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2009年8月23日 (日)

未来を選ぶこと

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自宅に「投票のご案内」がやっと届いた。

8月12日に「選挙に行こう」8月19日に「マニフェストの比較検討」なんていうエントリーを書いてみた。自分の選挙区がどこか、候補者が誰なのかは、なんとか自治体の選挙管理委員会のHPに辿りつければわかる。また、各党のマニフェストは党のHPにたどり着ければダウンロードできるけど、投票する候補者のマニフェストや意見など判断材料をネットで探しても見つからない。

NHKテレビなどで各政党の政見放送や候補者の経歴放送なるものを放送しているようだが、だいたい早朝だし、いつどこでやっているのか、番組表や放送予定表が配布されるわけでもないので(有権者は自分で調べろという態度なのだろう)まずわざわざは見ない。今の時代とても非効率的で機会均等を妨げたやり方じゃあないかと思う。
でも、たまたまザッピングの途中で偶然にも某政党の政見放送を少し見てしまったのだが、なんだかタイムスリップしてしまったかのような70年代風のサイケなグラフィックにメッセージのしりとりで次々候補者が語っていく様子にしばし呆然、そのべたべたなセンスのなさにちょっと哀しくなってチャンネルをまわしてしまった・・・。こりゃ見続けたくないなと。

せめていつでも都合のいい時間に見られるようYouTubeにアップして欲しいもんだが、選挙管理委員会がすでにアップロードされている政見放送や経歴放送の動画について、不公平になるからと片っ端から削除要請をしているらしい。

これらの理由は候補者のウェブサイトやメール、その他のインターネットを使った選挙活動が規制されているからだ。 公示後は、すべての候補者の活動が公職選挙法、いわゆる公選法に規制されているのだ。

マニフェストは各党とも表向きは「選挙公約ではなく、政権政策」だからネットでの公開はOK。 ただし、公示後は更新できないんだそうだ。
マニフェストの配布場所は選挙事務所と演説会場、街頭演説場所の3カ所に限られていて、郵送も禁止。じゃあ、いつどこで演説や街頭演説が行われるのか、どこにだれの選挙事務所があるのかなあ、とインターネットで調べてもわからない。  だからマニフェストは一般人にはせいぜいネットくらいしか入手できないわけだ。

討論会などの日時場所も告知できないんじゃ、効率が悪いので、小さな組織には不利で、機会均等じゃないとも思う。
有権者がいつでも都合のいいときにネット経由で政見放送が見られたり、どこに行けば演説や議論が出来るのかわかるサイトを選挙管理委員会が立ち上げるだけでいいのではないか、と誰しもが思っていることだろう。。

公選法は、もともと選挙の「不正行為の発生を抑え、各候補者の無用の競争を避け、 選挙運動費用の増加を避ける」ためにという主旨だったらしいので、公選法で制限されている選挙活動は
「候補者1人につき配布できる弁当は15人分」
「弁当の金額は1食につき1000円まで」
「選挙カーに乗車できるのは、運転手を除いて4人を超えてはならない」…などなど。

基本、選挙カーでの連呼とチラシ配り、テレビが主体のようだ。高層マンションには選挙カーの声が届かない、セキュリティの厳しいマンションではチラシのポスティングも難しい、なんて時代の変化や現場の実情は実感できないまま、正論を室内で議論したり、取り締まりという規制に力をいれているんでしょうね。
インターネットを利用した方が、圧倒的にコストは下がるし、より多くの人に政治参加する意識が高まるはず。 規制緩和というけれど、なんだか時代錯誤も甚だしい公選法が、政治を国民から、特に若い世代から遠いものにしているコトだけは間違いなさそうだ。
1998年以降2006年6月にいたるまで何度かインターネットでの選挙運動を解禁する公職選挙法の改正案が国会に提出されているが、成立していないという。

やはり国会議員自身をはじめ政治の中枢、官僚の主体者がITリテラシーが低くて、メディアの主体が今なんなのか認識が薄いか、短期間の勝負では今までの選挙戦のやり方で勝ちたいと思っているからなんだろうなあ。。テレビや新聞の経営陣もここぞとばかりに存在感を示したいのだろうか。
有権者の中心が未だ50歳以上なんで、まだまだインターネットを利用しない方が有利とか思っているんじゃないかとまで勘ぐりたくもなる・・。
さらに日曜の朝からテレビ番組を「はしご」している党首らを見ていると、テレビ局の企画力のなさと横並びから漏れてしまう怖さを象徴しているようで、30日の夜の即時性とわかりやすさがテレビらしさと思い込んでバラエティ化しそうな選挙特番なんか絶対見てやるもんか、と意固地になりそうだ。

若い人が政治への関心や興味を持とうにも こんな状況じゃあねえ、とため息が出る。
20代の投票率が60代の半分、なんていう数字も、携帯電話でマニフェストが比較できたり、候補者のメッセージが確認できて、さらに投票まで出来るようになったら、一気に投票率は逆転してしまうだろうし、それこそ政治は大きく変わる(変わっている?)ことだろう。

こういう状況を変えるためにも 若者たちよ、選挙に行こう。

そういうことを考え、支援している人や組織もあるので利用してみよう。

google  未来を選ぼう 衆院選2009

楽天政治 LOVE JAPAN 2009 選挙に行こう

Yahoo みんなの政治  衆議院議員選挙2009

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