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2009年2月 2日 (月)

光と影

Dscf3343

建築家 安藤忠雄

新・陰翳礼讃

最近読んだ2冊の本。
いずれも 自伝に近い。

そして共通点は光と影、そのプロセスについての記述から「日本人」と「気概」について多くを学び取ることができる。

アラーキーの撮影した迫力あるポートレートが表紙になった「建築家 安藤忠雄」は、まさに不屈の闘志がにじみ出てくような眼光に書店に平積みされているだけでちょっと怖い。

最後のページには以下のように記載されている。

「建築の物語には必ず、光と影の二つの側面がある。人生も同じだ。明るい光の日々があれば、必ず背後には苦しい影の日々がある。」「仮に私のキャリアの中に何かを見つけるとしても、それは優れた芸術的資質といったものではない。あるとすれば、厳しい現実に直面しても、決してあきらめずに強く生き抜こうとする、生来のしぶとさなのだ」と。

日経ビジネスの書評には「特に本書はこれから向かうであろう厳しい時代の指針になる。」とまで書いてあった。まさに「新しい時代を作るのだと言う気概が必要なのである。」

「新・陰翳礼讃」は照明デザイナー石井幹子氏のこれまでの足跡を振り返りながら、「日本の伝統的なあかり」と、そこから「新しい照明のあり方」を探ろうとする姿勢が興味深く、解りやすく書かれている。フランス人の日本文化への理解や欧米と日本の比較、横浜のことなど興味深い。この本も一気に読める。ある意味、日本の照明文化への問題提議でもあろう。これも新たな時代に向けた一つの気概を示している思う。

戦う男と女の物語、そこから勇気を知恵をもらえる自伝といえましょう。


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