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2009年4月29日 (水)

昭和の日とメーデー

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今日は「昭和の日」。
最も新しい国民の祝日ということで、その趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」ということだそうだ。

4月29日は「みどりの日」だと思っていたら、2007年から5月4日になってましたね。
自然をこよなく愛した生前の昭和天皇に因んで「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」という趣旨は新緑のGWにも相応しい。

未だにみどりの日だと思ってる人のためではないが
昭和の日オフィシャルサイト なんてのもあるんだ・・・。

もはやデジタルネイティブである平成生まれの先頭が成人を迎えるわけで
もう社会にどんどん出てきてるわけです。

そして1日おいて5月1日がメーデーなんだけど、
メーデーっていうことを知らない社会人も私の周囲には多い・・。

労使協定でメーデーを会社の休日としている企業は、今まで当たり前のように休日だったかもしれないが基本的には平日。休日ではないので参加しにくいとか、連休の谷間で不便だということで、最近は4月の最後の土曜日に集会が開かれるようになっている。
労働組合活動の強弱や、組合員の連帯の場としてメーデーの意義を伝えることができない、または組合員自身が意味を見いだせないからか、労使で休日取り消しの動きもあるようだ。

休日を有意義に過ごすための用意周到な準備は大事だけれど、なぜ休日なのか、もう少し考える人が増えると、少しは働くことの意味や助け合い、労働条件のことを自分のことと会社の関係、社会との関係を結びつけられるんじゃないかと・・。

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2009年4月28日 (火)

100,000アクセス

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おかげさまで アクセスカウンターの数字が100,000を超えました。
ありがとうございます。

ブログ開設から38ヶ月、
50,000アクセスから10ヶ月目です。

これからもぼちぼちと・・。

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2009年4月26日 (日)

GWの始まり

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昨日の寒い嵐はどこへやら。
今日は一転 眩しい初夏の日射しと強い風。

若葉達はゆらりゆらりと風にたなびいて、一方向に偏っている。

子供達が小学生の頃、毎年GWの始まる最初の日曜は、市の教育委員会が主催する写生大会に参加してきた。数年前までの、新緑の山下公園で大きな画板に画用紙を挟んで絵筆を揮った日が懐かしい。

今年は、GWの始まる最初の日曜に予備校の保護者説明会というのに参加してきた。
だいたい、私は予備校に保護者説明会なるものが何のために開催されるのかも知らないほど認識不足である。予備校の仕組みすらよく解っていない。何のための保護者説明会なのか、そういう説明からありました。

昔も今も変わらぬことは、受験者の志望動向が世相をとてもよく反映しているということだった。

不況による受験校の絞り込み、負担の軽減
日本人ノーベル賞受賞による理学部志望者の大幅増加、
少子化のなかで新設大学、新設学部のイメージ効果による受験生増加

なるほどねえ。その時代で人気学部というのは変遷しているし、今や何を学ぶのかすぐには解らないイメージ先行としか思えない学科名もあります。

私の時は、第1回共通一次のため、大手予備校にコンピュータの導入が始まったばかりで、各地の地方予備校とのネットワーク化を画策したデータ集めのための無料の模試が何回もあった。でその時にしか踏み入れたことの無い予備校の校舎。昔と比較のしようも無いのだが、今時の受験生を持つ親としてこの情報社会では、現時点での入試制度を認識するためには必要なことなのかと納得する。
大学に入ることが目的ではなく、本人自身が「何を学びたいのか」「何のために 学びたいのか」その目的と、如何にこれまでの基礎が重要なのか、この1年は毎日の積み重ねが如何に大事なのか、そして子供と親の心理的な側面が教務から端的に説明があった。
自分が高校生だった30年前と本質的には何も変わっていないと思うのだが、「なりたい職業」→「そのための勉強」→「学科」→「入りたい大学」→「入れそうな大学」という志望校選びも、全入時代になって、これまでにうまくやりたいことがみつからなかったから「大学の名前」→「特定」とか、「やりたいことは入ってから見つければいい」というタイプがますます多数派になっているようだった。

客観的にこんなこと書いているが、少なくとも受験生の親なので、過去の価値観や自分の体験知識だけに偏らないよう気をつけながら、妻とともに最近いろいろ会話をするようにしています。そう、しっかり支え、陰ながら応援するのが役目だから。

そういう状況だからこそ見えてくる社会、大学の状況、これからの世代、ということをひしひし実感している今日この頃だ。。そういうライフステージになりました。

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2009年4月24日 (金)

make your work!

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お薦めされたので読んでみました。
今、人に薦めまくっています。
同僚にGWの課題図書だよとか。

訪ねた部屋の大きな机に、うずたかく積まれていた本の山の一番上にそれはあった。
訪ねてくる学生さんの目につくようにとのことだそうだ。
気になって手に取ったのは私だった。
「まだ読んでないんですか?相当共感すると思いますよ」と薦めていただいたので
早速買って読んでみた。
見事にはまりました。流石です。ありがとうございました。

2003年に単行本で発行されていて
amazonにナガオカケンメイ氏が5つ星でレビューを書いていました。

2月に文庫本として発刊され、
値段も読む場所も手軽になった。

あとがきで、単行本を読んだ読者からのある意味批判的なメールでの感想に対し、
著者の誠実な考え方が文庫本に掲載されている。
「どんな人にも、それなりの現実はある。そしてその現実を選択しているのは、いつもその人自身だと思うんです。」
その通りだけど、ハッとさせられた。

「自分の仕事をつくる」 西村佳哲
ちくま文庫 760円+税

仕事とはなにか。「いい仕事」はどこから生まれるのか。仕事を「自分の仕事」にするためにはなにが必要か。八木保を、柳宗理を、ヨーガン・レールを、パタ ゴニア社を、ルヴァンを、象設計集団を、さまざまな「いい仕事」をする人々を訪ねて回った貴重な記録。働き方が多様になってきた時代、迷ったら立ち戻りた い働き方のバイブルである。文庫化にあたり新たに10年後のインタビューを2本追加。(筑摩書房HP この本の内容より)

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2009年4月23日 (木)

本当の花

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ハナミズキの本当の花は真ん中に集まっている小さいやつ。
やっと咲き始めました。
花びらに見えるのは葉の変形したもの。

生きて行くための術として見せかけも必要かもしれないし
それにだまされることでうまくいくこともある。
しかし、社会で生きて行くためには
ちゃんと観察をして、本当に大事なことを見つけたり
知っておくことが 結局大切なことなんだなあ。

大事なものを無くしたら、ほんと取り返すために
どれだけエネルギーをムダに費やすことになるのか。

そういうのって、すぐには解らないけれど
小さなことの累積の結果として
心と時間のかけられた人やモノは
決してウソは無いし、美しいのですよ。

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2009年4月20日 (月)

骨 展

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東京ミッドタウンにある21_21_DESIGN SIGHT
5月29日から8月30日まで「骨」展が開催される。
第5回企画展のディレクターである山中俊治さんがこの展覧会をきかっけに
「デザインの骨格」というブログを3月30日から始めていました。
まだエントリーは少ないですが、非常に興味深い。

サテライトオフィスはあの世田谷の日本ではないような一角にあったのですな。
3月17日にAXISであった慶応SFCのエクス・デザイン(XD)プログラムの成果発表会の時に、義足や骨展の紹介もあって、とても興味を持っていたのだが、そのプロセスが垣間みれるようだ。

山中俊治の「デザインの骨格」

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2009年4月19日 (日)

ブログってのは

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このブログを読んでいただいている方々の幅が広がっていることを感じる機会がある。
親戚縁者、友人知人までは顔が思い浮かぶ。「はい、リンクから読んでます」という学生さんや友人の友人くらいまでは想像の範囲だが、そういう人の出会うと、ほうそうなんですかと妙に照れくさかったり緊張したりする。内容に興味を持っていただいているからこそ話はとても弾む。学生時代の友人が偶然たどり着いたり、検索でひかっかってからブックマークしてます、なんていうのも嬉しいが、意外だったのは学生さんのご両親で読んでいる方がいるらしい。私のお母さんがファンなんです、という言葉に、私とほぼ同世代の方が学生さんの親として、親世代の言葉で理解できる点に共感されたのかなといろいろ想像してしまう。

「散歩日和」というタイトルから、日記のようにその日に見聞きしたこと、気がついたことが中心で、ネタのストックも無い。私の興味の偏りはあるがテーマを特に絞ってもいなくて、文章も思いついたまま書き込んでしまうので、まとまりが無く、つい長文になりがちだ。そこがいい面でもあり、情報として整理されていないのかなあと反省もある。

が、自分の頭の中の整理、記録としての役割は多大なのである。

必ずエントリーに関するが画像か、内容に関係なくてもその日の様子、季節の進み具合、お天気など空気感、時代感があとから分かるような画像をアップッしている。あれは一眼レフで撮影しているのですか?どうやって撮影しているんですか?という質問もよくいただく。コンパクトデジカメでちょいと撮っているだけです。ほんとに。

先日、中2の次女がHPとブログを始めているのを知った。

そういう時代かあ、と思いつつ、ブログとは何ぞや、自分は何を書きたいのか、誰に知らせたいのかあらてめて振り返る。

「情報とは知りたいこと、知らせたいこと」「今は情報が多すぎて機能していない時代だからこそ、それを「身体で納得すること」「納得できるようにデザイン」することが大事」とある先生は端的のおしゃった。

「違う領域が交流することで新しいものが生まれる。交流は革新にとって必須なのです」
とカルロスゴーンは言った。

情報メディアとしてのブログの歴史は始まったばかり。
そこにチャレンジすることで初めて解ること、メリット/デメリットも変化していく。
チャレンジというのは既知の領域に収まらない領域に踏み込むことだ。
それを時代とともに実感して行くことの醍醐味がある。
それは不確実性を伴う。
それは安全ではない。
安全ということははリスクの小さいことだ。
かといって、リスクをゼロにすることは現実的ではない。
「リスク」は「危険」と訳されるが、実は「リスク」の語源となっているイタリア語の意味は「勇気を持って試みる」ことだそうだ。
ということは「リスク」は可能性と言い換えることも出来る。

いずれにせよ、自覚と責任が必要なことは言うまでもない。

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2009年4月18日 (土)

万華鏡の視覚 展

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万華鏡(カレイドスコープ)の視覚:
ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションより


森美術館 六本木ヒルズ森タワー 53階
2009年4月4日(土)〜7月5日(日)
開館時間:月・水-日10:00−22:00|火10:00−17:00
※4/28(火)、5/5(火)は22:00まで 
       いずれも入館は閉館時間の30分前まで

会期中無休
入場料:一般 1500円、学生(高校・大学生) 1000円、子供(4歳−中学生) 500円
主催:森美術館、ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団
後援:オーストリア大使館

目を奪う、心揺さぶる、アートに出会う

光、色、音、言語、概念、コミュニケーション。視覚だけでなく、聴覚や触覚など、人間のさまざまな感覚をあらゆる方向から刺激する作品と出会い、現代アートの醍醐味を体感してみませんか。本展は、優れた現代美術の所蔵で名高いティッセン・ボルネミッサ現代美術財団と森美術館が協働して、ダイナミックなインスタレーションを中心とした国際的に活躍するアーティストの作品で構成されます。
本展出品のアーティストたちは、人間の感覚や認知のシステムに関して独創的な視点をもっています。
彼らが提示する世界に対面する時、私たちが慣らされた感覚は試され、普遍的だと信じてきた「常識」は覆されます。「現実(リアリティー)」とは何か。
私たちが生きている世界とはどこか。人間の存在と認識に関するこの根源的な問いに対して、あらゆる可能性を探ります。万華鏡(カレイドスコープ)が多様で魅惑的な視覚を映し出すように、決して一つではない視点があることに気づくとき、世界の見え方が変わってくることでしょう。

(展覧会HP 展覧会概要より)

森美術館の企画展では、開催中にこどもツアー、シニア向けツアー、手話ツアー、学校の先生向けツアーなど様々なパブリックプログラムが用意されている。
ギャラリートークもそのひとつ。
昨年の5月、タナー賞の歩み展の時に会社帰りに同僚と初めて解説ボランティの方のギャラリートークに参加した。15名くらいで主要な作品の解説を聞きながらぞろぞろ一緒に見る面白さ、まさに解説と鑑賞のインスタレーションみたいなものである。
この展覧会を企画したキュレーター、荒井さんのギャラリートークが17日(金)の夜19時から予約不要、無料であるということを知って、同僚と一緒に参加した。

受付順に先着30名に受信機とイヤホンが配られる。開始の19時にはちょうど定員になった。若い人、女性が多い。

まず入り口で荒井さんから「この展覧会では、ちょっといつもとは違う視点で見ることで、新しい発見や、気づきが得られることを目指しました」というご挨拶と、展覧会の概要の説明があった後、約1時間程度で、23作品のうち11の作品について、作家の意図や背景、この展示会でのエピソードなどを聴きながら巡ることができた。作品もダイナミックでいろいろな角度から鑑賞した方が面白いので、周囲を歩き回っていても他の鑑賞者の邪魔にならないようささやくような解説者の声がイヤホンからはっきり聞き取れるのがいい。

美術館は22時まで開館しているので、その後、解説の無かった作品や、気になった作品をもいちど見に行くのにも十分な時間がある。

このギャラリートークはサポートスタッフにより4月20日以降、毎週月曜日14:00 - 15:00、水曜日19:00 - 20:00、土曜日14:00 - 15:00に無料、先着15名で開催されるそうなので、行く予定のある方はぜひ利用してみるとよいだろう。

時間が合わなくても、森美術館では入り口で音声ガイドを無料で貸し出してくれるので、作者のエピソードやメッセージなどが作品をより親しみやすく、手助けしてくれるに違いない。

欧米の現代アートはよりメッセージ性が強いが、今回の展示作品はかなり解りやすい作品が多く、現代アートに詳しくない人でも少し興味のある人でも楽しめると思った。

ポスターのビジュアルにもなっているカールステン・フラーの《Y》は、先入観を持って本物に触れるとちょっと印象が違うかもしれない。

この展覧会の会場ならではという試みもいくつかあった。

ジム・ランビー『ゾボップ・ゴールド』の作品は、まさに展示室に合わせてビニールテープで制作されている。そこにはイェッペ・ハインの『映す物体』という作品が置かれている。これこそ、解説を聞かないと、別の作家の別の作品であることすら解らないほど、見事に一体化している。実は、『映す物体』を覗き込むと自分自身が写り込むので、自分も作品の一部になってしまうのだ。二つの作品、展示室、自分の一体化のできあがり。さらにその球状の物体は人が近づくと、逃げたり近づいたり、じっと動かないと時もあれば、突然ゆっくりと動きだすのだそうだ。なんと、私たちは途中からご機嫌ななめだったらしく「調整中」でしまわれてしまって、見ることができなかった・・・。残念。

ジョン・M・アームレーダーの《グローバル・ドーム XII》と、ケリス・ウィン・エヴァンス
《ジークフリード・マルクス著『天体写真術—写真現像の過程』(1987年)》という2つの作品は、光のインスタレーションを利用した作品だが、53階の六本木からの眺望を取り込んでいる。昼間より、お天気の良い日の夜がオススメです。それは、作品を鑑賞する展示室に入ってそれが実感できます。

個人的には光と影の調和の変化をシンプルな装置で描いていたオラファー・エリアソンの《投影される君の歓迎》が非常に興味深かった。

事前にプレス向けの内覧会のレポートや、既に鑑賞した人のブログをチェックして行くと、より楽しめると思う。いくら事前に情報を入れても、実際に体感してみないとその面白さ、新しい気づきは得られないことは言うまでもありません。

関連記事

森美術家「万華鏡の視覚」展キュレーターインタビュー

「万華鏡の視点」展フォト&ブログレポート

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2009年4月15日 (水)

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展

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William Merrell Vories as an Architect ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 恵みの居場所をつくる

パナソニック電工 汐留ミュージアム
2009年4月4日(土)〜6月21日(日)
休館:月曜日
開館時間:10:00〜18:00
入場料:一般500円(65歳以上400円)/大学・高校生300円/中・小学生200円
主催:パナソニック電工 汐留ミュージアム、 京都新聞社

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964)は日本近代建築史において独特の存在感を放っている建築家です。
 アメリカ・カンザス州に生を受け、1905(明治38)年に来日したヴォーリズは2年間、滋賀県立商業学校(現在の滋賀県立八幡商業高等学校)で英語講師を務め、その後も近江八幡の地にとどまって、幅広い活動を繰り広げました。建築事務所や現在の近江兄弟社へとつながる事業を立ち上げ、建築家や実業家と して活躍する一方、地道で熱心な伝道活動を続けました。また彼は軽井沢にも拠点をもち、毎夏、避暑に訪れる外国人宣教師らと交流して人脈を拡げ、全国各地 に数多くの名作建築を遺しました。
 ミッションスクールや教会、商業施設から個人住宅まで多岐にわたるヴォーリズ作品は、いずれもそこに集う人々への深い思いやりにあふれています。
 本展では、今もなお日本に多くの愛好者をもつヴォーリズ建築の尽きない魅力を、豊富なオリジナル図面や写真、映像でご堪能いただきます。特にヴォーリズ 夫妻が毎夏を過ごした軽井沢の≪浮田山荘(旧ヴォーリズ山荘)≫(1922年)を、ウォークインの原寸大模型で紹介する等、彼がめざした「理想の住空間」 とは何だったのかを彼の遺した作例や言葉のなかに探ります。

小さな会場ながら500円でこれだけ充実した展示はお得です。

ヴォーリズ建築は、東京なら山の上ホテル、京都なら四条大橋たもとの東華菜館、大阪は大丸大阪心斎橋店が一般の人の目に触れたり、利用されたりして 多くの建物が未だ健在で親しまれている。
私はマニアなので、北海道旅行の際はわざわざ北見のピアソン邸を訪ねたり、昨夏は近江八幡詣でをしてしまった。

今回の企画展は事務所開設100周年を記念して滋賀、福岡、軽井沢、大阪とゆかりのある地を巡回してきたそうだ。多くのスケッチや図面も素晴らしいが、目玉は 軽井沢に建てた最小住宅の実験でもあった山荘のウオークインできる原寸での再現や、人に優しい蹴上がりと踏み面の秀逸な寸法関係を昇降して実感できる階段である。

10月には近江八幡で実際のヴォーリズ建築を使用した分散展示会も開催されるそうだ。

ヴォーリズは、日本の教育、医療、建築設計、会社経営、伝道、出版などの広い分野で貢献した人だ。そのヴォーリズ建築の特徴は、アメリカ建築の流れの中にありながら、日本の気候風土や習慣に合わせた実用性と、全体は簡潔ながら細かなところに豊かな装飾を施した親しみやす差にあると思う。一言で言えば、依頼者のことを考えた for others の精神の現れでしょう。

この展示会で気がついたことがある。
東京のヴォーリズ建築のひとつ、旧朝吹邸は見たことあるなあ・・。
調べたら東芝高輪倶楽部(現東芝山口記念館)じゃあないですか。
もう20年くらい前、東芝の迎賓館として使用されていた時代に中に入ったことがある。
その頃はヴォーリズ建築だとまったく意識していなかった。
そうだったのかあ・・
サガンの「悲しみよこんにちは」の翻訳者、朝吹登水子さんのご実家だったんだあ、と
いまになってその貴重さがわかったのだった。

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2009年4月12日 (日)

芽吹き

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桜がすっかり散ったと思ったら、もうハナミズキが咲き始めている。

湿度が低いためか空が高い。

朝、枝だけだったユリノキが、午後には枝先から小さな緑を吹き出していた。

お花見の終わった公園は、 ピクニックで過ごす家族連れ、子供達の歓声で賑わっていた。夕方、私も自転車でのんびり近所をサイクリング。

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木によって赤ちゃんの葉っぱの生まれ方、色、形と芽吹き方にとても個性がある。
それをちょっと俯瞰して眺めるとその個性が美しいハーミニーを奏でてるんんですよ。
新緑のなんともいえないグラデーションの里山、水際、遊歩道の木立。
春の息吹をたっぷり感じてリフレッシュ。

多分、もう来週末にはすっかり緑が濃くなっているのです。

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2009年4月11日 (土)

花吹雪から新緑へ

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今年は、うららかな陽気が続いて、どの入学式もお天気の心配なく良き日を迎えられたことだろう。
桜が満開になるとすぐに雨風の強い春の嵐ではかなく散ってしまい、あっという間に萌える緑が息苦しいくらいの季節となる。

先週は、真新しい制服で入学式に向かう学生やまだ窮屈そうなスーツに身を包んだ若者が、慣れない通勤電車の乗り降りに、さらに混雑に拍車をかけていた。

週末には駅の定期券売り場も、行列が少し短くなった。
替わって、渋谷駅前の夕方は、大学のサークル名を掲げた新歓コンパの待ち合わせの集団、夜になれば二次会の場所探しでたむろする集団で真っすぐ歩けないほど騒がしかった。

新年度らしい毎年の恒例と言ってしまえばそれまでだが、ちょっと様子が違うと感じているのは私だけじゃないらしい。

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2009年4月10日 (金)

ユーザーの声、自分の意見

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意識しないところで自分たちの感情や選択に影響を及ぼしている潜在意識について書かれた本である。

自分は合理的な判断で商品を買っているつもりでも、実は繰り返し放映されたり、街で目に入るコマーシャルや広告などによって、潜在的に親しみのあるものを選んでいるだけに過ぎなかい、といったことが様々な実験の事例で説明されている。

ユーザの声をそのまま信じちゃいけない、企業が仕掛ける罠にまんまとはまってしまっていますよ。ということを解りやすい事例と理論背景で解説してくれている。

要は、エンタテイメントや広告、政治などが、マスメディアを通じた大衆誘導、世論操作に影響を及ぼしているのかということを学術的に検証されている訳です。

知ったからといって、これから自分が意識したり、もう誘導されないぞ、という訳にはいかないけれど。でも少なくとも今時のマーケティングやコミュニケーションに関わる仕事をしている人は、最低限知っておくべき基礎でしょう。

個人的には第1章「快はどこからくるのか」の音楽の話、後半の創造性と暗黙知の関係の考察が、非常に先鋭的で興味深かった。

といっても 実は1月以上前に読んだのだけれど、ちゃんと理解できていないのではと思い、もう一度読み直してみようと考えている。

従来のユーザー調査やアンケートというのは、「対象者の行動をきちんと事実として正確につかむこと」「その行動に対する心理状態もある程度は事実として把握できること」として、コストや時間的制約の中では、限界があることを知りながら実施すれば非常に有効だ。

その事実をどう捉えて、次のアクションの起こして、また検証するかにかかっているのは周知の事実。

そこを一生懸命 勉強して 自分のフィールドで実践すべきなのですから。

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2009年4月 8日 (水)

はなまつり

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今日ははなまつり
ということは 結婚記念日。

桜のモンブランをいただく。お祝いに。

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2009年4月 7日 (火)

生まれたてのみどり

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欅の枝先から緑がひょろひょろ生まれてる。

コナラ、シラカシ といった枝ばかりの落葉樹から一斉に緑が吹き出している。

毎日毎日 朝 見るたびにどんどん緑が多くなっている。

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2009年4月 6日 (月)

道ばたの花

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花見の帰り道、小さな花がたくさん咲いているのに気がついた。
う〜〜ん、この草の名は何だろう。
気になる。

コンパクトデジカメのマクロなので、
これ以上アップに出来ませんでした・・。

調べてみたら キュウリクサ というらしい。
葉をもむとキュウリのにおいがするから・・。

明日ちょっともんでみるか。

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2009年4月 5日 (日)

地元でお花見

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お昼は隣の大きな公園でお花見をしながらのランチ。

風もなく、日射しが暑くもなく、ほんわか。
赤ちゃんやお年寄にも優しいお花見日和だ。

ソメイヨシノはほぼ満開。
枝垂れ桜が濃いピンクの花を咲かせ始めた。
マロニエの街路樹も、ほころび始めた。
そしてそろそろハナミズキも蕾を膨らませてきた。

春の花のリレーのバトンは順調のようです。

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マロニエの蕾

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2009年4月 3日 (金)

中目黒の夜さくら

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首都圏に住んでいる人は
ほとんどお世話になっている東京メトロのサイン

そのサインをデザインした大先輩
週末に心身のバランスを取るための通っているという
ガラス工房での作品で個展を開いた。

オープニングパーティーのご案内をいただいたので
中目黒の「さくらギャラリー」を訪ねる。

今日の中目黒は、
会社帰りに満開の目黒川の花見をしようという人達で
改札から出られないほどの人出。

先週から今週にかけての寒さが幸いして
ピンポイントで絶好のお花見日和だ。

作品作りをしたそのガラス工房
私の自宅の近所だと知ってまたびっくり。

サイン計画は、ユーザーに概念を可視化して解りやすく、美しく伝える
ということは共通していても
プロダクトやインターフェースとは異なるアプローチ、ノウハウが大変に勉強になった。

今回の個展のタイトルは「ものつくりは面白い」である。
その面白さを「アートではなく、人が使うモノとしてどう形にするか、
手触り感のある中でどろどろと言うことを利かない相手と向き合い、対話しながら
優しく扱うことで やっと自分の思いに近づける、そえがクラフトとして醍醐味さ」
と語ってくれた。

会場では大学の同窓の先輩後輩と久々の交流ができ、
ギャラリーを閉めたあとも
目黒川河畔のパーゴラで
満開の桜を照らす雪洞と半月の月明かりの下
缶ビール片手に デザインとアートとクラフトについて語り合い、
全く初対面のランドスケープや環境デザイン系の方々と
人と人、話題も繋がってしまって面白かった。

そんな中で 来週のイベントのチラシをいただく。

ART in FARM 2009

都会だけではなく郊外の街の中の緑、ランドスケープをどうやって維持していくのか、
合意形成が不可能な区分所有と、壊すのに建てた経費と同じだけのコストがかかるタワーマンション、それと同じように開いた土地があれば経営持続にために開発してしまう密集した建売分譲住宅などなど、知らない、気がつかなかった背景に興味がわいた。
そして何が今 自分たちに出来るか。

美しい春の風景を愛でることができることの意味も考えさせていただいた。

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2009年4月 2日 (木)

+/- [the infinite between 0 and 1]

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+/- [the infinite between 0 and 1]
池田亮司 展

東京都現代美術館[MO+]
2009年4月2日(木)〜6月21日(日)
休館:月曜日
開館時間:10:00〜18:00
主催:財団法人 東京都歴史文化財団 東京都現代美術館

作曲家/アーティスト 池田亮司
知覚と身体感覚の限界領域を探求する

日本の電子音楽分野の第一人者として、世界中から注目されている作曲家/アーティスト、池田亮司。絶えず人間の感覚能力とテクノロジーの臨界点に挑むよう な、洗練された彼の作品やパフォーマンスの数々は、今や音楽だけでなく建築、映像、ダンスといった表現ジャンルを超えて、幅広く大きな影響を与えていま す。
私たちの知覚する世界を、サイン波やピクセルといった最小単位にまで突き詰められた「データ」として捉え直し、それらを再構成することで、全く別の世界体験を作り出すこと。それ自体は不可視である「データ」を、音と光の関係性によって記述することに、池田は映像・音響作品を通して取り組んでいます。
本展では池田亮司の本格的個展として、大規模かつ精緻に構成された映像インスタレーションを中心に、新たな知覚領域を探求する彼の作品を展示いたします。

招待状をいただいていたので、リニューアルオープンしたばかりのMO+で今日から開催される池田亮司展の内覧会に行ってみた。

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展示を見る前にレセプションでシャンパンをいただく。フランスで活躍されているからなのか、シャンパンもペリエの提供、テーブルの上には日仏学院提供という葉っぱの付いたままの人参、大根がディスプレイされていて、ザクザクと輪切りにされた野菜を大きなボールのドレッシングに浸けておつまみにいただくという趣向。

このストイックさはあとの展示を見て意味が分かる。

作品は2フロアに分かれてある。

ブラックとホワイト。

圧倒的なスケール感で数字をひたすら身体に浴びる という無機的な非日常体験です。

これはね、覚悟がいります。賛否両論、好き嫌いわかれます、きっと。

私は表現もさることながら、それを実現している技術に圧倒されましたね。

 

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