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2010年12月19日 (日)

5000人のハレルヤコーラス

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18日の土曜日の午前中、5000人で賛美歌とメサイアのハレルヤを唄った。
次女の通う学校の創立記念によるクリスマス礼拝に参加。
毎年学校の講堂で学生達だけで催されているのだが、今年は創立の節目ということで、外部の大ホールを借りて、卒業生、保護者も希望者は参加することができた。
我が家は長女もここの卒業生なので同窓会を兼ねて参加。朝も帰りもそれぞれバラバラだったが同じ空間で家族4人が皆が揃って参列して音楽の歓びに浸れたことは感慨深い。

聖歌隊、ハンドベルの演奏があり、オルガンの伴奏で賛美歌をうたい、最後はハレルヤコーラス。

1階席の子供達のよく訓練された歌声が大ホールにとても美しく満ちあふれた。指揮をした音楽の先生の音楽性がすばらしい。子供達は幸せだ。それに気づくのは大抵卒業してからだろうけど。
私がハレルヤコーラスを合唱で唄うのは実に高校卒業以来32年振り。
ちなみに私が通っていた高校は仏教系の男子校。
音楽の先生が粋な人で、近所のミッション系の女子校のメサイア演奏会に3年間賛助出演していたのだ。だから今でもほとんど唄える。その時のハンドベルも日本で草創期だったと最近知った。(ケリー先生が指導していた)
さすがに今は最高音はでないもののテナーでなんとか唄える、とワクワクして参加。
しかし、女子校なので会場の5000人のうち8割以上が女声3部だ。少し会場に着くのが遅かったので、保護者用の2階席はちょうど満席、3階席はまだガラガラだったので最前列の真ん中に陣取った。
3階もそこそこに満員になり、夫婦で参加の保護者も多く、父親の姿にちょっと心強くなる。
賛美歌やハレルヤを歌うときは全員起立するのだが、3階席最前列で立つと多分ビルの10階から見下ろす感じでちょっと怖いくらい。
いざハレルヤが始ると後ろのお父さんがきちんとしたバリトンで唄っている。隣の妻はソプラノ。私小声のテナーで。おお、何とか様になっている。
フィナーレに近くなり盛り上がってきたところで譜面をめくったところで落ちた(譜面でどこを演奏しているかわからなくなること)。
あれあれ、とどんどん進む中 最後に追いついた。あ〜やっぱり忘れていたのかとがっかり。実は後ろのバリトンのおじさんも声が聞こえなくなり、隣の妻も落ちていた。
あとでTwitterのTLを眺め、帰宅した次女が譜面を見て、「最後の2ページ、楽譜が入れ替わってるじゃん。ダメじゃん!」と。なんと楽譜の乱丁だったのだ。
せっかくのお楽しみがそがれてしまったが、まあ落ちたのは自分のせいじゃなかったとわかってちょっとすっきりしたり。

ちなみにメサイアの演奏会でハレルヤコーラスの時、聴衆が全員起立する習慣は日本だけらしいとつい最近、芸大メサイアを紹介する新聞記事で知った。
欧州では受難節の春に演奏されることが多いらしいのだが、日本ではすっかり第九のようにクリスマス前後に演奏されることが定着している。それが東京芸大がはじめたことらしい。
今年9月の英国ロイヤルオペラのメサイア公演では、英国人関係者が日本人の起立に驚いたらしい。
そもそもはヘンデルがイギリスにいたときに作曲され、初演の時に王様がハレルヤコーラスの場面で感動して起立しちゃったもんだか ら、聴衆もみんな立たざるを得なくなったとというエピソードが通説にはなっている。

私も高校3年間 毎回ハレルヤコーラスでは聴衆がわらわらと立ち上がり、終わると座るのを当たり前のように見てきた。
今日娘がもらってきたプリントには、1837年 ビクトリア女王の戴冠式で王室の儀式において王は起立しないことになっているのに、 「王の王 主の主」のところになって神様に対する忠誠を告白しなければと女王は参列者とともに恒例と特権を無視して立ち上がり、 頭を垂れて礼をしたと。 偏見を捨て救い主の前に自らの全てを差し出した時に救いが始るというお話が書かれていた。

そうだったのか。
いずれにせよ、本場イギリスではハレルヤコーラスの時起立していると思い込んでいたのだが、その伝統を維持しているのはどうも日本だけのようだということも最近知ったのである。

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