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2009年5月 7日 (木)

景気は?

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横浜市から「定額給付金のご案内」が今日到着した。

市のHPには5月7日以降世帯主宛に順次発送とあったので、順調に実務が進んでいるようだ。
といっても、一番早いところでは3月5日から支給が始まったているし、4月中に支給開始した自治体はすでに1640と全体の9割もあるので、札幌、仙台、名古屋などと並んで遅い方だ。
東京の国分寺市では庁舎の耐震問題で作業場所が確保できず、臨時のプレハブが出来てから発送作業をするので支給も6月以降になるそうだが、概ね政令指定都市は人口や世帯数が多いため、システムの改修に時間と経費がかかることが要因のようだ。

ちなみに横浜市の場合は、170万世帯への支給総額550億円、そのための事務費は31億円にも上り、「定額給付金に関する契約関連情報」の資料に、 集中センター業務委託のための入札や仕様の説明まで詳しく公開されている。

到着した封筒表面には視覚障害者用に点字のエンボス加工が施してあった。
点字の表示内容は「定額給付金申請書」だそうだ。
封筒は封入物が見えないように内部は「YOKOHAMA」という地紋入り。
点字入りの案内をどう用意するのかはもちろん自治体の裁量だが、公開されている業務委託内容の中に170万通すべての封筒に点字を施すことが仕様として最初から入っていた。型作っちゃえば、ランニングコストは変わらないからこういう配慮はいいことだと思う。すでに自治体によっては納税通知書に点字を施したり、シールを貼ったりしているらしいが、今回のように一斉に発送する際には実務面やコスト面からすべてに施した方が合理的なのだろう。そうすることで初めて一般市民にもこのような配慮を行政が実施していることを知ることができたのだ。

そもそもの話だが、定額給付金というのは、景気が悪くなったからなるべくお金は使わないでおこう、と思う国民に政府がお金を上げ、お金が動くきっかけを作ることで景気を刺激しようという政策だ。
12,000円/一人でも十分ありがたい、という人もいれば、気前よく使うには少なくて景気回復に貢献しないのだから、少子化対策や従来の景気対策のように道路や鉄道といった地方経済を活性化するインフラ整備、環境や医療、宇宙に関する新技術の開発に使った方が効果的、というのが反対論。また、国民の税金を自民党の選挙対策資金として有権者に配ったまで、という指摘も一理あって、表向きの目的だけでは語れない。

反対なら返上という選択肢もある。給付されるのだから貰っちゃう人がほとんどだろうが、使いみちを自治体に託すという選択肢も用意されている。託すほど行政が信用されていればいいんですけど。

いずれにせよ、次に待っているのは消費税増税。こっちの方が大問題なんだ。

その前にGW明けに
新型インフルエンザの影響も出てくるだろうし、さらに決算発表が山場を迎える。
来週は定額給付金もぶっ飛んでしまうかもしれない、今後の景況を左右する大事な局面になるだろう。


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