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2010年8月19日 (木)

ネイチャーセンス展

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作品:スノー 作家:吉岡得仁(Yoshioka Tokujin)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。


ネイチャーセンス展のギャラリートークに参加してきた。(隔週水曜 19時から開催)

見るたびに異なる表情を見せてくれる、大きな空間で体感するインスタレーションの作品群。

一人でゆっくり鑑賞しながら、作品からのメッセージを深く感じ取るのも面白いが、スタッフによる解説を聴きながら巡るのも、多分一人だけでは決して気がつかない現象や、背景にある創作過程のエピソード、実際の素材や工程を知ることができて、より興味が深まる。

スノーのデンマーク産羽毛は布団300人分。
アクリルに見える透明の箱は実は2mX15mの3枚のフィルムだ。
どうでもいいかもしれないけど、何でどうやって作り上げるのかのプロセスを紐解き想像する楽しみ。

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作品:忘却の模型 作家:篠田太郎
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。


循環する赤い液体。

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作品:銀河 作家:篠田太郎
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。

25秒毎に落ちる雫が描く宇宙。
上の画像の描く波紋は北斗七星。
部屋に立ちこめる香りは乳白の入浴剤。

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作品:林のための林 作家:栗林隆
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。


地面の下からを顔をのぞかせるとそこは白い唐松の林。
旭山動物園に行った気分。
まさに動物、昆虫の視点。
ちなみにこの作品の作家、栗林さんのお父さんは知る人ぞ知る「ジャポニカ学習帳」の表紙の昆虫のドアップ写真で目にしている世界的に有名な「昆虫写真家」でいらっしゃるそうだ。この作品もそんなDNAからきているのかも。


写真には収めきれないスケール感、重量感、透明感、変化する不定形。ほとんどモノトーンだけで展開される抽象化、象徴化されたインスタレーション。そして五感で感じることで日本人が持っている森羅万象に宿る宗教観や宇宙観の感覚が蘇える。

なんだか、お寺の庭園をみる感覚と似ているかも。

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