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2010年2月19日 (金)

未来をつくる要素技術

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午前中は東京ビッグサイトで展示会を見学。
ITや電子機器といった最先端技術は話題になるし、エンドユーザーに向けた製品やサービスが主なので、ある意味誰にでもわかりやすい。
今日の展示会は「ナノテクノロジー」。
技術開発者、研究者が多いのでちょっと地味だ。

「ナノテクはある分野に特化した技術ではなく、物理、化学、機械、電気、電子、材料、生物、医学などあらゆる分野に新たな価値をもたらす広大な基盤技術」とは主催者のコトバ。
たしかに、最先端技術の粋を集めた総合展の醍醐味として、最新情報を知るだけでなく、未来へのモノ作りのロードマップを想像することができる。というかHowからWhatを、WhatからそれにマッチしたHowを見つける想像力が試される展示会なのだ。
企業からは製品展示もあるが、それは最終製品ではなくて試作品だったり部材だったり、生産技術だったりが多いのが特徴。特に大学や研究機関からの出展は、専門家ならさらなら議論がはずむのだろうが、一般人でも想像できるよう展示しなければ交流も生まれない。そこがこの展示会では大事なのだ。私からすれば、子供の頃のSFの世界をまさに現実ものとする種明かしのオンパレード(のはず)。

たとえば、液晶に代わる新たな表示媒体、フレキシブルディスプレイなんて、結局今までにない新たな部材と製造法が確立されなければ存在しないし、ロボットだって、動きを制御する新たな要素技術がなければ小型化は不可能だ。医療、エネルギーや環境に関するインフラも、既存の延長とは全く異なる考え方や技術が主流になることは明白で、その最先端の状況が共有化できる場だ。
が、まあどうしても蛸壺的にファンクションの追求を見せたがるので、ビジョンが伴わないとなかなか本来の交流は難しいというが現実。

しかし、昨年のようにリーマンショックで突然出展を取りやめたことによる空きコマはほとんどないものの、人出は例年より少なく、1コマの大きさも展示も簡素。
元気そうに見えるのは海外からの出展、独立行政法人系、大学だ。
日本のものづくり技術開発は成長のための節目だな。

会社に戻る途中、帰りによく立ち寄るカフェでランチ。
お気に入りのファニチャーと食器、カテラリーに囲まれてちょっと気持ちもゆったり。

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