巣ごもり三連休
長いが移動したり人が集まったりと慌ただしい年末年始のお休みから早、1週間。
3連休でよかったあ、と思う。
ゆっくりといろいろできる。
そこでまず年末年始に片っ端から録画した映画、コンサートの番組を堪能した。
映画は 12/31の「神童」、1/1の「かもめ食堂」 1/3の「HERO」の3本を見る。
クラシックコンサートは、まず手始めに1/9の深夜に放送された「ETV50 クラシックアーカイブ 世紀の名演奏」でカルロス・クライバー指揮、バイエルン国立管弦楽団の演奏するベートーヴェン作曲交響曲第7番の伝説の超名演(1986年5月19日昭和女子大人見記念講堂)の映像を見た。
クライバーの魔術師のような華麗な指揮姿と疾走する音楽、その迫力の凄さに圧倒されてしまった。1980年代後半からは2,3年に数回しか指揮台にあがらなくなってしまい幻の名指揮者となっていたし、一般的な指揮者の3〜4倍の練習時間を費やし非常に緻密を極めるリハーサルを行いながら、本番では踊るような独特の指揮法と音楽をすることの喜びに溢れた表情は、観客を熱狂させるに十分なカリスマ性を備えていた。
生前にNHKでこの映像が正規に再放映されたことはないはずだから、地上デジタルの鮮明かつ高音質で放送されることは、クラシックファンにとっても大ニュースだったはずだ。遺族からのOKが出たのだろう。
そして3連休で、12/28の「サイトウキネンフェスティバル2008」、
12/29にNHK教育で放映された 「クラシックハイライト 2008」、
1/4にNHK BS ハイビジョンで午前、午後から0時にかけて2部に分かれて9時間に渡って放映された「夢の音楽堂^〜小沢征爾のいざなうオペラの世界〜」の後半を見た。
昨年のサイトウキネンフェスティバルで上演されたヤナーチェックのオペラ「利口な女狐の物語」を小沢征爾氏のステージを作って行くプロセスなどを交えた解説付きで見ることが出来、非常に面白かった。
白眉はなんと言ってもカルロス・クライバー、ウィーン国立歌劇場の演奏によるRシュトラウス「ばらの騎士」だ。最初に指揮者が登場しただけで観客は大騒ぎ、そしてまたバレエで踊るかのような指揮姿から序曲が始まるともうワクワクしてしまうのだった。
1994年10月東京文化会館でのウィーン国立歌劇場来日公演カルロス・クライバーによる「ばらの騎士」は観客すべてが陶酔し、今でもナンバーワンに掲げるという日本オペラ史上に残る超名演だったそうだ。今回の映像はその7ヶ月前、ウィーン国立歌劇場でのライブ。始まる前に解説の小沢征爾氏がカルロス・クライバーとは来日時は家族ぐるみで大変親しく付き合っていたという話をされていた。小沢氏がウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した時、一番最初に電話で祝福してくれたのが「カルロス」だったのだそうだ。じゃあ、ウイーンオペラの指揮台に立ってよ、とお願いしたら、「仕事の話はよしてくれ」と言ってんだよねえ、と小沢氏も茶目っ気たっぷりに懐かしそうに語っていたのが印象的だった。
ハイビジョンの美しい映像とともにオペラを堪能できました。
おかげで、隣の公園で恒例の「どんど焼き」が11日にあったことをすっかり忘れていた。
巣ごもりといいながらも、自転車のパンク治したり、次女のピアノ発表会の「なんちゃって企画」である親達による混声合唱の練習に出たり(あ〜〜、30年ぶりの合唱だし、予想通り父親(男声)は私一人でした)、いろいろ出かけたりもしてるんです。すっごい近所だけど。
3連休は家族もパソコンに向かう時間が長いので、ブログの更新する時間もなかなかないのでした。
下は昨年のどんど焼きの様子。
| 固定リンク




コメント