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2008年10月 4日 (土)

横トリ ガイドツアー

Dscf2038

横浜トリエンナーレ 2008

2008年9月13日(土)  〜11月30日(日)
会期中無休
午前10時〜午後6時(入場は午後5時まで)
メイン会場:新港ピア、横浜赤レンガ倉庫1号館、
                     日本郵船海岸通倉庫(BankART StudioNYK)

20日のブログに今年の様子を書いた。
百聞は一見にしかず。
3年前の楽しかった体験をもう一度 と思って行ってきた。

これから行くヒトの参考になれば。

私のコース

みなとみらい線馬車道駅 → 運河パーク(リングドームとイエイエ)
 → 新港ピア → 横浜赤レンガ倉庫 (ここまで徒歩)
ピア赤レンガ (無料水上交通)→ 日本郵船海岸通倉庫(BankART StudioNYK)
 → BankART 1929 YOKOHAMA

今日は湿度も低く、カラリと青空が広がっていたので、何よりの散歩日和だった。

Dscf2139 なんといっても、横浜らしく海の上から運河の倉庫まで漁船の様な小さなボート(定員4名、ライフジャケット装着)での移動が最高に気持ちよかった。土日祝だけの運行だけどオススメです。
馬車道駅からはBankART StudioNYKの方が近いことや、桟橋が目の前にあるので乗船券の整理券をあらかじめもらってから作品を見るなど、逆回りのほうが効率的かもしれない。



Dscf2033 天候が悪い時やこれから寒い時は、離れた会場の移動が少し辛いと思う。3会場とみなとみらい線馬車道駅、JR、横浜市営地下鉄の桜木町駅を巡回する無料のシャトルバスを利用するとよいだろう。30分間隔で運転している。今日は、お天気がよかったので、バスも空いているようでした。

  

でもね、午前中から見て回るなら、作品の内容やパフォーマンスを考えると、私の順番は結果的にはよかったと思う。

Dscf2029 みなとみらい線馬車道駅を降りて 出口6方面にコンコースをあがると、リングドームのチケット売り場がある。空いているのでここでチケットを買ってしまう。
当日券は 一般1800円。
中学生以下は無料。
ただし、15歳未満は不快感になることがあるのでご遠慮ください、という作品があります。


Dscf2149会場が複数あるため期間中2日間有効。
日付スタンプと、記名する欄がある。
私は 同時開催中の BankART Life II に期間中いつでも何度でも入場できる共通チケット 2100円を購入した。 

Dscf2035

万国橋をわたり、左手の凱旋門のような建物の向こう側に運河パークがある。
右手の緑の「イエノイエ」がインフォーメーションになっているので、ここでパフォーマンスやガイドツアーのスケジュールを確かめるとよい。

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このインフォーメーションは、日本郵船海岸通倉庫会場入り口のもの。
勅使河原三郎氏による「時間の破片」のパフォーマンスがあることはインフォーメーションで知ったので、NYKを午後にした。しかし、パフォーマンスがあったことはラッキーだったが、待ち時間は1時間を超えた。大巻伸嗣氏のシャボン玉パフォーマンスは、お天気がよかったので楽しかったろうが、新港パークは遠いですよ・・・。

 

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音声ガイド500円。
新港ピアと日本郵船倉庫2カ所でそれぞれ借りられる。
チケットを買うともらえる「マップ&イベントスケジュール」には、会場の配置図と作者名しか記載がない。作品のところにもタイトルと作者名だけの表示しかないし、900円のガイドブックにもアーティストの解説はあるが、横浜の会場で創作した作品やインスタレーション、パフォーマンスの類いが多いので解説は無いに等しい。
なので、作品の背景や意図をサポートしてほしいヒトには音声ガイドはオススメだ。

Dscf2143 ボランティアの方やキュレーターのガイドツアーもあるので、それに参加するのもよいと思う。なんとなくガイドツアーで連帯感も生まれる。他の観客の迷惑にならないよう、少人数で、声も小さめのようです。
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写真撮影はフラッシュを焚かなければ、基本的にOK.
でも、日々進化したり、時間軸で鑑賞するもの、音と光の変化を楽しむものもあるので、静止画はあまり意味がないと思い、ここでは紹介しません。雰囲気だけ。

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たとえば、ケリス・ウィン・エヴァンスのこの作品。
誰もいない会場に佇むと、円形の鏡の裏側から出る様々音が方向性もって発せられ、空間を渦巻き、不思議な感覚になる。

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人がたくさんいると、それぞれが鏡を覗き込んだりグルグル歩き回ったり、赤ちゃんから大人まで驚いたり、笑ったり、鏡のまえの表情や導線までひっくるめてその空間を違った感覚で楽しむことが出来る。会場のボランティの人によれば、昨日と今日で音量や聞こえ方が全然違うと言っていた。今日は今までで一番音がよく聴こえているそうだ。

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写り込む自分、通り過ぎる来場者すべてが作品の一部だったりする。

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新港ピア会場の全景。緑の看板から、奥の荷揚げクレーンのところまで。
結構奥行きがある。
新港ピア会場の空間構成は西沢立衛建築設計事務所。壁や裏側の構造そのものまでを見せてしまいながら、溜まり場があったり、路地裏を通るようにしてたどり着く仕掛けがあったり、通常の整然とした順路を通れば一通り鑑賞できるような美術館の展示室とはちょっと異なるラビリンスのように。鑑賞者へも多様性を導くようなシンプルなパネル構成だ。主軸が一本通っているので迷うことはないが、見逃してしまいそうな部屋もある。特に 7番のペーター・フィッシュリ&ダヴィット・ヴァイスの作品は、映像と出演者のラット・アンド・ベアーが別の場所で寝ているので注意。関係性を知らないとよくわからないかも。会場にいたボランティアさんと話をした時も、ちょっと困っていた。そのうち、少し案内表示が改善されるかもしれない。

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会場の一番奥にカフェとショップがある。海を眺めながら軽い食事とドリンクができる。
私はここでYTcafe風クスクスでランチをした。外にテラスがあるので海風に当たりながら休憩できる。実は、このカフェにはフードが少ない。ランチをと るなら飲食店の多い赤レンガ倉庫か、BankART StudioNYKにある、BankART Mini Kitchen の方がいいかもしれない。

BankART Mini Kitchenは、倉庫内なので眺めはよくないが、いろいろなソファがあってくつろげるし、何より丼ものやカレーなどアーティストや建築家による週替わりのオリジナルのフードメニューが中心なので。

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実は、赤レンガ倉庫の広場では3日〜13日まで オクトーバーフェストが開催されている。真っ昼間からみんなガンガンビールを飲んで、音楽が流れ、とても楽しそうだった。画像のように1400席 満席だ。ここでビールを飲んでしまうとあとが続かないのでぐっと我慢。

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赤レンガ倉庫会場は ホールでのイベントやパフォーマンスが中心だそうで、作品は少ない。1960年頃の日本の「前衛芸術」を映像資料として見ることができる。
細なが〜〜い43mにわたる通路のミランダ・ジュライの作品は、一組ずつ入場するので、長い列ができているが、これは見逃さない方がいいかも。

 

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ライフジャケットを着て、乗客4名だけというボートでBankART StudioNYKへ。
みなとみらいと大桟橋を水面目線で眺められます。
無料でこの絶景は、この展覧会の穴場かも。
上空では パシフィコ横浜で開催されている「2008年国際航空宇宙展」のデモフライトが始まったようで、自衛隊と海保のへりが飛び交っていた。船頭さんは空のパイロットの腕にも詳しく、その解説が面白くて二度おいしかった。

 

Dscf2144

日本郵船海岸通倉庫は3階分会場である。映像や光を表現手段とした作品が多い。
赤レンガ倉庫会場とここの空間構成は日埜建築設計事務所。
作品が主役であり、倉庫という空間を生かしながらの構成、一体何をしたのだろうか、いやマイナスの美学なのかもしれない。私は壁の白さ、元からある壁と床との対比、結構気に入りました。

Dscf2148

そして馬車道に戻って、BankART 1929 Yokohamaで「心ある機械たち」を見る。
ここに来て、作品を見て正直 緊張が解けて ホッとなごんだ気分になった。
ヤノベケンジ氏の巨大なロボットが突然 ムクムクと起き上がった。面白い。
作曲家でもある川瀬浩介氏の作品。ベアリングのボールが精密に打ち出され、鋼の鍵盤の上を飛び跳ねることで奏でる音楽に癒される。 

実はこのモノ作りによる作品が、自分の感性に一番馴染んだのかもしれない。

大桟橋、三渓園などまだまだ見切れていない。


本日の万歩計は12300歩を示していた。

それにしても二日続けてよく歩いたので疲れた。


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