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2009年8月28日 (金)

インハウスデザイナーの役割のひとつ

Dscf5956

NEOREAL
-パワープロジェウターが創造する新たな映像表現の世界ー

2009年8月27日(木)〜29日(土) 11:00~20:00(入場は19:30まで)
東京ミッドタウン ホールB (ミッドタウンイーストB1F)
入場無料

キヤノンがミラノサローネに出展した映像作品を東京で体験できる。

夜、作品を体験してきた。
3つのコナーに分かれていて、一つはインタラクティブアーティストの松尾高弘氏とのコラボレーション“Aquatic Colors"(上の画像)。
二つ目の部屋に、キヤノンのインハウスデザイナーらによるインスタレーション"_O_N_L_I_N_E_".
三つ目の部屋が、このアートを実現したキヤノンの液晶プロジェクターの技術展示となっている。

見終わったあとで、この展示を実現した部署のお二人と親しくお話をさせていただいたので、その背景や目的がよくわかった。

一般的にその企業のイメージを支えるメインの事業というものがあるが、それだけではなく、まだ日のあたらないながら、優れた独自の技術を保有していることが多い。そのような注目すべき技術に対して、インハウスのデザイナーが技術の翻訳者として高付加価値の創造に貢献できる活動としてこれを位置づけていると私は理解した。
外部のアーティストから高いクオリティを要求され、それと技術のギャップを埋めていく作業により育まれる高い目標を克服するモチベーションとノウハウ、その結果をユーザーが体感することによる、その技術への信頼。
インハウスデザイナーらによる、日常の商品化とは異なる技術の可視化による価値の共有化を目指した制作は、自社技術の新たな認識と未来の事業を生み出す力となるだろう。

来場者は、これらを3つのコーナーを巡ることでそのブランドの背景を実感することになるだろうし、これらをプロデュースしたインハウスの担当者ら、そこからのフィードバックで、新たなモチベーションへの手応えを感じていることと思う。

ミラノサローネという場所にデザインからブランドイメージをあげる活動として、このような作品を出展できることを素直に羨ましく思うし、そこまでに至る経緯も含めてインハウスデザイナーとして敬服する。

また目的が明確だからこそ、経営陣も未来への投資への必要性を認めているのだろう。

いい勉強になった。

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