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2010年7月20日 (火)

あなたの答えを写真におさめよう

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3連休の三日目。子供達は講義だの練習だのと朝早くから学校へ行ってしまった。
妻と二人で美術館に行くことにしていた。
候補は3つ。原美術館と国立新美術館と東京国立近代美術館。
条件は駐車場が近くて、おいしいランチが食べられるところ。
結論は写真より建築、インスタレーションの方が面白いんじゃない、という妻の提案にしたがって竹橋へ。
すぐ近くの北の丸公園の駐車場はガラガラで、3時間まで400円という格安。
ミュージアムレストランのH2(アクア)もとてもおいしくて正解だった。
もちろん「空間を体験する」企画展も面白かった。

建築はどこにあるのか?
7つのインスタレーション
 
Where is Architecture?
Seven Installations by Japanese Architects

2010年4月29日(木)ー8月8日(日) 10:00-17:00(金曜は20:00まで)
東京国立近代美術館
一般 850円 大学生 450円 高校生以下、阿多は18歳未満無料

世代もタイプも異なる7組の日本の建築家たちが、新作インスタレーションを展示します。「建物」をつくるときとは異なる条件の中で彼らが頼るもの。それは きっと、建築家として鍛え上げてきた、論理(ロジック)と技術(テクニック)と感性(エステティック)のバランスがとれた思考方法となるでしょう。このバ ランス感覚に長けているからこそ、現在、日本の建築は世界的に注目されていると言えます。そして、もしそうしたところに「建築」の特徴があるのだとすれ ば、建築を考える際に重要なのは、「建築とはなにか」を問うことではなくて、どこにどのような形で建築が現われてきているかを捜すことではないでしょう か。三種類の多面体でつくられた空間、「空間」が生滅する場、動物にも見える東屋(あずまや)、模型の一日を見せる映像空間、繊細(フラジャイル)な構造 体、スケール感覚が不思議な広場など、多種多様なインスタレーションを通して、建築はどこにあるのか、ぜひ捜してみてください。

    東京国立近代美術館HPより

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会場入り口にはまず一定条件のもと撮影可、建築家名と作品名、企画展のクレジットを表示ブログ掲載可の表示。
「建築はどこにあるの?」という問いかけに対し、
来館者自身が「撮影する行為」で答えを表現し参加することで、
別の視点で作品を見てもらおうという試み。

そして写真投稿サイト“flickr”に公式ページに投稿したり
ブログに掲載されることで美術館を出た後の時間も
「建築はここにあった」と様々な観点を共有したり
興味を持ち続けられる仕掛けだ。

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アトリエ・ワン  まちあわせ

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中村竜治   とうもろこし畑

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中山英之   草原の大きな扉

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内藤 廣   赤縞

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伊東豊雄  うちのうちのうち

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この東京国立近代美術館に妻と二人で来るのは実に20年ぶり。
前回は1990年7月20日ー9月2日に開催されていた「手塚治虫展」だ。
国立の美術館で開催される漫画家の単独展というので大きな話題になった。
その時の分厚い貴重な図録は本棚にある。

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99年から2年半にわたって改修工事が行われ、2002年1月にリニューアルオープンしているので、新しくなった美術館は初めてということになる。
桜の季節には大行列になる併設のレストラン「H2(アクア)」も今日は早めのランチで窓際に座ることができた。大きな開口部から広がる皇居の緑と大きなアオゾラは何よりのごちそうだ。店名からのコダワリか、出てきたお水はイタリアのミネラルウオーター「サンベネデッド(ナチュラル)」

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妻が頼んだハーフローストチキンローズマリー風味、ほんとに半身が出てきてそのボリュームにちょっとびっくり。さすが料理の鉄人でおなじみ「フレンチの鉄人」石鍋裕シェフのプロデュースとあってそれなりにリーズナブルでおいしゅうございました。ロケーションとともに人気な訳だ。

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企画展と併設の所蔵作品展「近代日本の美術」も十分に見応えがあって、さらに猛暑の中歩いて工芸館の「イロXイロ」展を見に行く。

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建築のインスタレーションに日本の近代美術の代表作を一気に俯瞰、そして美術品ではなく実用品でありながら創作活動としての工芸品の数々。
この3つのコントラストはすごいぞ。
身も心も十分にお腹いっぱい。

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