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2010年6月17日 (木)

隈 研吾&石井 裕 夜更けのクリエイティブ・トークセッション

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森美術館の後、今日のメインディッシュのためにAXISギャラリーへ。
前菜が既に重たいが、それ以上の期待。

「隈 研吾&石井 裕 夜更けのクリエイティブ・トークセッション」

1月15日に同じここAXISギャラリーで石井裕氏の講演「永訣の朝・身体の痕跡・ポストタンジブルビット」を聴いて体験した、ワクワクした感動を再び。

スタートは21時30分。3000円という料金と終電に間にあうかという時間帯なのに、告知後の翌日には定員の150名は一杯になったようだ。
当日の会場は学生さんなど若い人を中心に 石井さんのファン、隈さんとの対談を楽しむファンで湧いた。。石井さんが「Twitterやってる人は?」と尋ねると、7〜8割の人が手を挙げていたから、そういう層なのである。
最前列でiPadに実況をつぶやく方も数名いたのでTwitterで振り返りもできた。

相変わらずの機関銃トーク炸裂の石井さんと、ゆったり構えた隈さんのコントラストと、絶妙に噛み合っていないながら、しっかりピンポンのようなラリーが繰り広げられた。

予定の23時には終わらないのではという大方の予想を裏切り、しっかりとタイムキーピングされて23時10分には終了。前回のような一期一会のサイン会もなく、皆名残惜しそうに会場を後にした。

対談の内容はAXISに掲載されるのでそちらを参照いただくとして、多分そこには詳しく載らない、石井さんがどうしてもしたかったというダースベイダーと宇宙連合の銀河興亡史の愉快な報告が聴けただけでも面白かった。

最後の質疑もよかったな。

隈研吾氏は、建築を有機的な構造物で表現しようという意味で「かたいものをやわらかく」、石井裕氏は、手で情報に直接触れることができるようにしているという意味で「やわらかいものをかたく」しているのではな いか、という話とか。

「タンジブルビッツを初めて発表した時のように、世の中の人が見たことがないものをうまく説明するこつは何でしょうか?」という質問に、「フィロソフィーをアプリケーションにトランスファーすることが大事。キラーアプリケーションを3つは生み出すことで、プルーフオブコンセプト(概念実証)となり、そこから問いが始る」と。

最後に石井氏は「アフォーダンスががらがらと崩れるようなことをやりますよ」と言い残した。

二人のトップランナーのウイットに溢れた示唆は、ヒトと人工環境の関係性の本質を問うた弛まぬチャレンジだ。 それを楽しむ姿勢が眩しかった。

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