MUJIの挑戦
日本では無印良品。グローバルブランドとしてのMUJI。
その MUJI から
「すばらしい家具たちを再び「多くの人が使える、当たり前で良質の家具」として蘇生させる挑戦です。」 というメッセージとともに、トーネット社が1859年につくった曲木の椅子「NO.14」、バウハウスのマルセル・ブロイヤーが1920年代につくった曲パイプの椅子「B32」が、リプロダクトして発売されるそうだ。
トーネットの家具というのは、曲木技術により世界で初めて家具のマスプロダクト化に成功し、もともと良い製品を大衆に届けるというのが目的であったはずだ。しかし今では1脚10万円以上となってしまって気軽にとはいかない。
それらを本来の合理的生産方法で、手の届く価格帯として売り出すというのは、MUJIの思想を体現した理にかなったことだと思う。
そして素晴らしいことだとさらに思うことは、トーネットやバウハウスを知らない、この椅子の持つ大きな意味を知らない、そして デザインに対して関心の無い人も、、MUJIブランド通してこれら名作家具に出会う機会ができるということだ。。
一方で、デザイナーやメーカーを伏せ、アノニマスなスパーノーマルでまさに「無印」なIブランドを構築してきたはずなのに、ここで、一気にトーネット社を前面に押し出してのプロモーションというのは、大きな変化も感じる。
消しゴムから住宅までのライフスタイル提案を一貫して行える巨大ブランドに進化した今、MUJIは歴史的な良品を MUJIテイストに焼き直して現代に提供するという新たな挑戦を始めたのだと理解したい。
アドバイザリーボードの良識と秀逸なプロデュース力をひしひしと感じる。
実物は MUJI ブランドで展開している 東京ミッドタウン、新宿、銀座松坂屋、有楽町の4カ所で見ることが出来る。
MUJIネットで先行予約受付中。
本販売は来年2月上旬だそうです。
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