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2010年9月20日 (月)

第6回情報デザインフォーラム

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17日(金) 17時30分から千葉工業大学津田沼キャンパスの7号館で開催された「第6回情報デザインフォーラム」に参加してきた。

その前に15時30分からの「Smile Experience2020」の特別講演も楽しみにしていて聴くつもりだったが、朝からの緊急対応がランチ抜きでも片付かず、結局フォーラムにギリギリという状態になてしまった。

そのフォーラムへの申し込み者数は講師の方々を含めて社会人、学生さんなど予定していた当初の定員70名を大きく上回る140名以上。北海道や名古屋、関西からの参加者もいらしゃって大変な盛況だった。
上の画像のように、参加費にテキストとして「情報デザインの教室」の書籍代も入っているので、熱心にメモを取る、Twitterでの実況中継する膝の上に黄色がずらりと並んで、聴講風景も圧巻。

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この本の装丁のデザインプロセスもパネル展示してあって、他の研究発表などともにまさに実践的に見て、感じて、発表者と対話もできるという素晴らしい機会。

フォーラムは最初に2名の方から「これからの情報デザインとは」というテーマでの講演。

「これからの社会と情報デザイン」と題した渡辺保史氏(北大/特任准教授)の内容を私なりに要約すると「情報デザインは新しい教養として再編成すべき。世の中全体で環境を創っていく。人のあり様、育て方が問われている。 他人事ではなく、自分達の足下の未来を展望していくこと。」であった。
2001年に出版された「情報デザイン入門」という書籍を執筆された頃やっていた具体的な研究や提案、さまざまな第一人者を通じて知り得た説得力あるエピソードとともに、今ご自身が興味のある、またテーマとしている1.フィジカルとデジタル、2.創って育てる、3.人との繋がりの価値が高まる ということを最後に、「社会の新しいアーキテクチャーを創っていく必要があり、まさに情報メディアの面目躍如たるのではないか。それを自分たちで自分のこととして」と締めくくられた。

お二人目の
小林茂氏(IAMAS/准教授)は「スケッチとプロトタイプ、提案と検証のパッケージ化の試み。画材とタッチをルール化することでスケッチを均質化し、その結果他人のアイデアに自分のアイデアを乗っけることに抵抗がなくなるという作法。タイムラインの変化再現で試行錯誤と共有化などのデザインプロセスとプロトタイプの実践例」といった具体的な取り組みの紹介からエキスパートのノウハウを活用して新たな発想の飛躍を目指そうという姿勢の提示。こちらは当日のプレゼン内容が公開されているので、そちらをどうぞ。

プロトタイプと情報デザイン

実は前週にAXIS gallery で開催されていた Tipping Point をぜひ覗いてみたいと思っていながら行き損ねていたので、小林さんのお話はとても興味深かった。まさに「小さな変化は転換点を超えた時、一気に大きな変化になる」を目指しているのかなと。聴いてみて、パッケージ化することでノウハウを合理化し、グループワークによる共有化から更なる飛躍を目指すことと、ボトムアップと個性の発現とのバランスを知見からどう考えるのかなど、質問がフツフツ湧いてきた。教育現場とビジネスの現場のギャップの埋め方かもしれない。次にお会いしてお話しできる機会を楽しみにしたい。10数年振りに大垣をまた訪ねてみたくなった。

その後、「情報デザインの教室」執筆陣から少しずつ関わりや思い、担当した内容の解説があった。書いてある内容をあらかじめ知っているので、その背景とともにそれぞれの個性が溢れていて面白かったのだが、いかんせん時間が短かった。これだけでも一日いや何回も講習会ができそうだ。

そして参加者全員の懇親会、二次会へと続くのであったが、これまたたくさんの新しい出会いやら話題で充実した時間となったのでした。

なんと情報デザインフォーラム/インフォメーショングラフィック研究会の第3回ワークショップが一気に具体化してしまいそうだし。 

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山崎先生はじめ、千葉工大の学生さん、事務局の皆様大変ご苦労様でした。実り多き時間を過ごせましたことありがとうございました。


関連情報
・Togetter  第6回情報デザインフォーラム 情報デザインのみらい
・情報デザイン研究室 第6回情報デザインフォーラム 報告
・Web DeBLOG 第6回情報デザインフォーラム 

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