骨とデザイン
内覧会の招待状をいただいていたので 同僚達と行ってきました。
第5回企画展 山中俊治ディレクション 「骨」展
21_21 DESIGN SIGHT
2009年5月29日(金)〜8月30日(日)
開館時間:11:00 - 20:00(入場は19:30まで)
火曜日休館
入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
(15名以上は各料金から200円割引、いずれも消費税込み)
主催:21_21 DESIGN SIGHT、財団法人 三宅一生デザイン文化財団
私たちの体を支える骨の一つひとつに数十億年にわたる生物の進化の歴史が潜んでいるように、「工業製品の骨格」にも込められた意味があります。それは素材の進化を物語り、ものをつくる道筋や、人の思考の骨組みがかたちになったもの。まさにデザインの骨(こつ)なのです。
本展では、デザイナーとエンジニアの視点を持って活躍する山中俊治を展覧会ディレクターに迎え、洗練された構造を持つ生物の骨をふまえながら、工業製品の機能とかたちとの関係に改めて目を向けます。
キーワードは「骨」と「骨格」。12組の作家による作品に触発されながら、「未来の骨格」を探っていきます。
ディレクターの山中さんが進行形でブログを公開していることは
4月20日のエントリーで紹介した。
それを読みながらかなり期待していたけど、実際の作品はそれ以上でした。
物事の骨格を形成する機能美だけではなく、
エンターテーメントのように楽しむ要素もありながら
多様な視点からのアプローチに
非常に深く考えさせられたり、
表現のために緻密に積み上げられたプロセスに驚嘆したり。
ロビーでは、300キロの固まりを10人がかりの人力で運び入れたという
フェアレディZのホワイトボディが出迎えてくれる。
アプローチから続く静的で緻密な展示をトンネルのような廊下伝いに見て行くと、急に広がったメイン会場にたどりつく。そこでは動的な体験が出来る仕掛けになっている。
そこで作品の横にいたMONGOOSEの松山さんに
Galvanic Frameの仕掛けの苦労や秘密を教えてもらった。
昨日のプレス向け内覧会の20分前まで笑わなかったらしい
明和電機のWAHAA GO GOは
見事に例えようの無い笑い声を披露してくれた。
土佐さんが声帯まで見せてくれる大サービス。
でも静かな会場でひっそり笑われたら、ちょっと夜眠れなくなるかも。
takram の Phasma は走る機能だけを抽出した
極めてシンプルな構造ながら目にも留まらぬやんちゃな動きと
メカなのに走り疲れてぜいぜいしちゃう姿に
思わず「かわいい・・・」とつぶやいてしまう。
another shadowでは同僚達と楽しみまくってしまった。
玉屋庄兵衛さん自ら操る新作のからくり人形の矢を射るところも
かぶり付きで見た。
残念ながら山中俊治研究室の「フラゲラ」は不調で動かず。
足を分解されて調整することで 結果的にサーボモータやバランスをとっている
骨が見れてしまいました。あの学生さん達は明日の一般公開まで徹夜だろうかと心配になってしまった。
見応え十分な 秀逸な展覧会です。
カタログも買ってしまったが こちらも作品の開発プロセスが非常に充実していて楽しめます。
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