« 自動車のこれから | トップページ | ホシツナギ展 »

2010年3月 5日 (金)

多摩美プロダクトの卒展

Dscf7470

もう1年経つのか。
ちょうど昨年の3月6日の夜と同じように今年も多摩美生産デザイン学科プロダクトデザインの卒展を覗く。。

感想も昨年同様、多摩美の看板学科であるだけに作品も展示のクオリティも高い。
昨年から卒業生の増加=展示数の増加に合わせて、それまでの原宿クエストホールか らMODAPOLITICAに会場を移している。
増加している分、変化もある。
いわゆるファンクションをアプリケーションとして表現した造形なのだが、素材の本質を表現したものが増えているのだ。
さらに今年は3階の会場に大学院生の修了制作4点が目新しい。明らかに学部生と傾向が違う。多摩美らしくないといえば失礼だが、研究にも力を入れ、その成果として新たな人材を輩出していこうという姿勢に次世代への変貌しようと言う意気込みを感じた。

今年度で退官される岩倉先生と10年振りくらいにご挨拶とお話をさせていただく。
ちょうど、ホンダから学科長として着任されたばかりの年に田中先生に間に入っていただき、産学協同をやったときのお礼を申し述べたくて。
さすが岩倉先生、あれは、今の産学協同のスタイルとなる礎となる画期的な出来事でしたね、と覚えていらっしゃった。企業人から教育人となった初めての大きなイベントだったとのこと。和田先生のものすごいアクティビティで、我々との産学協同は、それまでの産学協同とは明らかに異なり、学生、企業人との全員合宿、外部での展示会開催による発表、知的財産の確保と、思いっきり両者でやりきったことは、私にとっても大変多くのことを学んだ貴重な体験となっている。

岩倉先生は、それまで1名程度だった大学院生を今や14人を擁する程に発展させて、与えられた課題ではなく、自ら課題を見つけ解決していく研究の場をつくられ、和田先生に学科長をバトンタッチしていくということだった。

10年くらい続けて外からの立場で卒展を見ていると、教育のDNAと時代への対応、変化が線として感じられて面白い、と思えるのだった。

Dscf7471

|

« 自動車のこれから | トップページ | ホシツナギ展 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/166759/47739731

この記事へのトラックバック一覧です: 多摩美プロダクトの卒展:

« 自動車のこれから | トップページ | ホシツナギ展 »