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2009年3月29日 (日)

家を建てるということ

Dscf3991

先日、ある方と、久々に再会した。
久々と言っても前に会ってから数ヶ月ぶりだけど。
ご近所のマンションに住んでいて、同じ地下鉄の駅を利用しているので、夜、その駅の出口であったことがあるのだ。
最近 お会いしませんね〜、と声をかけたら「実は引っ越しをしたんですよ」と言う。
どこにどういう事情でと、詳しくお話を聴いて、それはもうびっくり、羨ましい内容だった。

横浜市のなかでも人口増加率が大きく、住民の平均年齢も一番若いのが私の住む地域だ。計画的に残された里山やそれらを結ぶ遊歩道など緑も豊かで、医療機関、大型のショッピングセンターから個性あるお店まで多くある。無機的な建造物が多い街並、いわゆる人工的なニュータウンだが、子育て世代にはとても住みやすく、出張などの移動にも便利な環境であるからこそ、彼も将来への発展性、資産性までを考えてこの地に居を構えたと思っていた。
今日も近所の公園では桜まつりが開催され、3世代の家族連れがのんびり花見の宴をしたり、ジョギングしたりととても賑わっていた。

彼は、昨年の春、この地域のマンションを売り、三浦半島の先に600坪の土地を購入、現在 自宅を設計中とのこと。

当初は息子さんの小学校入学に間に合う3月には竣工するつもりでいたそうだが、紆余曲折あって、未だ賃貸暮らしなのだそうだ。

それにしても「三浦半島の先」という場所、600坪という敷地の広さにまず驚く。
京急で通勤片道70分は覚悟の上だそうだ。
その600坪の敷地は当然自然がたくさん残っているそうで、樹齢100年を超える欅もあるという。古屋もあるそうだ。
その古屋の廃材も使い、敷地内の自然も生かす、「もちこまない、もちださない」がコンセプトなのだそうだ。

設計は 遠野未來さん という方。
施行は 楽居 という工務店さんに 決定したそうだ。

このお二人のブログを読むと、大量生産、大量商品に慣れてしまい、家までハウスメーカーの工業製品やゼネコンによる集合住宅という、生産性や効率を優先して買って満足してしまっている今の生活を考えさせられる。

施主である彼は、仕事も精力的で、理想を追求する姿は素晴らしいのだがプライベートでもこういう取り組みをしているとは。
まさにあるべき姿を考え、自身のライフデザインをセルフデザインしようとしている見本のようなのである。

施主と設計者、そして工務店それぞれがこの出会を楽しみ、素晴らしいプロジェクトになっているようだ。
たまたま知人が家を建てる、ということなのだが、このドラマにぜひ注目して、自分なりにいろいろ考えさせていただく機会にしたいと思っている。

関連情報:

荒井恭一のオフィシャルblog(施主ご本人のブログ!)

三浦みらいの家(自然素材といのちの場)

みらいの家(楽居の日々)

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コメント

お〜〜!
とうとう着工ですね。
さっそくリンクに追加させていただきました。
末永くドラマを楽しませていただきます。

投稿: kojicozy | 2009年4月14日 (火) 00時30分

この記事のエントリーありがとうございました。最近私もblogを書いているので、よかったらご覧下さいね。では!

投稿: 荒井 | 2009年4月13日 (月) 23時57分

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