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2009年11月18日 (水)

本が連なり、絆が生まれる

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松丸本舗」が凄い!と評判なので立ち寄ってみた。
コピーの「本が連なり、絆が生まれる」を実感したくて。

東京駅の丸の内側のOAZO、丸善・丸の内本店4階にある。
先月、10月23日にオープンしたばかり。
すでに行った人は 面白い、時のたつのを忘れる、などなど大評判だ。

松は松岡正剛、丸は丸善で、そのコラボ。
丸善として 書店のあり方を考える実験の場なのだろう。

棚橋さんのブログ、11月8日のエントリー「2009-11-08:松丸本舗」と10日の「杉浦康平さんのブックデザイン」を読んで、もう是非行くしかないと。

上の画像は、私の本棚じゃなくて、その松丸本舗のちょうど「9章6巻 烏口とレンズ」という
、ちょうどクラシック音楽関係から建築関係にうつろい、そしてデザイン関係につながったあたり。このあと、写真関係につながっていく。
もう、大きさ関係なく、何気に横積みですよ!
この2列をじっくり眺めているだけで、ドンドン時間が経ってしまった。

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松岡正剛氏は1夜に1冊ずつ1000冊を系統立てて読みこなした書評(1144夜)を
『松岡正剛 千夜千冊』全8冊(99,750円)として2006年10月に刊行、初版1000部を完売して大きな話題となった。

5万冊のブックライン
螺旋に連なる松丸本舗の書棚群の核心部分では、松岡正剛の「千夜千冊」を主旋律とした2万冊の「本殿」と、 シーズン毎に設定したテーマで本が並ぶ「本集」が、背中合わせに配列されています。 赤く染め上げられた段違いの棚板は、松丸本舗の象徴「ブックライン・レッド」。松岡正剛が描いた読書の夢が、書店空間に広がります。(パンフレットより)。

たしかに。
松岡流 知の連環の具現化と
本屋の本棚としての常識を覆す 本の見せ方だ。
雑然としているようで実は法則性があるところ。
でもすぐには探せないのだ。
(目的のある時は、一般の売り場に行った方が早い)

親戚や知人の家を訪ねたとき、本棚を見せてもらうと楽しい。
その人の興味の対象と検索性法則の謎解きをして、自分との共通性や、新しい発見をしたときのようなワクワクする感じ。
プロとなれば、その英知に触れることができそうで、なおさらだ。

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「各界著名人によるぜひ読みなおしたい一冊」という書棚があり、150冊弱、全部揃っていた。ここの見せ方、並べ方も面白い。
人の家の本棚を覗いて楽しむ、という意味では、ちゃんと「覗いてみたいあの人のブックライフ」という書棚があって、今は福原義春さん、山口智子さん、市川亀治郎さん、町田康さんの読んできた本が一覧できる。

そうそう、特別展として松本清張氏の本棚も再現されているコーナーもある。

松岡正剛さんの主宰する編集工学研究所の方とは十数年前に一緒にお仕事をさせていただいた経験があるので、松岡さんや編集工学については多少の予備知識はある。
だからこそ、この実験空間が現実に表れたということは凄いと思う。

”「本の見せ方」「本の接し方」「本の読み方」を変容させることで、著者と読者と書店の関係に新たな風を吹き込む”という意気込みが、まさに体験できる。
「新たな読書文化」を育んでいく という挑戦に拍手を贈りたい。

この本棚のメンテナンス、補充はアルバイトには頼めないだろうなあ。
この手間隙かけた知の連環のビジュアライズがたまらんが、在庫管理や棚卸しなど、まさに運営の課題の形式知化が大きなノウハウとして試行錯誤。
かといって、マニュアルやこの本の隣はこの本という厳密な配置図があるわけじゃあなさそうだ。店員と客によっても成長していく、自律した本屋の棚とうことなのだろうか。

う〜〜ん、これは目が離せない。

疲れたら 隣のM&C cafe でハヤシライスか、ビールセットで一服しませんか、って感じでうまくできている。

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