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2008年12月21日 (日)

プリントゴッコに感謝

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子供達は今年もプリントゴッコで年賀状を作った。

今も手元に残っているプリントゴッコで作った年賀状の一番古いものは1987年の卯年のデザインだった。我が家の黄色いプリントゴッコB6セットは多分20年以上使用していることになる。長女が最初にプリントゴッコで年賀状を作り始めたのが1999年、次女は2002年からだ。以来、毎年この時期になると、新聞紙を広げてぺったんし、乾くまで一部屋年賀状に占領される。版下、製版、印刷というシルク印刷や色の調合の仕組みをこれで実感して学んだと言えよう。2版を組み合わせた凝ったデザインをした年もあったが、1版でいかに多色で凝ったように見えるかのコツも覚えたようだ。

プリントゴッコは今年の5月30日に本体の販売終了が発表された。
一番よく使う赤いインクが足りなさそうだ、というのでパーツの販売を継続している東急ハンズに行ってみたが、既にランプは売る切れで手に入らなかった。マスター、インクはまああるが、ランプがなくては製版が出来ないので今回が最後の制作になるだろう。

プリントの「ごっこ」という遊びに託したネーミング、年賀状作成という日本の風習に合わせた消耗品ビジネスは一世を風靡した。パソコン、インクジェットという個人向けプリンタの普及とケータイ、メールによる年賀状そのモノの減少に、とうとう退場である。

日本の様式美、形式美と言ったら言い過ぎかもしれないけれど、便利さや合理性であれば今はいくらでも手段がある中で、自分で考え、表現し、作り、そして元旦に年賀状が届くということ、新年の特別な節目にお互いのことを思いやる気持ち、それを子供達に教え、それぞれが学ぶことが出来たのもプリントゴッコのおかげと感謝したい。

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コメント

かなり値上げになってますが、まだ売ってるみたいですよ。(他のネットショップでも扱いあり)
http://www.risonet.jp/goods/1185323793127/

なつかしいです。プリントゴッコ。
もちろん自分でも使いましたが、実家が文房具屋だったので。(^^;

投稿: よしはし | 2008年12月21日 (日) 23時14分

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