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2009年6月20日 (土)

Y+150

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横浜の開国博 Y+150 に行ってきた。
前売り券を買っていたので、暑くなりすぎず、混みすぎずというこの時期に。
入場料の割に見るべきものが・・・、とかいろいろな影響が重なって観客動員数も予定を大幅に下回っているなど前評判もあまり芳しくないようだ。
一番の目的は、フランスのアートパフォーマンス集団「ラ・マシン」のスペクタクルを間近に見ること。

馬車道駅を降りて、最初に「はじまりの森」へ。ここの建築は、横浜に拠点を置く建築集団「みかんぐみ」によるものだ。期間限定の仮建設と低コストという条件の中で、パイプをクロスさせながら逆円錐形で構成された構造体とその配置は白で統一され、既存の樹木の形状とのリズムも軽やかに、見事に森というイメージのエントランス機能を演出していた。

11時10分前にエントランスをくぐると、広場の向こうに蜘蛛が佇んでいるのが見える。

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スタッフが立っていて、もう真っすぐそれ以上には進めないのでそこで待つことにしたら、「ここでご覧いただくと、水に濡れることになります。また 正面ゲートまで後退しながら観覧いただくことになりますのでご協力ください。」とのこと。偶然だったけど入ってたまたま立ち止まった場所で、びしょぬれになりながらパフォーマンスを堪能できた。

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1回20分のパフォーマンスが2時間おきに1日5回ある。初回の11時からは一番奥の待機場所からエントランスゲートまで移動距離が大きいようだ。正面で鑑賞すると、起動から蜘蛛の真下に入り込んで見上げる状態、そして少し下がった中央で佇むところまで変化に富んだ観察が出来るのでオススメです。

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ミストによる気化熱で気温の上昇を抑えた「黒船レストラン」で、以前テレビで紹介されていたお目当ての「牛鍋開花うどん」をランチにいただく。こういう場所での食事にしてはお得感がある。

徒歩で向かいのトゥモローパークへ。以前 1日1500円の駐車場だったところだ。

ここで、岩井俊二氏プロデュース、脚本X北村龍平監督の「BATON」エピソード2を見る。
3部作の真ん中だけ見せられてもなあ。待ち時間はほとんどなく20分の映像といえどもエンディングロールと予告編が2割くらいあるし。一部を見た人の感想も結構厳しい。
会期中に入場券を3回買って見に来るリピータさんより、ファンなら後日発売されるであろうDVDを買うでしょうねえ。

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さらに奥にある昨年は横浜トリエンナーレ会場だった新港ピアに移動。
本社が横浜に里帰りする日産のパビリオンなのであるが、立ち見のハイビジョンシアターにほとんど動かないPIVO2くんにエンターテイメント性は期待しちゃあいけない。最後のコーナーで「思いやり」を言葉に託すというコンテンツで自ら参加意識を高揚させるくらいしかありません。

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外に出ると黒船体験ツアーの船が。朝10時からY150トゥモローパークインフォメーションで配布される整理券を持っていると乗船できるのだそうだ。入場券があれば誰でも乗船できる訳ではないので、こういうことは事前に調べていくといい。

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随分歩いて疲れたので赤レンガ倉庫でちょっと休憩。ちょうど横浜フランス月間でもあるので、ガレットを食べながらビールをいただく。ビールはもちろん地元横浜のキリン。懐かしのハートランドビールで。

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さらに歩いて、6月2日にオープンしたばかりの「像の鼻パーク」へ。

ちょうど大桟橋に「にっぽん丸」が入港、着岸したところだった。ここは1854年5月31日にペリーが二度目の来日で初めて横浜に上陸したまさにその地であり、1859 年に日米修好通商条約が締結されて以降、横浜で最初の本格的な波止場となった象徴的な場所だ。

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パークの一画にアート作品の展示や音楽・ダンス・演劇といったパフォーマンスを行う多目的スペースとして「象の鼻テラス」がオープンしていたので覗いてみた。設計は小泉アトリエ、「象の鼻カフェ」を含めた運営は表参道にあるスパイラルで実績のあるワコールアートセンターが担っているのだそうだ。ゾウノハナソフトがかわいい。

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なんと、カフェの椅子とテーブルは本物のアルヴァー・アールトのスツールなのだ!そこにフィンランドの画家カティア・トゥキアイネンさんと緑区の小学生のワークショップで造った物語の絵を描いたパネルをくり抜いて座面に貼ったのだそうだ。

カフェの制服はファッションデザイナーの皆川明さん(ミナ ペルホネン)が手掛け、メニューはフードクリエイティブ・チーム「eatrip(イートリッ プ)」と鎌倉中央食品市場内にあるカフェ「パラダイスアレイ」が参画するなど、結構 横浜市としても力が入っている。秋以降にいくつものイベントが予定されていて、ちょっと楽しい場所になりそうだ。

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おしまいに 「くじらのせなか」から 横浜の港を一望してY+150を締めてみた。

入場料の割には・・という巷の評判もうなずける。

けど、ラ・マシンのパフォーマンスだけは、今までにない体験ですのでぜひ一度。

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