つが、夕刊に月一度掲載される吉田氏の「音楽展望」を読みたいからでもあった(夕刊は売店で買えないし、夕刊だけの配達もしてくれないので)。奥様が亡くなられてしばらくの休載が続いたが、2006年11月1日から年4回というペースで再開され、今は朝刊で読める。吉田氏の健在、健筆に触れることができるようになったことは嬉しい。

この企画展では、吉田氏が中目黒から鎌倉の雪ノ下に転居した理由や、変わりゆく鎌倉の街を憂いながらも期待込めた「鎌倉とパリの距離」をはじめ、専用原稿にしたためた自筆の原稿などからそのお人柄が伝わってくるのであった。

鎌倉ゆかりの文士にまつわる常設展示も、自筆の原稿や鎌倉での暮らしぶりなどを垣間みることができ、なかなか面白い。

Dscf2260 建物は昭和11年築の旧前田公爵家の別荘であり、佐藤栄作元首相が借りていた時期もあったそうだ。建築的には斜面に3階建てながら凸凹が入り組んだ和洋折衷だ。設計は前田家専属の建築家 渡辺栄治氏だそうだ。お抱え建築家がいるところがまず凄い。当主の好みがこの外観を生んだのだろうか。

テラスからはきらきら輝く湘南の海が見える。

緑の芝生の奥では、 さわやかな海風に揺らぐ満開の薔薇が咲き誇ったバラ園が見事だった。

Dscf2292 ランチは、たまたま見つけた長谷消防署前の woof curry

元洋装店をリノベーションしたという小さなお店は 、シンプルな外観もインテリア、食器にいたるまで デザインされていて気持ちがよい。
何よりカレーがおいしい!絶品だ。
付け合わせのらっきょうも福神漬けもおいしい。大正解。

かつては吉祥寺の「まめ蔵」で修行したということだが、それとはまた異なるおいしさに、 今年の4月にオープンしたばかりながら評判らしい。

Dscf2297 お土産は 畳1畳ほどのお店の「ジャックと豆の木」のパン。外までずらりと並んでいるのは店内に一人しか入れないから。 安定剤、防腐剤などの添加物を一切使っていないそうだ。 火木土しか営業していないので、 すぐ売り切れてしまうほどご近所さんでも人気おのこと。通りに面していないので、知っている人しかなかなか来ないかも。私たちはたまたま通りかかっただけで、誰も並んでいなかったのでラッキーだった。



Dscf2300 鎌倉市役所の駐車場に車を停め直して 、ちょっと小町通り、若宮大通りを散歩した。
空き地を活用した小さな駐車場があちこちあるので、探せば穴場で安いところもある。
鎌倉市役所は土日祝だけ利用可能で20分100円です。

休憩のお茶はSONG BE CAFEのテラスで。
妻が頼んだゆずはちみつジャスミンティーが  おいしそうだったなあ。




| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年10月13日 (月)

オペラシティでの演奏会

Dscf2249

今日はアモルファス合奏団の第27回演奏会を
オペラシティのリサイタルホールで聴いた。

昨年の演奏会は10月8日(月)だったが休出で行けず。
一昨年は10月9日(月)妻と娘のピアノの発表会当日で行けず。
以前は「9月23日はアモの演奏会」と覚えやすかったが
いつのまにか10月の3連休の最終日となってしまった。
3年ぶりだ。

アモルファス合奏団は、
82年に当時の千葉大オケの4年生とOBで結成された
アマチュアの弦楽オケだ。
当初20代前半だった平均年齢は今や40代後半。
力まかせに熱情的で鋭角的な音楽を好んで奏でていたような最初の10年間に私も在籍したが、今や見かけも十分に年期が入ってきたし、指導者も代替わりしてからこの10年で随分と清楚な響きを醸し出し、音を確かめるような音楽作りになってきたなあと感じていた。

「アモルファス合奏団らしさ」というのがある。
充実した中低音、プログラムのユニークさ(自分達は意欲的と言っている)、
昭和を引きずったままのデザインで薄暗い会場で読むことに配慮のないプログラム、
でもそれを補ってあまりある楽屋落ちで笑えるコンテンツ、
備えあれば憂いなしのステージ上の予備楽器、などなど。

アマチュアの演奏会は、やらされているのではなく、
自分達がやりたいから、自分達がやりたい曲を演奏する。

だから、音楽に真摯に向きあい、葛藤し、楽しみ
達成感を味わうために演奏会という目標に向かって時間を過ごす。
その過程や積み重ねが、そのアマチュアらしさを醸成する。
聴衆は、経緯やテクニックはさておいても
プロの演奏会では味わえない「ひたむきさ」と「らしさ」の音楽を楽しむ時間を共有することになる。

アマチュアはともすれば「自分達がやりたい曲」を優先し
演奏会に立ち会う聴衆を忘れがちになることもある。
発表会へのお付き合い、と言う聴衆が大半だろうが、
一方で 時の積み重ねの変化や「らしさ」も十分に楽しみになるものである。

4年前の9月25日第24回のプログラムは
ラター、マリピエロ、フットにヘンデルという作曲家のプログラムだった。
ヘンデル以外は初対面の曲ばかりだった。
その前はメインこそブラームスの弦楽六重奏曲第1番(弦楽合奏版)という弦楽合奏の醍醐味を味わえる選曲だったが、サブはJ・トゥリーナー:闘牛士の祈り、F・シュレーカー:インテルメッゾというニッチの極めつけ。
プロじゃあやらないか、そういうプログラムの演奏会にわざわざお客さんは足を運ばない。
だから面白いのだが、発表会にお付き合いできた人は親しめない曲に面食らったり、
集中力が続かないか(舟を漕ぐ人多数)、楽しみ方が解らないから楽しめない。
それを知ってか知らずしてか、そういう方向に走るのか、とちょっと懸念していた。

今年のプログラムは
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番
武満徹:3つの映画音楽
チャイコフスキー :フィレンツェの思い出 弦楽合奏版

ちょっとゆっくりで、音を確かめながら楽しむような楷書体のブランデン。
でもチェンバロの美しい響きと非常に熟れたフレージングが魅力的で、
清々しいオープニングだった。

一転、2曲目は時代を一気に飛び越え、音楽表現の可能性に挑んだような作品。
構造化された形式とは全く異なる緊張感と甘美さが明滅するような音の流れが紡ぎだされたのだ。最初の和音から ぞくぞくっとする魅力に一気に引き込まれてしまった。
現代の精神性を弦楽器の奏でる音で、それも映画音楽というジャンルで現代音楽を身近に感じさせてくれた功績は計り知れない。
それを生で聴く機会に恵まれるとは!
オペラシティのコンサートホールは「タケミツ メモリアル」という愛称があるように
ホールの基本コンセプトづくりから設計段階まで故武満徹氏が深く関わったそうだ。
その真下にあるこのリサイタルホールで
タケミツの映画音楽が演奏された意味も少なからずあると思う。
今日の大収穫だった。

そして最後は音の洪水。
バロックと現代音楽に挟まれ、我々に最もなじみのあるロマン派で大団円。
美しいメランコリックなメロディーと芳醇な和声が厚く響くオーケストレーションが真骨頂のチャイコフスキー節。
「アモらしさ」は、奏者の高齢化(失礼)で随分大人しくなったかと思っていたが、
いやいや、3曲の中にその進化と、学生の頃から持ち合わせていた「アモルファス節」として十分に爆発させていたのでした。

縦の線や細かい音符の動き、音程が合わないとかいう小さな擦り傷は
膨大な音符の数とひたすら戦いながら練習した足跡からすれば
大きな音楽の流れを形作れたことで十分に報われたことでしょう。

指揮者のダイナミックな指揮さばきに必死に応えようとする演奏は、
あの頃を彷彿とさせる、いやいや舞い戻ったかのように熱演だった。
燃え尽き症候群になってしまうか、体の節々が痛くて
明日からの仕事に大きく差し支えること間違いないなあ。

まさに音のシャワーを浴びたような気分。
音楽はスポーツだ。

聴衆にとっては、音楽的なコントラストのメリハリが利いた
とてもよいプログラムだったと思う。

アンコールのピチカートポルカのなんと生き生きと楽しそうなこと。

最後に拍手のなか、思わず目頭を真っ赤にした奏者がいた。
今日の演奏会の「みんなで、ここまでよくやったあ!」という喜びが溢れていました。
ステージの上で、嬉しくて涙が出てくるなんて音楽家冥利につきるだろうなあ。

身内のひいき目だからだけじゃなくて、アマチュアだろうとプロだろうと音楽を聴いて鳥肌が立つとか、奏者と観客が喜びを共有できる瞬間に立ち会えることは幸せなことです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月12日 (日)

テレビでの音楽

Dscf2238

平日はほとんどテレビを見ない。
週末になると録画したドラマや定番番組を結構見る。

日曜日は朝6時30分からの「建物探訪」
9時からの「題名のない音楽会」
9時45分から「新日曜美術館のアートシーン」
20時から「篤姫」
21時から「N響アワー」と つづく。

先週の「N饗アワー」はハンス・ドレバンツ指揮のマラ5だった。
1、2、4、5楽章 全部聴いた。
ホールで聴くときは、その席での音響と視覚で、全体感とともに緊張感や奏者の雰囲気などを楽しむ訳だが、テレビでは、ディレクターの意思による音と映像で間接的に楽しむことになる。
CDであれば、音だけで音楽を想像し楽しむのだが、繰り返し聴いても耐えられるよう編集により音のバランスと演奏の傷は修正され、完成度が高いの言うまでもない。

マラ5の第1楽章の冒頭、当然のようにトランペットがアップで映し出される。
首席の津堅氏が構えるトランペットが小刻みに震えている・・。
超ベテランであっても極度の緊張状態だったのか。
後半は震えも止まったようで、やっと楽器がなってきたと言う感じでしたが。

弦楽器奏者であれば、あの揺れては返す波のような哀愁を称えた陶酔感がたまらない4楽章、そのまどろみの中から、アタッカで入る5楽章冒頭のホルンの第1音は、夢から覚めて音の歓喜へと誘う入り口だ。約15分間の全休符からオケ全員と聴衆の意識が集中するGPの中、あの第1音をホルン奏者が吹く勇気は計り知れない。
その後の弦楽器の第4楽章の余韻のあとの第2音。
なんと第1音が上手くいった安心感からか第2音は外れた。
第4楽章のまどろみから 心地よく目覚ましてくれることを期待していた聴衆にとってはちょっと後味が悪い。
音楽全体から見れば小さな傷だが、聴き手はその傷を自ら癒すために前の音楽を再トレースすることになる。プロの音楽会であり、聴き手の期待する音楽の完成度を損ねる行為となればなおさらその失望感は強くなってしまうのではないだろうか。
大太鼓の強奏では、ホール全体を揺るがすほどの空気振動がマイクの入力レベルを超えたのか、すべてのマイクロフォンのセンサーが物理的に大太鼓の音圧を拾ってしまったのか、他の楽器が聴こえなくなるような現象が2回起きた(テレビの調子がおかしくなったかと思った)。音楽は聴こえなくなったが、それはそれで、音響ディレクターの顔が青くなる様子が目に浮かぶとともに会場の迫力、大太鼓の音がすべてを包み込む雰囲気を想像できる面白い出来事だった。
5楽章では多少の乱れよりも、ベルアップや強奏により、音楽を奏でることの溢れるような喜びを奏者の表情とともに波打つようなサウンドとアンサンブルに期待してしまう私には、ちょっと物足りなさを感じてしまったのだった。
N響の演奏としては熱のこもった非常に好演の類に入る演奏会だったのではないかと思うが、過レンガを積み上げるような楷書体の音楽を目指した指揮者と、うねるようなダイナミズムを奏者の主体性とともにマーラー節として期待する私の違いをあらためて確認したようなものだった。 

テレビというのは、映像で音の迫力や奏者の表情により精神性を補ってくれるが、逆の効果となるときは残酷でもある。しかし、それはクラシックの再現音楽として宿命、ライブとしても面白さでもある。

ともあれ、26年前の学生だった頃の自分たちの演奏が耳に染み付いいて思い入れが強いので、こうるさい聴き方になってしまうのだが、あの時のトランペットとホルンの同級生の演奏がいかにもの凄かったのか、ということをあらためて思い知らされたのである。

そして、今日の朝、「題名のない音楽会」でスーパーキッズオーケストラの 生き生きとした表情と音楽に胸を躍らされてしまった。
感謝の気持ち、音楽をする喜びに溢れているのである。

日曜日の朝、朝刊で必ず読む楽しみにしているコラムがある。
転職を考えているなら朝日新聞の日曜日の朝刊の求人欄を見よ、と友人から教えられたのは23年前のことだ。実際にこの求人欄を見て応募もしたことがある。転職を考えていなくとも、日曜の朝の求人欄は世相を映す鏡として私は今でも毎週読んでいるのだが、この欄に掲載される各界の賢人達による「仕事力」というコラムがなんとも含蓄あるのだ。
単行本にもなっていて、同僚の節目などにプレゼントしたこともある。

今朝は指揮者の佐渡裕氏の第1回目だった。
題名のない音楽会では、夏休み企画としての少年少女合唱団や高校の合唱団、吹奏楽部のクリニックを佐渡さんが直接指導する場面を放送してきている。
いずれも、子供達の表情と出てくる音楽がみるみる変化する様に視聴者は感嘆せざるを得ない。佐渡氏の関西人としての「突っ込み」「ぼけ 」やといったサービス精神も番組を盛り上げ、音楽の感動を一人でも多くの人に、というプロとしての「仕事」の強い使命感をこのコラムで改めて認識できる。

基礎ができている、ということがもちろん大事な要素であることは確かだが、それ以上に何のためにやっているのか、まずは自分が楽しい、そしてそれを共有する人が楽しく感じる、感じてくれてありがとう、そういう関係性の基本というものを指導しているのだと思う。

そして、夕方には先日亡くなられた緒方拳さんの遺作となったドラマ「風のガーデン」の9日放送分を録画で見た。いきなりオープンイングの音楽で「薔薇のない花屋」と同じ雰囲気を感じてしまった。やはり、篤姫と同じ吉俣良氏が担当していた。

アカデミックな音楽教育を受けてない現場で叩き上げた「音楽職人」としての「劇伴」の感性が受けているだろう。これまたヒットの予感である。



 

.


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月11日 (土)

源氏とジャズの横浜

Dscf2189

今週は深夜に帰宅しても、長女が何やら文化祭の準備か、学校の委員会の書類作成とやらで
午前2時3時までMacを占有していたので、ブログのアップもメールチェックも出来ず。

土曜日も当然のように朝も早くから文化祭の準備で娘達は登校。

ということで、今日は妻と横浜市美術館で「源氏物語の1000年」を鑑賞。

私は 源氏物語を読んだことがないので、
音声ガイドの解説を聞きつつ、その細密な描写と
美しい日本の文字、世界に誇る日本文学を堪能した。
光による劣化防止のため非常に薄暗いので、解説も読みくく
音声ガイドは大正解だった。

実は、妻とのデート気分で、予習もなしに期待もしていなかったが
源氏物語を通して鎌倉時代から現代までの日本美術史を俯瞰できる構成になっていて、
大いに楽しむことができた。

細密な描写に引き込まれてついついガラスに頭をくっつけるのだが
ガラスと作品の距離が遠く、照明の当て方も今ひとつで
そこだけちょっと残念だった。

展示の入れ替えも著しく、もっと早く来るべきだったと言うのも後の祭り。

まじで 細かいところまで目を凝らしてみてしまったので、
目がもの凄く疲れた・・・。

音声ガイドの ナレーターは元NHKアナウンサーの加賀美幸子さんだった。
語り口も解りやすく品格があり、そして原文の朗読まであって、
クオリティの高い内容だった。
新日曜美術館をリアルで見ている感じ。

上の画像は横浜美術館内「cafe小倉山」の展覧会現手メニュー「紫式部抹茶ラテ」

Dscf2226

その後、足が疲れたので
クイーンズパークで浜風に吹かれながら 
スタバのVentiサイズのカフェモカを飲み干すあいだ
街角ジャズを楽しんだ。

パシフィコのロボフェスタまでは 回れなかったなあ。

横浜は 今 アートと音楽に溢れてます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 5日 (日)

バッテリー交換

Dscf2161

自宅の固定電話は韓国 TaekwangI ndustrial社製のmuTECH  telephone 830。
2004年11月にインターネット通販で買ったものだ。
子機の充電バーテリーが寿命らしく、数分でバッテリー残量の警告アラームが鳴ってしまう。
で、通販で買った商品はどこでこの交換バッテリーを買えばいいのか?
日本の総販売代理店は住友商事。サービスサポートは三洋電機の関連会社。サービス体制を日本の家電メーカーの関連会社としたことで、窓口もそれになりあるから、故障や不具合の時も何とかなるだろうということで買ったのも事実。
さっそくカスタマーセンターに電話してみる。
電話に出た方は、随分と調べるのに時間がかかったが、MUTECHのバッテリー交換を扱っていることを確認した上で郵便番号から一番近いサービスセンターを紹介してくれた。

そして、そのサービスセンターに電話をすると、これまた随分と調べるのに時間がかかった上で、折り返しの電話になった。結果、大阪の倉庫から取り寄せるので、着荷したらまた電話をくれるという。バッテリー代560円。送ってほしいと頼んだら、宅配便代が800円近く、着払いになるのでとりに来てくださったほうがよい、と言う。営業時間は月曜から土曜日の9時から17時まで。場所を聞くと、よく知らない住所。鉄道の駅からも遠いらしい。そんなところにとりに行けるのか?地図で調べてみたら、自宅から車で15分ほどのところだった。
翌日、川崎のサービスセンターに届いたと電話があった。

で、土曜の朝一で早速取りに行ってきた。表通りから入り込んでいて、建物の表に看板なくて迷ったけど。結構あっさり事態は収拾し、無事交換終了。

やはり、デザインモノを買ってしまう時、サービス体制や修理・交換部品のことは考えておかないとね。発売から4年。サポートはあと1年くらいのギリギリのところだったのかもしれない。

15年前に購入し、一度子供がタオルを隙間から突っ込んで羽を壊してしまったものの、部品交換して未だに使用している扇風機がある。今日はそれををしまいながらも、日本の家電メーカー、そして末永くサポートすることで得られる信頼、ということを思ったのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 4日 (土)

横トリ ガイドツアー

Dscf2038

横浜トリエンナーレ 2008

2008年9月13日(土)  〜11月30日(日)
会期中無休
午前10時〜午後6時(入場は午後5時まで)
メイン会場:新港ピア、横浜赤レンガ倉庫1号館、
                     日本郵船海岸通倉庫(BankART StudioNYK)

20日のブログに今年の様子を書いた。
百聞は一見にしかず。
3年前の楽しかった体験をもう一度 と思って行ってきた。

これから行くヒトの参考になれば。

私のコース

みなとみらい線馬車道駅 → 運河パーク(リングドームとイエイエ)
 → 新港ピア → 横浜赤レンガ倉庫 (ここまで徒歩)
ピア赤レンガ (無料水上交通)→ 日本郵船海岸通倉庫(BankART StudioNYK)
 → BankART 1929 YOKOHAMA

今日は湿度も低く、カラリと青空が広がっていたので、何よりの散歩日和だった。

Dscf2139 なんといっても、横浜らしく海の上から運河の倉庫まで漁船の様な小さなボート(定員4名、ライフジャケット装着)での移動が最高に気持ちよかった。土日祝だけの運行だけどオススメです。
馬車道駅からはBankART StudioNYKの方が近いことや、桟橋が目の前にあるので乗船券の整理券をあらかじめもらってから作品を見るなど、逆回りのほうが効率的かもしれない。



Dscf2033 天候が悪い時やこれから寒い時は、離れた会場の移動が少し辛いと思う。3会場とみなとみらい線馬車道駅、JR、横浜市営地下鉄の桜木町駅を巡回する無料のシャトルバスを利用するとよいだろう。30分間隔で運転している。今日は、お天気がよかったので、バスも空いているようでした。

  

でもね、午前中から見て回るなら、作品の内容やパフォーマンスを考えると、私の順番は結果的にはよかったと思う。

Dscf2029 みなとみらい線馬車道駅を降りて 出口6方面にコンコースをあがると、リングドームのチケット売り場がある。空いているのでここでチケットを買ってしまう。
当日券は 一般1800円。
中学生以下は無料。
ただし、15歳未満は不快感になることがあるのでご遠慮ください、という作品があります。


Dscf2149会場が複数あるため期間中2日間有効。
日付スタンプと、記名する欄がある。
私は 同時開催中の BankART Life II に期間中いつでも何度でも入場できる共通チケット 2100円を購入した。 

Dscf2035

万国橋をわたり、左手の凱旋門のような建物の向こう側に運河パークがある。
右手の緑の「イエノイエ」がインフォーメーションになっているので、ここでパフォーマンスやガイドツアーのスケジュールを確かめるとよい。

Dscf2147

このインフォーメーションは、日本郵船海岸通倉庫会場入り口のもの。
勅使河原三郎氏による「時間の破片」のパフォーマンスがあることはインフォーメーションで知ったので、NYKを午後にした。しかし、パフォーマンスがあったことはラッキーだったが、待ち時間は1時間を超えた。大巻伸嗣氏のシャボン玉パフォーマンスは、お天気がよかったので楽しかったろうが、新港パークは遠いですよ・・・。

 

Dscf2073

音声ガイド500円。
新港ピアと日本郵船倉庫2カ所でそれぞれ借りられる。
チケットを買うともらえる「マップ&イベントスケジュール」には、会場の配置図と作者名しか記載がない。作品のところにもタイトルと作者名だけの表示しかないし、900円のガイドブックにもアーティストの解説はあるが、横浜の会場で創作した作品やインスタレーション、パフォーマンスの類いが多いので解説は無いに等しい。
なので、作品の背景や意図をサポートしてほしいヒトには音声ガイドはオススメだ。

Dscf2143 ボランティアの方やキュレーターのガイドツアーもあるので、それに参加するのもよいと思う。なんとなくガイドツアーで連帯感も生まれる。他の観客の迷惑にならないよう、少人数で、声も小さめのようです。
Dscf2043

写真撮影はフラッシュを焚かなければ、基本的にOK.
でも、日々進化したり、時間軸で鑑賞するもの、音と光の変化を楽しむものもあるので、静止画はあまり意味がないと思い、ここでは紹介しません。雰囲気だけ。

Dscf2063

たとえば、ケリス・ウィン・エヴァンスのこの作品。
誰もいない会場に佇むと、円形の鏡の裏側から出る様々音が方向性もって発せられ、空間を渦巻き、不思議な感覚になる。

Dscf2069

人がたくさんいると、それぞれが鏡を覗き込んだりグルグル歩き回ったり、赤ちゃんから大人まで驚いたり、笑ったり、鏡のまえの表情や導線までひっくるめてその空間を違った感覚で楽しむことが出来る。会場のボランティの人によれば、昨日と今日で音量や聞こえ方が全然違うと言っていた。今日は今までで一番音がよく聴こえているそうだ。

Dscf2080

写り込む自分、通り過ぎる来場者すべてが作品の一部だったりする。

Dscf2098

新港ピア会場の全景。緑の看板から、奥の荷揚げクレーンのところまで。
結構奥行きがある。
新港ピア会場の空間構成は西沢立衛建築設計事務所。壁や裏側の構造そのものまでを見せてしまいながら、溜まり場があったり、路地裏を通るようにしてたどり着く仕掛けがあったり、通常の整然とした順路を通れば一通り鑑賞できるような美術館の展示室とはちょっと異なるラビリンスのように。鑑賞者へも多様性を導くようなシンプルなパネル構成だ。主軸が一本通っているので迷うことはないが、見逃してしまいそうな部屋もある。特に 7番のペーター・フィッシュリ&ダヴィット・ヴァイスの作品は、映像と出演者のラット・アンド・ベアーが別の場所で寝ているので注意。関係性を知らないとよくわからないかも。会場にいたボランティアさんと話をした時も、ちょっと困っていた。そのうち、少し案内表示が改善されるかもしれない。

Dscf2085

Dscf2075

会場の一番奥にカフェとショップがある。海を眺めながら軽い食事とドリンクができる。
私はここでYTcafe風クスクスでランチをした。外にテラスがあるので海風に当たりながら休憩できる。実は、このカフェにはフードが少ない。ランチをと るなら飲食店の多い赤レンガ倉庫か、BankART StudioNYKにある、BankART Mini Kitchen の方がいいかもしれない。

BankART Mini Kitchenは、倉庫内なので眺めはよくないが、いろいろなソファがあってくつろげるし、何より丼ものやカレーなどアーティストや建築家による週替わりのオリジナルのフードメニューが中心なので。

Dscf2113

実は、赤レンガ倉庫の広場では3日〜13日まで オクトーバーフェストが開催されている。真っ昼間からみんなガンガンビールを飲んで、音楽が流れ、とても楽しそうだった。画像のように1400席 満席だ。ここでビールを飲んでしまうとあとが続かないのでぐっと我慢。

Dscf2106

赤レンガ倉庫会場は ホールでのイベントやパフォーマンスが中心だそうで、作品は少ない。1960年頃の日本の「前衛芸術」を映像資料として見ることができる。
細なが〜〜い43mにわたる通路のミランダ・ジュライの作品は、一組ずつ入場するので、長い列ができているが、これは見逃さない方がいいかも。

 

Dscf2119

ライフジャケットを着て、乗客4名だけというボートでBankART StudioNYKへ。
みなとみらいと大桟橋を水面目線で眺められます。
無料でこの絶景は、この展覧会の穴場かも。
上空では パシフィコ横浜で開催されている「2008年国際航空宇宙展」のデモフライトが始まったようで、自衛隊と海保のへりが飛び交っていた。船頭さんは空のパイロットの腕にも詳しく、その解説が面白くて二度おいしかった。

 

Dscf2144

日本郵船海岸通倉庫は3階分会場である。映像や光を表現手段とした作品が多い。
赤レンガ倉庫会場とここの空間構成は日埜建築設計事務所。
作品が主役であり、倉庫という空間を生かしながらの構成、一体何をしたのだろうか、いやマイナスの美学なのかもしれない。私は壁の白さ、元からある壁と床との対比、結構気に入りました。

Dscf2148

そして馬車道に戻って、BankART 1929 Yokohamaで「心ある機械たち」を見る。
ここに来て、作品を見て正直 緊張が解けて ホッとなごんだ気分になった。
ヤノベケンジ氏の巨大なロボットが突然 ムクムクと起き上がった。面白い。
作曲家でもある川瀬浩介氏の作品。ベアリングのボールが精密に打ち出され、鋼の鍵盤の上を飛び跳ねることで奏でる音楽に癒される。 

実はこのモノ作りによる作品が、自分の感性に一番馴染んだのかもしれない。

大桟橋、三渓園などまだまだ見切れていない。


本日の万歩計は12300歩を示していた。

それにしても二日続けてよく歩いたので疲れた。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 3日 (金)

歩け歩け

Dscf2016

あ〜、またあっという間に1週間たってしまった。
先週の金曜日、急遽打ち合わせの合間を縫って行くことになった某部品メーカーのプライベートショーで、デジタル万歩計をお土産にもらった。
以来、ポケットに入れて計ってます。

くたくたの土曜日は、少し買い物に車で出かけた以外、家にいたので500歩だったかなあ。
平日、ずっと机のPCで書類を作ったり、職場で打ち合わせをしているような日は5000歩。
研究所に出張したりすると1万歩。
今日は午前中2時間ほどCEATECに行って、午後戻ってまた机に向かっていたけど、会場を端から端まで歩いたので、家に帰ってきた時点で19000歩。
なんとなく、パターンが見えてきた。

ブログに書きたいネタを思いついたり、発見したり・・と溜まってしまっているのだが。
これから頭の中を整理して少しずつ。

今日のCEATECも いろいろあるんですが、
大人気だったムラタさんお二人が演技している画像でお茶を濁す。

Dscf2010

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »