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2010年7月26日 (月)

水やりの気持ち

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梅雨が開けてからの連日の猛暑にはちょっと閉口だ。
経済的には貢献している部分も大きいようだが、思考力や体力に与える影響ははか
りしれない。

身近では、自宅のある集合住宅敷地内の植栽に影響が出ている。
駐車場棟の屋上が広場になっていて、24個の植栽がある。
いわゆる屋上緑化なので、でかい鉢植えやプランターと同じような状態で
底に根がぶつかって伸びきれない、土の量が少なく、照り返しもあって酷暑に弱い。
一部の高木は 葉を色づかせたり、枯らしたりと 水分蒸散の自衛作用をとり始めていた。

雨の少ない夏や、猛暑が続くような年には、枯死してしまった樹木もあり、これまでにも植え替えたり、低木を周囲に植え込んだりの改善が図られてきた。
数年前からは住民からボランティアを募って、早朝、夕方の水遣りを実施してきたのだそうだ。
実は ボランティア募集の張り紙を掲示板で見た覚えがあるのだが、管理組合からの広報に記載もなかったし、どれくらいの人が参加していたのか詳細については関心がなっかた。
が、昨秋から管理組合の理事になってしまったもんだから、今夏は関わらざるをえなくなった。それにこの連日の猛暑。

今年も植栽担当の理事さんが6月から募集を進めていたのだが、今になって予定の半分もボランティアが集まらない、と言い出した。
過去の経緯を調べたり、いろいろの方のお話を伺っていくと昨年まで自治会のシニアの会の方々のご協力に大きく依存していたことが判明。そうだったのか。。。
朝は5時から 夕方も4時過ぎからでは、なかなか子育て中や お勤めの住民は協力が難しいのでなるほどである。
じゃあ、何故今年はご協力いただけないのか??
まあ来年以降のこともあるし。。。

で、今年に限って人が集まらない理由もなんとなくわかり、また来年以降も人海戦術的な水遣りを継続するのか、シニアの会の方々に再びご協力を願うのか、抜本的な対応策を施すのかを検討するためにも水遣りの実作業のフローや負荷、課題を体験してみることにした。

で、植栽担当の理事さんがテストをするというので日曜の朝5時から水遣りをお手伝いしてみた。
散水栓から長いホースを引いて少しずつ位置を変えて流し続けながら土に染み込ま
せる。一鉢15分以上、6時を過ぎると日差しが斜めから射しはじめ 暑い。あっという間の
2時間。

イマドキは 環境対策、屋上緑化が推進されていることもあって土中に注入したり、混ぜたりする保水材、保水剤もいろいろあるらしい。潅水システム 散水システム、雨水利用システムなど自動化も可能だということを知る。
イニシャルで設備にお金をかけて合理的に解決という手もある。
一方で 資産に愛着を持ってもらい、保護、維持するという住民の意識やコミュニティ形成の方が実は経済的でいろいろな意味で防犯防災にまで波及効果があり一石二鳥でもる。

たまたま一緒に住んでいる集合住宅。
何らかのフィルターがかかって ある程度の嗜好性、志向性は同方向を向いてはいるからだろうか、今まで大きな問題に発展することなく、緩やかなコミュニティ形成で持続維持の合意形成されてきた良好な環境ではある。

が、感情的な折り合いや、世代を超えた関わり合いの難しい側面も垣間みる。
企業のような目的や合理性を追求する組織ではない地域の現場で、どう課題を共有化して妥協点を見いだして行くのか。
暑い休日に いろいろ考えさせられつつ、そういう場を楽しんでいる自分がいる。。。

ゲリラ豪雨じゃなくって、夕立、毎日降ってくれないかなあ。

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