« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月24日 (木)

梅雨の合間の夕焼け

Dscf8424

なんだか夕焼け日記になってきた。
昨日は朝、お昼にはかなりの土砂降りだったのに、夕方には雨も上がり日没後は茜色に染まった。この写真は日吉から。

Dscf8427

そして今日も刻々と変化してた19時30分頃の空。
ちょっと広い所で富士山のシルエットをと欲張っていたら、あっという間に色が消えていく。
この少し前はもうちょっと紫色だったんだけど。
富士山はポッコリした影の後ろの薄い方。
朝は霧の中に収まっていたが、お昼には雪をまだらに被った山頂付近がよく見えてました。この写真は足柄(開成町)から。

梅雨の合間に夕焼けが美しいのは、光を拡散する空気中の塵が昼間の雨で落ち、雨を降らした湿った空気の後に乾いた空気が入り込んでくるという条件が揃うから、赤い波長がよく届くのか、なんて考えたりするが。。。

ま、そんなことより 一日の終わりを告げるように、ば〜〜と赤く染まって徐々に色がフェードアウトして行く所が何だか、切なくっていいよねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月22日 (火)

あたりまえじゃん

Dscf8346

新しい生茶がおいしいよ、というので買ってみて、ベルマークとパンダのからみはどうなったかなあと眺めていてふと気づいてしまった。
昨年大手広告代理店H社が仕掛けた「つたわるフォント」を使用した「つたわる広告」の実践版だな。
ちなみに「つたわるフォント」は商標登録出願中だそうです。
先行するイワタのUDフォントからモリサワ、ヒラギノ版に続いて、フォントと一緒に広告のノウハウも一緒にというビジネスなんだろうけど、パッケージも広告も「つたえて」なんぼがあたりまえでしょう。。。
何を今さら、、あざといなあ、と 私は思う。

生茶のHP見てみると、開けやすいキャップとか、はがしやすいラベルとか、茶殻を再利用した輸送用段ボールとかとか、、、。人と環境にやさしい工夫のオンパレード。
生茶だけじゃなくて、全商品に展開してこそ企業姿勢として意味があるんじゃないの?とか。

暑いので 冷たい生茶がおいしくなったことのほうが肝心だけど。

生茶パンダとベルマークのからみ、かわいいけど、以前よりおとなしく(普通に)なってた。
一時はベルよりパンダの方が目立ってて、いけてたけどなあ。

Dscf8426

と、思っていたら今日買った生茶はベルマークよりパンダが目立っていた。

健在だった。が、つたわるフォントの→の先がパンダかよ。(6/24追記)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月21日 (月)

夏至の夕焼け

Dscf8416

職場の窓は北向き。私の左手の奥にある。

ふと気がつくと窓の外が一面 茜に色の染まり、刻々と変化している。

ちょっと眺めのいい、ちょうど日没の方向が見える会議室に移動してみて撮影。

今日は夏至、一番昼間が長い日、と意識していた人も多いのだろう。

同じ夕焼けを見て感動していた人がTwitterでたくさんいたことを夜が更けてから知った。

今日は東京タワーも六本木ヒルズも灯りを落として静かに佇んでいた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月20日 (日)

横浜の風景から考える

Dscf8388

男女の間の寸法って 感情と信頼の証?(山下公園にて)

Dscf8396

風景を眺めながら、問いかけられた詩に応える自分。
(象の鼻カフェの窓から/詩は谷川俊太郎氏の「象の鼻での24の質問」)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月19日 (土)

パイプオルガンの組み立て見学

Dscf8379

今日の午前中は組み立て中のパイプオルガンを見学する機会があった。
フランスのマルク・ガルニエ社製で、ガルニエ氏自身が解説、ガルニエジャポンの方が通訳する形で進行、最後に中を覗き込むことができた。ガルニエさん、フランス人なのに、解説は全てドイツ語だった。助手は息子さんと日本人の若い男性。

ガルニエ社製のパイプオルガンといえば、東京芸術劇場の巨大なコンサートオルガンが有名だ。こけら落としで聴いたシノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団のマーラーの復活の演奏は、身体に震えが来て、自然に涙が流れ落ちる程感動した。最終楽章に響き渡った豊かで繊細なオルガンの音も忘れ得ることができない。

ガルニエ氏の丁寧でわかりやすい解説と、質疑応答によると、オルガンは500年の歴史があり、その間に設置される場所や環境に合わせ、様々な様式が生まれたそうだ。
コンサートホールに設置されたパイプオルガンは、オルガン作品を演奏するための仕様であり、教会や学校などに設置されるパイプオルガンは人々が歌を唄うための伴奏としての楽器なので異なるとのこと。さらに、ドイツで発展したプロテスタントの教会のためのオルガンは、コラールに相応しく観衆をリードする役目を担い、カトリックのオルガンはあくまで伴奏を担う楽器として、その役割も異なるため仕様が違うというお話。なるほど。

Dscf8384

今回見学したパイプオルガンは、プロテスタント系の学校の講堂に設置されたものなので、礼拝、賛美のための楽器だ。17〜18世紀のドイツの様式だそうだ。コンサート用ではないので、その頃の時代のドイツの作品を中心に演奏が可能とのこと。

パイプは鉛と錫の合金である。その数1500本。コンサートホール用の大型は5000本とか9000本とかの規模になるが、目的が異なるので十分だということがわかる。

Dscf8367

ガルニエさん、助手の二人に大きいパイプと最小のパイプを持ってこさせた。そして、上の画像の右端、パイプの細い穴に口をつけて息を吹き込むと、ぼーっと言う低音が響いた。右の助手の人の右手、お箸のように見える金属の棒が最小のパイプ。ガルニエさんが吹くとピーとい言う超高音がなった。

基本、パイプオルガンはリコーダーの集合体みたいなモノなのだ。

試しにと、すでにオルガンに組み込まれている最低音のC音が鳴らされた。その音は音階というより、ホール全体を揺るがすまさに空気振動。Cの♯と♭も聴かせてくれたが、その差はわからないほどのゴ〜という空振だった。

オルガンは建築空間とともに空気の振動を五感で浴びて感じる楽器だと実感。宗教的な意味合いで利用されるようになったのもうなずける。

オルガンの構造体としての組み立ては終わっており、6月からの3ヶ月間は1500本のパイプをこのように口で吹いて音を確かめ、本体に設置し空気を送り込んで音を出し、またはずして正しい音に調整して、という作業をひたすら繰り返しているのだという。整音作業というのだそうだ。学校なので、昼間は授業があるため、職人さん4人が二人ずつのチームになって夕方から早朝まで二交代制で作業に当たっており、今朝までの二人は今就寝中ですと。それはなかなかの作業だ。

Dscf8376

外観はもみの木と楢の木。彫刻部分は菩提樹に金箔。鍵盤はツゲの木だそうだ。

Dscf8373

鍵盤のすぐ裏側はこんな感じ。差し込まれる台座の穴の大きさから、まだ高音のパイプが入っていないことがよくわかる。これからひたすら整音作業を重ね、この場所も細いパイプでぎっしり詰まっていくといくのだ。背後の細いパイプは上の方への送風管。

ヨーロッパの教会では建造後500年なんていう現役の楽器もある。ビルダーが1台ごと環境にあわせて設計し、職人によって手作りで作り込まれ、現場で組み立てられるローテクだからこそだ。日本の近代建築に設置されたパイプオルガンの寿命は納まる建築物より遥かに長い。

メンテナンスは1年に1回の掃除と10年に1回のオーバーホールだそうだ。コンクリート建築の耐用が50年としたら、この楽器はどうなるのかと質問をしたら、一旦ばらして、新しく立て直した建築物にまた組み込めば、多少の部品交換をしながら数百年は持つでしょうと。

う〜〜ん、それは凄い。

そういう誕生の場に立ち会えたことに感謝。

9月になって、ぜひホールと一体になって奏でられる音色を身体で感じてみたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月18日 (金)

ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅

Dscf8352

あれ? こんな椅子あったっけ?
大雪だった2月1日の「サイバーアーツジャパン アースエレクトロニカの30年」展オープニング以来の東京都現代美術館。
ロビーの椅子が木製のベンチから布製のソファーに変わっていた。

今日の目的は、会期あとわずかの「フセイン・チャラヤン」展。
閉館間際の夕方、チーフキュレーター長谷川裕子さんのギャラリーツアーがあるというので。
集合時間には若い女性を中心に20人くらいだったのが、男性も含めていつのまにか30人以上の塊がぞろぞろと。一般の鑑賞者も平日なのに若い人がとても多く来場していたのにはちょっと驚いた。

ファションといえども映像作品が多く、隣り合って展示しているので音が交錯するなかで、長谷川さんは地声で解説。サービス満点、辛口でウイットに富んだ長谷川節が楽しい。
例えば、解説本に書いてあるロンドンギャラリーの内容と、先日フセインから直接長谷川さんが聞いた作品の解説は全く異なっていたので、だいたい、そういういい加減なものですから、と。長谷川さんのいいたいことは、鑑賞する皆さんがそこで感じたことが一番大事ナなんです、とうことだ。

ファションデザインとアートの界面も、マテリア ルとテクノロジーのボーダーを超えたフィジカルとバーチャルのコミュニケーションだ。

ただし、作者のバックボーン、キプロス、旅、移動、飛躍というキーワードや、制作環境の話は聴いてから作品をあらためて見るとそれはまた理解が深まるのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月17日 (木)

隈 研吾&石井 裕 夜更けのクリエイティブ・トークセッション

Dscf8342

森美術館の後、今日のメインディッシュのためにAXISギャラリーへ。
前菜が既に重たいが、それ以上の期待。

「隈 研吾&石井 裕 夜更けのクリエイティブ・トークセッション」

1月15日に同じここAXISギャラリーで石井裕氏の講演「永訣の朝・身体の痕跡・ポストタンジブルビット」を聴いて体験した、ワクワクした感動を再び。

スタートは21時30分。3000円という料金と終電に間にあうかという時間帯なのに、告知後の翌日には定員の150名は一杯になったようだ。
当日の会場は学生さんなど若い人を中心に 石井さんのファン、隈さんとの対談を楽しむファンで湧いた。。石井さんが「Twitterやってる人は?」と尋ねると、7〜8割の人が手を挙げていたから、そういう層なのである。
最前列でiPadに実況をつぶやく方も数名いたのでTwitterで振り返りもできた。

相変わらずの機関銃トーク炸裂の石井さんと、ゆったり構えた隈さんのコントラストと、絶妙に噛み合っていないながら、しっかりピンポンのようなラリーが繰り広げられた。

予定の23時には終わらないのではという大方の予想を裏切り、しっかりとタイムキーピングされて23時10分には終了。前回のような一期一会のサイン会もなく、皆名残惜しそうに会場を後にした。

対談の内容はAXISに掲載されるのでそちらを参照いただくとして、多分そこには詳しく載らない、石井さんがどうしてもしたかったというダースベイダーと宇宙連合の銀河興亡史の愉快な報告が聴けただけでも面白かった。

最後の質疑もよかったな。

隈研吾氏は、建築を有機的な構造物で表現しようという意味で「かたいものをやわらかく」、石井裕氏は、手で情報に直接触れることができるようにしているという意味で「やわらかいものをかたく」しているのではな いか、という話とか。

「タンジブルビッツを初めて発表した時のように、世の中の人が見たことがないものをうまく説明するこつは何でしょうか?」という質問に、「フィロソフィーをアプリケーションにトランスファーすることが大事。キラーアプリケーションを3つは生み出すことで、プルーフオブコンセプト(概念実証)となり、そこから問いが始る」と。

最後に石井氏は「アフォーダンスががらがらと崩れるようなことをやりますよ」と言い残した。

二人のトップランナーのウイットに溢れた示唆は、ヒトと人工環境の関係性の本質を問うた弛まぬチャレンジだ。 それを楽しむ姿勢が眩しかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月16日 (水)

天空のアート

Dscf8328

日曜の夜はUstreamではやぶさ帰還のライブを見て
月曜の夜はサッカーを見て。
火曜は毎週ランチも食べれない程 朝から晩まで打ち合わせだらけ。
水曜は定時退社日。
定時までみっちり突っ走っるのだが、その後の方がまた長かったり。

森美術館の六本木クロッシング2010展を同僚たちと見に行った。
ちょっとその前に日没前の東京シティビューへ。

Dscf8314

お!52階の窓の外側に昆虫が貼り付いているではないか!
こんな高層で一休みですか。
上がってきたのか、人の服装にくっついてスカイデッキから風で飛ばされたのか!?
すでにコンテポラリーアートのようだ。
あなたのメッセージは?

Dscf8320

東京の日没は18時59分。来週は夏至だ。日没は19時を過ぎる。

日没の少し前、雲間から天使のハシゴが降りたその後、東京の街の光の小川がするすると流れた。それだけでも感動。

自然現象の美しさには適わないなあ。

この後、音声ガイドを借りて六本木クロッシングの展示を鑑賞した。

Dscf8324

なんと、一部の作品を除き、写真撮影可なのだ。

あえて、載せませんが。まあ、映像作品も多いし、質感も含めて体感するしかないのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月13日 (日)

ちょっとお墓参り

Dscf8292

この季節、タンポポのような黄色い花で、茎の長い草花が群生している所を見かける。
ブタナという。豚菜と書く。
フランスでは豚が好んで食べるので「豚のサラダ」と呼んだのが由来で、欧州から日本に気化した後、直訳されたのだそうだ。
そんな名前はともかく、風にゆられながら群生している姿はかわいらしくも美しい。

今日は 梅雨入り前に妻方のお墓参りをした。
そこは大きな墓地だが、緑地のほとんどがブタナで黄色いお花畑になっていた。

Dscf8278

今があるのはご先祖様のお陰、と日々の生活のお礼。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月12日 (土)

社会と生活

Dscf8175

今日は行きたかったセミナー、ワークショップなどが都内であったのだが
夕方からマンション管理組合理事会がその準備も含めてあって、全て断念。

HCD-netフォーラム2010「User Experienceが切り開くHCDの未来」は、参加したかったセッションC「アドバンスデザインにおけるUXアプローチ」がUstreamで中継されていたので、イヤホンで聴きながら理事会の資料作りをしていた。便利な世の中になったもんだ。しかし、本当はライブで会場の雰囲気の中に浸ってインタラクティブなやりとりをしたかったのだが、適わない時はありがたい。それでも後半は聴けなかったくらいだから。振り返りはTwtter のハッシュタグを検索すれば、他のセッションとともに全体の流れや雰囲気はある程度わかるのでこれもありがたい。

もう一つは「世界を変えるデザイン展」のワークショップ「日本が世界にできること・Part2  ~日本企業が仕掛けるエマージング・マーケットの開拓戦略~
野村さんの「社会にいいコトしたい」ではなく、「グローバル化の進化の中で企業も変わらないと」という中で、自分が変化を起こす側に立とうというお話(のはず)を聴きたかった。
これも後でブログの記録などを追うことにした。

肝心の理事会は17時頃から準備をして18時スタートで、休憩を挟むことなく22時過ぎまで続いた。
特別大きな問題や紛糾するようなことはないのだが、小さな問題を一つ一つ対応し解決を図るための判断、ルールを参照したり新たな基準を作るための合意形成に時間がかかるのだ。
何せみんな基本は素人。普段どんなお仕事をされているのかも社会の肩書きは関係なく、主婦の方々やリタイアされた方も含めて住民としてフラットな話し合いだ。上記のような社会レベルと、地域に現場レベルではそのギャップも大きい。が、実は大きい小さいではなく、本質は人の生活の質の向上だから、おんなじ。その自分の毎日の生活での実践版なのだ。

自転車一台、植栽のクローバーの成育、階上の足音と生活時間、子供達の冒険心と安全、そういったひとつひとつを丁寧に耳を傾ける場。それが集合住宅、地域での現実の生活だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月10日 (木)

路地裏

Dscf8191_2

18時過ぎに小田原で仕事を終えてから品川シーサイドへ急ぐ。
途中、JRの品川駅エキュートで「はらロール」が臨時でお店を出していたので差し入れでゲット。情報デザインフォーラムのメンバーの皆さんが夕方ら頭に汗を流している編集会議に合流。
その様子は浅野先生のブログで。

終わったのは22時を過ぎているのに、メンバーはいつもの場所ね!と言ってタクシーに乗り込む。そして着いた港南口のビルとビルの間のほとんど気がつかない路地にふと消える。両側に昭和時代の木造家屋、雑居ビルが軒を連ね、小さな飲食店が並ぶニョロニョロと曲がりくねった道を必死で付いていく。
たどり着いたお店はビルの4階の芋蔵。そして満員。
再開発でガラスのキラキラ輝くファサードが目立つ高層ビル群とは対象的な夜のサラーリマンの巣窟。
またひとつ、ワンダーランドを覚えさせていただきました。
それにしても何事にもパワフルな方々だ。そしてデザインが、人が大好きだ。
だからこそとても楽しいのだが。
ちなみに飲み会はデザインの話じゃなくて、結構切実だけど生きて行くことで誰でもが直面するであろう大変難しい問題の事例。正解は決してないけれど、それぞれに大人の対応をされて、ご苦労されている事実はもとても参考になった。それぞれに家族があり、生活のある大人だなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 9日 (水)

Welcome Party

Dscf8187

今年の職場の新人歓迎会は乃木坂のcafe daisyだった。
ここはデンマーク料理のレストラン。
ヒュッゲ(Hygge)という心地よさを味わえる場所。
温かい色の木の床、壁にルイスポールセンの照明、おなじみのセブンチェアやYチェアの座り心地にロイヤルコペンハーゲンの食器。
おいしい食事と仲間との楽しい会話が何より。
新人さんの笑顔と幹事さんのおもてなしの気持ちで心も温かく。

慌ただしい日々のちょっとしたオアシス。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 6日 (日)

まもなく梅雨入り

Dscf8155

この週末はとても気持ちのよいお天気だった。
毎年恒例で近所の大学祭を自転車で訪ねている。
そこでインフォネーショングラフィクス展を見る。
もう7年目になるかな。
今年は前後に用事があったので、講演のみを聴かせていただいた。

恒例のイベントがあると、その時の気温やお天気のことを覚えてしまう。

Dscf8163_2

自転車で走ると、近所の住宅街はどくだみの白い花が満開だ。
実は白い4枚の花弁に見える部分は花じゃない。棒状の黄色く密生しているのが本当の花だ。ドクダミはドクダミ科ドクダミ属の植物。一番身近な薬草かも。

このドクダミが花が咲くともうすぐ梅雨、というのが子供の頃からの私の季節感。

Dscf8171

蕾だったアジサイの花が開き始めた。

Dscf8170

関東の梅雨入りの平年は6月8日頃(昨年は6月3日)。
週間天気予報では、ちょうど火曜日から雨なので、そこからが梅雨入りかも。

自然の営みは着々と進んでいる。それを日々の自身の営みのなかで肌で感じることが大事。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 5日 (土)

サステナブルな社会って?

Dscf8149_2

日本人の幸福感とか美意識って人と自然との一体感にあると思う。
八百万に神はやどって いるわけで。

日本庭園の借景や、床の間の一輪など花鳥風月と人が渾然一体と溶け込んでいる様を粋としたり、桜は満開時だけが、月は曇りのない満月 だけが良いわけではないという無常観。突出することをよしとしない連帯的な幸福的尺度だからこそそこからはみ出した不条理の中に美しさを見いだす繊細な感覚などなど。

西洋では神様はヒトの姿であるように、何でも人間中心で秩序と法則で支配って感じ。
学問は、真理の探究が目的で、秩序・法則による真理で自然と人を切り離し分析し、人を脅かすモノを作り替え支配してきた歴史。まさに科学技術の発展で「物の豊かさと便利さ」を追求することで経済大国となり得た。

今、資源、人口、環境の深刻な問題は、西洋の自然観では解決できなくなっているのでは。まさに日本的な美意識を取り戻すチャンスかも。

資源とエネルギーの消費に依存する産業の仕組み、物質的な豊かさを追い求める消費経済の仕組みの中でエコロジーとかサスティナブルという言葉に、なんだか違和感を感じながら、言語化できないもどかしさ。
そこを
「何気ない平凡な日常を自然と共存して続けてゆく」ことを感覚的に磨きたい。
そうすることで、デザインでプロセスも表現していくことができるんじゃないかと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 4日 (金)

田植えの季節

Dscf8146

午後から新幹線で移動中、車窓から広がる神奈川の真ん中辺りの田園風景をぼんやり眺めていたら、水が張られている田んぼが多いのに気づいた。そうかあ、田植えの季節かあ、と思っていたら、あちこちで田植えをしていたり、緑の点々がリズミカルに並んでいる。
自宅と都心を往復しているだけだと気づかない季節の変化。人と自然の営み。

暑いくらいのお天気だが、空気が気持ちよいので駅から研究所まで歩いてみた。
途中にある田んぼも 田植えが終わったばかりだった。
微妙なラインが 人が植えました ってかんじでいいよね。

そういえば、昨日の帰り、真っ暗だったけど、この辺りは、ものすごい大きなカエルの合唱が聴こえていたなあ。
アジサイも咲き始めて、そういう季節です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年6月 2日 (水)

Anish Kapoor at 銭湯ギャラリー

Dscf8117

夕方、ちょいと同僚たちと谷中の銭湯へ汗を流しに。

ではなくて、元銭湯だった場所のギャラリーへ。

Dscf8119

アニッシュ・カプーア展
2010年4月27日(火)〜6月19日(土)
12:00-19:00  日・月・祝日休館
SCAI THE BATHHOUSE(谷中)
東京都台東区谷中 6-1-23 柏湯跡 地図

カプーアの作品は、2008年に森美術館で開催された「ターナー賞の歩み展」で、半球状のお椀に空間概念を覆される衝撃を受けて以来だ。
新作を含めてステンレス、アクリル、ファイバー、石と漆、チップとチョークという異なる素材の5点が無料で体感できるというので、こんなチャンスはない!と同僚たちとともに訪ねてみた。

作品は写真でも紹介されているが、展示作品の外観自体はいたってシンプル。
しかし、作品と一緒にその空間に佇んでみると、全く想像もしなかった非日常の世界が広がっていたのだ。

特にステンレス製の凹面鏡型の作品は、立ち位置によって視覚、聴覚が混乱するようなとても面白い現象が体感できる。

心を揺さぶられるといっても過言ではない体験だ。

私にとってコンテンポラリーアートに触れることは、これまでになかった考え方を提示することがクリエイター の仕事である、ということを再認識するためでもある。

日常があるからこそ、非日常を体験することで見えてくることがある。

訪ねた時は我々だけだったギャラリーも、次から次へと人がやってきて、外国人さんやカップルなどあっという間に10人くらいになった。ちょっと不便でマニ アックな場所、平日なのにこんなに人気があるんだ、とあらためて作品の魅力を認識する。

これはとてもオススメです。

根津駅からの言問通りも風情がある。

途中にある「昔せんべい大黒屋」さん。

お店の中を覗くと、そこで1枚1枚手焼きでせんべいを焼いている。

Dscf8127

で、同僚たちはちょっとおやつに1枚買って歩きながら。私はお土産に5枚セットを。

至福な時間。

Dscf8133

その後 UTカフェで、しっかり打ち合わせ。開放的な場所ではアイデアも発想も広がりはかどるのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »