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2010年9月21日 (火)

パイプオルガンのお披露目

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6月19日の「パイプオルガンの組み立て見学」のエントリーの最後に「9月になって、ぜひホールと一体になって奏でられる音色を身体で感じてみたい。」と書いた。
それがちょうど3ヶ月後の9月18日に実現した。
8月に完成した「パイプオルガンお披露目の集い」が催された。
このパイプオルガンは学校の講堂に設置されており、9月1日の新学期から毎朝礼拝で使用されているとのこと。
専属のオルガニストの方から、実際の様々な機能を演奏を交えた解説があった。

音を聴いてまず感じたことは、
パイプオルガンは設置空間そのものが共鳴体であるということ。

シンプルなプリンシパルからストップとペダルを駆使した豊かな響きまで、ひとつひとつ丁寧な解説と、それに相応しい楽曲を演奏していただけた。
まさに聴き比べ。単音から倍音、音色の違いなどがよくわかる。

しかし、礼拝用パイプオルガンの主役はあくまで人の声という解説。
賛美歌の伴奏として合唱の塊ととともに空間と一体と鳴って響くということをコンセプトに工房に発注、現場で今もそのようにチューニングをしているとのこと。

オルガンの鍵盤は、長い棒を通じて先にあるパイプに空気送り込む弁の開け締めをコントロールするためのスイッチの役割をしている。その空気の入り口の開け閉めの微妙なタイミングやニュアンスを、指先のタッチでコントロールする感覚を覚えることがオルガニストの大きな役割のようだ。ピアノの鍵盤は弦をハンマーでたたくための梃なので,いわば打楽器。ピアニストにオルガンの鍵盤を力まかせに弾いてもらいたくないそうだ。

そして、では皆さんと、あらかじめ手渡されていた楽譜で賛美歌を歌う。
初めて見る楽譜に下を向いて、音を拾うのに精一杯だった保護者達。音楽の先生のユニークな指導を受けていつのまにか声がでるように。
なんと声とオルガンの音色が空間にふんわり満たされた雰囲気に。

宗教の道具とはいえ、音楽に心が癒さる時間は心地よい体験だ。

ちなみに センターの星は、補助機能で鈴の音とともに回転する。
クリスマスなどの催しにはぴったりだ。作り手のチャーミングなウイットにも脱帽。

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