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2010年12月31日 (金)

大晦日

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30日の午後、名古屋に家族で帰省しました。
東名高速の平日割引と深夜割引を併用で活用した時間帯で。

上の写真は粉雪の舞う、世界最古の海水浴場。
対岸は鈴鹿山脈。伊勢湾を渡る伊吹山からの強い風が風力発電に適するのか、正面には大型の風力発電機、年末年始も操業する製鉄所、火力発電所の煙突からは蒸気がモクモク。
1210年(承元4年)後鳥羽法皇の和歌所寄人であった鴨長明が大野に訪れ、
「生魚の御あへもきよし酒もよし大野のゆあみ日数かさねむ」と詠んだことが世界最古の海水浴場の根拠だそうです。海水浴というより主に病気療養を目的とした潮湯治だったらしいけど。日本最古の海水浴場を標榜するところはあちこちにあるようだけど、世界最古は剛毅だね。

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大晦日、毎年なぜか母から頼まれてこの駅前の寂れた小さな商店街の鮮魚店にやってくる。気になるこの看板だけを見ていたが、初めて海岸に出てみた次第。この日は9時頃から雪が舞い始め、知多半島道路の両脇の田畑には雪が積もっていたくらい。寒かったあ。
お墓参りにもよろうとこの先の小さな雑貨店でお花を買い求めたら、ぶっきらぼうなおじいさんが、「おまけだよ」と庭先から南天を切って足してくれた。愛想のいいおばあさんが寒いから気いつけてね、と。街は暖かい。

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伊勢湾で捕れた冬の旬、ヒラメのお刺身が目的。
夏の旬 鯒(コチ)が干物にされていた。母はこれを大人買いで買い占め(^^;

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捕れたての新鮮なナマコです。

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夜には酢に浸かってこうなりました。

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地産地消は美味で、紅白歌合戦をみながらお酒が進むわけです。
こうして家族一同楽しく健康で大晦日を過ごせることに感謝です。

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2010年12月30日 (木)

年末の日没

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冬至と元旦は何故ずれているんだろう。
宇宙の運行と人の精神の基準点が一致してなんだかすっきりするのに。
と思っていたら、今のグレゴリオ暦の前のユリウス暦では太陽が新しく生まれ変わる冬至の翌日が元旦だったらしい。
でもそれ以前の太陰暦は太陽じゃなくって夜空の星を見て暦を決めていたらしいね。
だから春分が正月。始る=startは星であるstarから始まるからだそうな。
その時代は農業が基準。
冬至と元旦、冬至とクリスマスが同じ時期になったのはやはり宗教の力らしい。
そうか、宇宙と精神性が重なるのは宗教なのか。
神を迎えるしめ縄、門松、そして除夜の鐘、初詣。
農業から離れた産業にいるからこそそういう精神的節目を大事にしたくなるのかもしれない。

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2010年12月29日 (水)

建築の思考の断面

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昨日はランチするところを探しながら青山通りの北の路地を歩いていたら、どこも満席でワタリウムに着いてしまった。
評判で会期延長中だった藤本壮介展を見た。

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外から2階の「雲のような未来の住居」の展示をちょっとだけ垣間みることができる。

藤本壮介展
「山のような建築 雲のような建築 森のような建築」
建築と東京の未来を考える2010

11月28日までだったが会期延長 2011年1月16日まで
 
年末年始(12/31-1/3)休館
開館時間:11時より19時まで(毎週水曜日は21時まで延長)

入場料 1000円  学生800円(
25歳以下)
     ペア券 大人2人1600円 学生2人1200円
     (会期中何度でも入れるパスポート制)
主催 ワタリウム美術館

撮影不可なので、説明しにくいが、非常に多くのスタディやコンプトを見ることができる面白い展示でありながら、建築における社会性や人に寄り添う人工物って何だろうということを考えざるをえない。

受付で「10,50,100年後の東京を描いてください」というシートが配られる。
特に説明はない。コンテストなのか、普段考えていない東京のランドスケープを自分なりに見つめ直しなさいという機会提供、その共有化から新たな視点に気づきなさいということなのか。

映像で流れていたレクチャーの風景で、ムサビの図書館の話は興味深かった。
螺旋状の検索における合理性と迷うことで出会うことへの不安と期待みたいなもの。
多様な価値観が交錯する今だからこそ、これまでのコンクリート建築に代表される様な合理性だけではない身体で感じる人としての心地よさを追求する姿勢だけは十分感じ取れた。
見るだけじゃなくて、その背後にあるモノを深く読み取り、そして本人の話を聴いてみたいと思えた。

お腹が減っていたので、早々に退散。

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表参道ヒルズのはせがわ酒店でお正月の日本酒を購入、MoMA Storeやら伊東屋などでひたすらカレンダーを探したが、特になくあえなく撤退。

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2010年12月28日 (火)

年末の風景

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年内最終日は半ドン。半ドンは死語か。
午前中でおしまい。今年もよく働きました。
日だまりは暖かいので、ゆっくりランチできる場所を探しながら散歩。

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表参道の欅の影が柔らかい表情を醸し出す一方で、
参道中央にずらりと並んだ日章旗と提灯が日本のお正月の凛とした雰囲気を演出している。
各ビルのエントランスを飾る門松,しめ縄も、様々な形式があって興味深い。

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電車の車内吊り広告は冬のバーゲンセール一色。。。

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2010年12月27日 (月)

渋谷はgoogleでもっと。

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朝、東急東横線の渋谷駅に着いて驚いた。
駅の広告が HAKONE EKIDEN から google moreキャンペーンに一気に模様替え。

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一つ一つのビジュアル、メッセージが面白そうなのだが、上を見て立ち止まっていると人にぶつかるのでゆっくり見れません。
毎日少しずつウオッチしていきたい。 って明日が出勤最終日じゃん。。。

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寒気がやってきて、昨日からやっと冬らしい寒さ。暖冬に慣れた身体にはちと厳しいが、朝焼けも夕焼けも空気が凛として美しい。
明日は仕事納め。

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2010年12月26日 (日)

カレンダー

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我が家のリビングのカレンダーは スウェーデンの家具メーカー innovater のモノ。
多分 20年近く毎年今年は何色かなとこの時期になると買い求めてきた。
子供達は生まれたときからこのカレンダーを見ながら育ってきた。
今年もそろそろ、と近所のカレンダーを扱っているショップを覗いてみたがない。
娘達にも帰り道にちょっと探してみて頼んだが見当たらない。
もう売り切れ?
じゃあネット通販で買ってみるかと検索したら、なんと日本の代理店である村田合同が6月に経営破綻して、今年は取り扱いがないとのこと。
びっくりである。
同じ様な人がかなりいることをネット上でしった。
丁寧にデザインが類似した代替え品を紹介されている方までいる。

たかがカレンダー、されどカレンダーなのである。
このシンプルなデザインは人気定番商品であり、登場以来数多くのカレンダーデザインに影響を与えているに違いない。
今やスウェーデンといえばフラットパック家具の「IKEA」(現在の本社はオランダだけど)と低価格衣料店チェーン「H&M」が代名詞なのか。

さらには村田合同といえば1970年以降「デザインと機能性、シンプルで合理的、遊び心と環境への配慮」というinnovater styleを紹介し大成功を納めた会社。今でこそIKEAや無印良品があるが、80年代、90年代でinnovaterのシステムユニットの家具を自宅に買ったデザイン関係者も多い。
ちなみに村田合同は50代以上の世代にはファンシーケースでお世話になった人の方が圧倒的に多いだろう。ファンシーケースというのは昭和30~50年代にパイプで組み立てた矩形にビニールシートのカバーをかけ、ファスナーで開け閉めするロッカータイプの収納だ。どこの一人暮らしにもこのファンシーケースとカラーボックスは必需品だった程の大ヒット。
まあ、今やどこの一人暮らしも無印の家具だらけなのかもしれないが。

話が横道にそれたが、とにかくリビングのカレンダーに困っているのである。

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2010年12月25日 (土)

世界進出を狙うドーナツ

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2006年のクリスピークリームドーナッツ日本進出以来、関東はドーナツブームらしい。
はらドーナツが2008年の秋に神戸から関東に進出、甘くてちょっと高級なよそ行きからヘルシー系までバリエーション豊富。カフェ、ベーグルの次はドーナツなのか。

なんていいながらクリスマスのホームパーティのデザートに赤坂Neynのドーナツをいただく。
確かこのショップ、元楽天の副社長(楽天トラベルの社長)が、「今まで流通や証券など「付加価値をつける」仕事をしてきたが「価値そのものを生み出す」仕事をしたくなった」といって始められたとかで話題になった。ドーナツのプロ、デザインのプロ、経営のプロが集まり、細部に拘った上質なモノ作りと情報発信できるショップというプロジェクトで、ITよりモノづくりで世界進出らしい。。
ドーナツといえばアメリカンなイメージだが、ここのは小麦粉はフランス菓子店やブーランジュリーで使用されている最高級のものを、手法は伝統のフランス菓子づくりというこだわり。見た目にも楽しい。
たまたま近所のショッピングモールに出店があったので、まんまと試食して買ってしまったのだが。
まずは世界より国内浸透のようです。

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2010年12月24日 (金)

銀座

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23日 銀座に出かけた。
それにしても昼間の銀座は健康的で貪欲になんでもある。

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ローラースケートを履いたたくさんのサンタクロースが歩行者天国を滑走し、道行く子供達にプレゼントを渡していた。何のボランティ団体なんだろう。。。

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ソニービルの前には旭川から運ばれた雪が積まれ、自由に触れる。
子供達が雪だるまを作り、親が写真を撮る絵に描いた様な風景。
カップルが作ったすっくと立った雪ウサギがかわいい。
その先を見つめるのは人が行き交う数寄屋橋交差点。
後ろでガキが壊そうと狙っている。。。

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妻と二人で増床した銀座三越1階に9月にオープンした「DENMARK・THE ROYAL CAFE」でランチ。食器、カトラリー、インテリアなどに、ロイヤルコペンハーゲン、ジョージ・ジェンセン、フリッツハンセン、カールハンセン、コスタボダ、オレフォスなどの北欧ブランドに囲まれ、ランチはリーズナブルで雰囲気も味もいい。お茶の伊藤園が経営しているらしいが、明快なコンセプトで銀座の中心に路面でオープンなカフェというのも貴重な存在。

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北欧といえばノルウェイ。ということでこのあとノルウェイの森を観るという前振り。

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有楽町スバル座に行く途中、お〜、いつも夜呑んでる焼き鳥横町を通ってみたら昼間は整然としておる。ビールケースは路上のテーブルの脚ね。ガード下はすでにもうもうとした煙の中で呑んでる人もいましたが。
新旧裏表 すごい街だ。

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2010年12月22日 (水)

冬至

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2010年12月20日 (月)

もうお正月準備

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今夜の東急東横線渋谷駅は箱根駅伝の広告で埋められていた。
一気にお正月が来た雰囲気。

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そういえば 昨日近所のホームセンターを覗いたら、先週まで大量に並んでいたポインセチアは既に大幅値下げ、代りに門松が幅を利かせていた。

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もうクリスマス商戦は終わりですか。

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2010年12月19日 (日)

5000人のハレルヤコーラス

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18日の土曜日の午前中、5000人で賛美歌とメサイアのハレルヤを唄った。
次女の通う学校の創立記念によるクリスマス礼拝に参加。
毎年学校の講堂で学生達だけで催されているのだが、今年は創立の節目ということで、外部の大ホールを借りて、卒業生、保護者も希望者は参加することができた。
我が家は長女もここの卒業生なので同窓会を兼ねて参加。朝も帰りもそれぞれバラバラだったが同じ空間で家族4人が皆が揃って参列して音楽の歓びに浸れたことは感慨深い。

聖歌隊、ハンドベルの演奏があり、オルガンの伴奏で賛美歌をうたい、最後はハレルヤコーラス。

1階席の子供達のよく訓練された歌声が大ホールにとても美しく満ちあふれた。指揮をした音楽の先生の音楽性がすばらしい。子供達は幸せだ。それに気づくのは大抵卒業してからだろうけど。
私がハレルヤコーラスを合唱で唄うのは実に高校卒業以来32年振り。
ちなみに私が通っていた高校は仏教系の男子校。
音楽の先生が粋な人で、近所のミッション系の女子校のメサイア演奏会に3年間賛助出演していたのだ。だから今でもほとんど唄える。その時のハンドベルも日本で草創期だったと最近知った。(ケリー先生が指導していた)
さすがに今は最高音はでないもののテナーでなんとか唄える、とワクワクして参加。
しかし、女子校なので会場の5000人のうち8割以上が女声3部だ。少し会場に着くのが遅かったので、保護者用の2階席はちょうど満席、3階席はまだガラガラだったので最前列の真ん中に陣取った。
3階もそこそこに満員になり、夫婦で参加の保護者も多く、父親の姿にちょっと心強くなる。
賛美歌やハレルヤを歌うときは全員起立するのだが、3階席最前列で立つと多分ビルの10階から見下ろす感じでちょっと怖いくらい。
いざハレルヤが始ると後ろのお父さんがきちんとしたバリトンで唄っている。隣の妻はソプラノ。私小声のテナーで。おお、何とか様になっている。
フィナーレに近くなり盛り上がってきたところで譜面をめくったところで落ちた(譜面でどこを演奏しているかわからなくなること)。
あれあれ、とどんどん進む中 最後に追いついた。あ〜やっぱり忘れていたのかとがっかり。実は後ろのバリトンのおじさんも声が聞こえなくなり、隣の妻も落ちていた。
あとでTwitterのTLを眺め、帰宅した次女が譜面を見て、「最後の2ページ、楽譜が入れ替わってるじゃん。ダメじゃん!」と。なんと楽譜の乱丁だったのだ。
せっかくのお楽しみがそがれてしまったが、まあ落ちたのは自分のせいじゃなかったとわかってちょっとすっきりしたり。

ちなみにメサイアの演奏会でハレルヤコーラスの時、聴衆が全員起立する習慣は日本だけらしいとつい最近、芸大メサイアを紹介する新聞記事で知った。
欧州では受難節の春に演奏されることが多いらしいのだが、日本ではすっかり第九のようにクリスマス前後に演奏されることが定着している。それが東京芸大がはじめたことらしい。
今年9月の英国ロイヤルオペラのメサイア公演では、英国人関係者が日本人の起立に驚いたらしい。
そもそもはヘンデルがイギリスにいたときに作曲され、初演の時に王様がハレルヤコーラスの場面で感動して起立しちゃったもんだか ら、聴衆もみんな立たざるを得なくなったとというエピソードが通説にはなっている。

私も高校3年間 毎回ハレルヤコーラスでは聴衆がわらわらと立ち上がり、終わると座るのを当たり前のように見てきた。
今日娘がもらってきたプリントには、1837年 ビクトリア女王の戴冠式で王室の儀式において王は起立しないことになっているのに、 「王の王 主の主」のところになって神様に対する忠誠を告白しなければと女王は参列者とともに恒例と特権を無視して立ち上がり、 頭を垂れて礼をしたと。 偏見を捨て救い主の前に自らの全てを差し出した時に救いが始るというお話が書かれていた。

そうだったのか。
いずれにせよ、本場イギリスではハレルヤコーラスの時起立していると思い込んでいたのだが、その伝統を維持しているのはどうも日本だけのようだということも最近知ったのである。

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2010年12月13日 (月)

「ビジネスのためのデザイン思考」紺野登・著

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東洋経済新聞社
発行日:2010年11月30日
価格:¥2,100(税込)
ISBN:978-4-492-52190-8
サイズ:A5判 並製:228頁

Summary

画期的デザイン思考モデルの提案。モノづくりに止まらず、イノベーションやビジネスモデルの設計につながる手法・手順・ツールを体系的に示した知識創造のための斬新なテキスト。

「はじめに」から

今から100年後に現在を振り返ってみたとしましょう。そのときに21世紀の産業社会を描写するであろう、大きな時代のコンセプトは「デザイン」である……。 これからこのような視座で「デザインの世紀」の経営について考えていきたいと思います。なぜデザインが重視されるのか、背景や知としてのあり方についてひ もとき、デザインを知的基盤とする「デザイン経営」(design-based management)に不可欠と考えられる実践的思考について論じていきます。

なぜデザインなのか。それは20世紀の分析的・管理的な経営(学)が軽視してきた創造性(感情的知性)や、現場における身体性(運動的知性)の回復につながる知のあり方がデザインという言葉に象徴的に集約されているからにほかなりません。

 21世紀に入ってもう10年が経ちました。日本企業の本格的な再生が叫ばれています。しかし、世界の経済や社会も未曾有の転換期にあります。ひとり日本 企業が奮起しても、望む変化は望めないでしょう。内向きの日本的経営論や日本企業論だけではブレークスルーへの限界を感じます。DNAや資質を再確認しつ つも、大きな時代の変化のなかで、自らが為せることを見いだし、やり方や考え方を変えること。そうでなければその閉塞感から抜け出すのは難しいでしょう。

 ここにデザインの知としての可能性があります。最近の日本企業の現場を見るにつけ、かつての考え方や仕事の仕方の延長ではただただ物事が複雑になってい くだけだという感があります。まさにアポリア(行き詰まり)の状況です。小手先のツールや組織活性化でない、根本的な知の刷新、すなわち「リ・デザイン (re-design)」が必要ではないでしょうか。

   デザインとは「デ(de)」+「サイン(sign)」、つまり、従来の意味の組み合わせを否定し、変えることです。常識を否定し複雑な状況をシンプルに 解決しようとする「引き算」のアプローチでもあります。何らかのフレームワークをあてはめ分析を駆使して一般解に至るのとは異なるアプローチです。私たち の直観、身体・感情・知性を用いて現場での個別具体の現実から仮説を生み出し、目的に向けて諸要素を綜合・創造する知です。こういった思考法を身につけることは、複雑で不確実な社会に生きる私たちには不可欠ではないでしょうか。

   デザインの対象や領域はもはやモノだけでなく、サービスやそのイノベーションに、そしてビジネスモデルにまで広がっています。私たちは見えないものをデ ザインの対象とする「知識デザイン」の世紀にいます。これまでも重要だとはいわれていましたが、経済や経営の側からもデザインが再認識されています。ただ しそれは、1980年代や90年代とは異なる経済とデザインの組み合わせ、つまり人間の顔をしたサービス経済と「知識デザイン」という組み合わせにおいてです。

アマゾンの発行日は12月1日、本の巻末には12月14発行になってます。

先週あたりから大手書店のビジネスのコーナーに平積みされています。ミッドタウンのTUTAYAは先週末ですでに残り1冊だったなあ。

Chapter1 知識デザインとデザイン思考 「デザインで変革を試みる日本企業」の項で「タッチゾーン」について紹介いただきました。

2008年11月18日発行の「型と場のデザイン」(かんき出版)2008年12月12日発行の「サラサラの組織」(ダイヤモンド社)、そして2010年8月30日発行「情報デザインの教室」(丸善)に続いて4冊目です。

身の引き締まる思いです。

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2010年12月12日 (日)

胡桃割り

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日本では年末になると「第九」公演が目白押しだが、この季節になると世界中で「くるみ割り人形」のバレエ公演が多くなる。
バレエを習っているお子さんが居る家庭なら必ずや一度は見てみたいという思うだろうし、実際チャイコフスキーの三大バレエの中でも音楽とともに親しみやすい筆頭の作品だと思う。我が家にもかつて娘達が小さかった頃はそんな時期があって、 テレビでの劇場中継や録画、ビデオを楽しんだ。
その頃に、じゃあ「くるみ割り人形」って本当に今でもあるのか、インテリアとして販売されているくるみ割り人形は実用的なのかという話になり、 玉川高島屋にある刃物の木屋の店頭に飾ってあるというので見に行ったりしたもんだ。
そして私は 家で殻つきの胡桃を割りながらお酒をちびちびやりたくなって、 いろいろ探して今のくるみ割り器を購入した。
しばらく毎年近所のお菓子材料の富沢商店で殻付き胡桃を買っていたのだが そのお店が撤退してしまってからしばらくご無沙汰していた。
以前は、くるみなどのナッツ類は、脂肪分が多くて「食べると太る」と言われていたが、くるみに含まれる脂質は、健康効果の高い良質な不飽和脂肪酸であり、 コレステロール値はゼロ、ビタミンB1、ビタミンE、カルシウム、鉄分、食物繊維などのさまざまな栄養素もバランスよく含んでいるということで今は逆にコレステロール値や中性脂肪、血糖値などの予防に効果があって体によい食べ物として「くるみ」が紹介されるくらいだ。
1986年までは日本では殻付きくるみの輸入は禁止だったらしい。
クルミの生産は、アメリカ合衆国カリフォルニア州と中国が二大生産圏で、 特にカリフォルニア産クルミは、品質管理が優れているというので輸入量が飛躍的に伸びているのだそうだ。
がしかし、アメリカ産の殻つきくるみの輸入が全面禁止になり、手に入りにくいと最近知った。
会社の帰りに富沢商店に寄ってみたら、国産信州産があった。
天然モノなのでたまたま在庫があったが、これが切れたら次いつ入荷するかわからない状態だと 店員さんが教えてくれた。

さっそく一袋購入。換算すると1個50円くらいになる。こりゃ貴重品だな。
でも粒が揃っていて、顔のようなカタチの口の部分に胡桃を挟んで圧力を徐々にかけるとビシッと綺麗にまっぷたつに裂ける。実もとても品のよいしっかりした味だ。
さすが信州産。

疲れた身体に夜な夜な胡桃を割り、殻から実をつまみ出してチビチビ。
なかなか趣があってよろしい。

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2010年12月10日 (金)

PROTOTYPE 04 new action

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prototype04  new action

12月10日(金)〜26日(日) 11:00〜19:00  (会期中無休)
東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
入場料:無料
主 催:プロトタイプ展実行委員会

各デザイナーがスケッチやモックアップ、試作品を並べることで製品にいたるまでの思考プロセスが可視化された展示会。
昨年のPROTOTYPE 03が面白かったので期待をしてきてみた。

椅子などインテリア系が多いからか、プロセスの展示が想定内からなのか、痕跡を辿る楽しむにはちょっと残念だった。

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2010年12月 9日 (木)

表参道イルミネーション2010

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表参道ヒルズの地下3階にスケートリンク登場
会社帰りにカップルがスーイスイ。

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吹き抜けはクリスマスムード満点。だけど平日の夜はまだガ〜ラガラ。
スワロフスキー25万個のエレメントはさすが美しいな。
白や青のLEDの演出中心でちょっと寒々しいくらい。
だから人間、冷静になっちゃうから、暖色の方がいいのに。
音、照明、映像などの最先端のテクノロジーを融合した+NOP(Notion Organize Project)の環境演出をじっくり観察しているだけでも時間を忘れますが。

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欅並木のLEDイルミネーションも今年は表参道90周年にちなんで90万個にボリュームアップしているらしい。
あれ、電球色で暖かみのあるイルミのはずなんだけど、画像の色温度が変かなあ。
11年振りに復活した昨年の様子はこちら
昨年のLEDは金色だったけど、今年は電球色とな。その違いか。

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絶好の撮影スポットである二つの横断歩道橋は、いずれも人が立ち止まって危険ということでイルミネーション点灯中は通行止めです。残念。
だからみんな車道に乗り出して撮っているね。
まあ、今週末はもうすごい人出と渋滞で,こんな写真も撮れないことでしょう。

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2010年12月 6日 (月)

近所を散歩

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冬とはいえ暖かい日射しの休日の午後、ちょっと近所を散歩。
影が長い。

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枯れ葉の山はふわふわでこりゃ楽しい。男の子がダイビングして女の子達がはしゃぐ。歓声が響いて楽しそうでいいなあ。こういう体験はほんとにいいね。

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近所のお気に入りのパティストリーの前には自然農法の野菜達。

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誕生日の前祝いということでここでランチ。散歩なのでワインをいただく、
ああ、至福。

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そしてまた木漏れ日の緑道を歩いて帰る。
ウオーキング、ジョギング,犬の散歩する人多数。
ご近所さんや近隣マンションの理事長さんにバッタリ会ってご挨拶なかしたりして。

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2010年12月 5日 (日)

ニッポンのカタチ

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どこでしょう?
銀座四丁目の時計台ですね。時計と同じ高さの目線。

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増床した銀座三越のテラスから眺められます。

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デパートというなかれ百貨店。何でも揃う。
文化の発信地の役目も担っていたはず。
銀座三越8階 Japan Edition
「粋・華・艶」備えた「日本の手仕事」「日本のたしなみ」「日本のデザイン」にじっくり出会えます。

上の画像は「「藁の文化」ですね。
恩師からの年賀状は毎年この祝いのカタチのスケッチが描かれています。
それぞれの地方に伝わる意味のあるカタチ。
私は左下の岐阜 飛騨高山のカタチを求めました。一番小さいもので750円でした。

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2010年12月 4日 (土)

文化と感動

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小学校から高校まで、愛知県立美術館の日展に毎年のように通った。
その物量と権威に圧倒されていた。
そんな私が表現の自由さと先端を、そしてデザインの融合を見いだしに今はコンテポラリーアートがとても面白くて足を運ぶ。
日展って、まだやっていたんだあ、とポスターを見て初めて気づいた。
が、見てみようか、という興味がわかなかった。

今朝の朝日新聞朝刊の「文化変調」第5部 ゆらぐ権威(3)
タイトルは「巨匠去り 失った頂点」
”切磋琢磨忘れた団体「足を食べるタコ」 ”という刺激的な見出しが躍る。

近年の日本の画壇における巨匠である「杉山」「東山」「高山」「加山」「平山」の五山全員が鬼籍に入り、日本最大の公募団体展である「日展」も切磋琢磨していく本来の力が失われ、表現の根本を見つめることを忘れてしまったと手厳しい。それは消費社会の広がり、メディアの多様性から既存の権威がぐらついているからと。
今年の文化勲章が、画壇からではなく、安藤忠雄氏と三宅一生氏が受けたというデザインの世界が中心軸なったことが象徴的だという。

かつては映画や音楽の世界も評論家や批評家の言葉が大きな影響を与え、ファンにとって総合知識人からの情報が貴重だった作品的評価と興行成績が一致した時代から、話題になるから消費する、質と量が必ずしも一致することのない時代になったと。
権威や評価基準が見えにくくなった今、受け手が共有して求めていることが「感動」という市場価値に変わったことを意味するという記事だ。

感動の体験を提供することって、文化の本質のはずなのだが。


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2010年12月 3日 (金)

mo+

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2010年12月 2日 (木)

都会の狭い空に

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CGではありません。
未だに繁華街の一等地のビルボードがこんな状態。

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一時、首都高の3号線を環状線に向かって走っていた時、何か風景が変だと思っていたら、高速道路に向けられたほんとのビルボードが白い異様な光景に気づいた。
金融機関、自動車関連の看板広告が一斉になくなっていたのだ。
徐々に復活はしているが、時々空を見あげるとこんな状態。
ボードがなくて裏側の支柱が剥き出しだったり。
広告が掲出されても少なくともネオンなど複雑な発光体はほとんど見かけず、平面体に投稿されているだけだったり。

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時々 都会の狭い空を見上げてみると,時代に変化に気づくこともある。

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2010年12月 1日 (水)

駅ナカ

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11月13日のエントリーでは、渋谷の駅ナカ、ホームの立ち食いうどん屋さんが期間限定でカップ麺ショップになったことを書いた。
今日は品川駅の山手線と京急の乗り換え口の前にヒートテック専用ショップ「UNIQLO POP UP STORE」のお話。
11月に入って山手線から新幹線に乗り換える時、気にはなっていた。
30日のお昼すぎに通ったときは、無かったのが、1日の今日の同じ時間にはオープンしていた。
ものすごい数の人が行き交う場所だ。 朝の通勤時間帯には邪魔なのでなくて、10時過ぎに突如として登場するらしい。そして22時閉店。そして昨日水曜日は定休日だったらしい。営業時間のみ出現するユニット構造のようだ。
店舗デザインはクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏とインテリアデザイナーの片山正通氏(ワンダーウォール)。
Suicaやクレジットカードでの決済が可能という通勤導線上ショップ、の実現という機動性がすごいな。

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