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2011年7月31日 (日)

青山で新しい二つの表現に出会う

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今日は妻と2人で青山へ。
子供達は,上はバイトにサークルに試験に課題、下はオープンキャンパスへと忙しいのでお付き合いいただけません。

日曜の午前中は都内も道路はすきすき、横浜の自宅から車で30分、駐車場もちょっと路地を入った不便なところのコインパーキングを上手く利用すれば8時間まで1000円でお得で便利。

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まずは駐車場すぐ近くの岡本太郎記念館で「もうひとりの太郎展」を見る。
人の少ない日曜の雨の午前中、お庭は独特の雰囲気があっていい。
誰もいなくても何か私たちに話しかけてきていて賑やかな感じだ。

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妻は岡本太郎のアトリエを訪ねるのは初めて。
今年は太郎生誕100周年でイベント目白押しで露出度も話題も多い。特にテレビドラマの印象は強く、このアトリエもお馴染みの場所だ。
正面ではなく、傍らにあるピアノの飾り模様が面白い。

(後日、妻への友人からの情報によると(受付の人に聴いたそうです)与謝野晶子が岡本かの子に譲ったドイツ・スタインベルグ社製の希少なピアノだそうです)

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今開催中の企画展の目玉は、太郎の自画像と敏子のデッサン。二つが並んで静かで優しい表情を携えていた。原色と抽象度の高い生命が弾ける様な表現というイメージの強い中で、写実的で繊細な作品は人柄に思いを馳せることができる新鮮な出会いだった。

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そして今日の本来の目的地であるスパイラルへ。

株式会社地球快適化インスティテュート(株式会社三菱ケミカルホールディングスのグループ会社)主催の「KAITEKIのかたち」展~アートと技術の化学反応~を見る。

スパイラルガーデン(スパイラル1F)
2011年7月29日(金) - 7月31日(日)
11:00~20:00
入場無料
主催:株式会社地球快適化インスティテュート
共催:株式会社三菱ケミカルホールディングス

三菱ケミカルHDグループが提供する技術や素材を、21組のアーティスト、デザイナーが自由に発想して作品として展示している。

技術や素材をアートに昇華することで見る人にそのメッセージを感じてもらい、新たな可能性を引き出す場である。

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一番上の画像は、プロダクトユニット「印デザイン」さんのLoght 3D Sculptureに私の手をかざしているところ。実はこの直前に子供達が悪戯して本来のインタラクションができない状態に。子供達の想定外の仕業に作者達も苦笑いの状態で、わたしも全く逆からしている状態。面白い画像がとれましたが。この画像はデフォルト状態に作者2人が一生懸命戻してところ。ちゃんとツールがつくってあるところがいいなあ。

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で、これは私の顔。体感型のインスタレーション。面白くてこの作品の経緯などいろいろお話させていただいていたら、毎年東京デザイナーズウイークで私どもの作品も興味深く見ていただいていたと。。 なんと世の中狭いというか、見てる方はちゃんと見てるんですねと。

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建築家谷尻誠氏による会場構成はこんな感じ。プロデューサーの赤池学氏も会場にいて、来場者と懇談されていました。

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その谷尻氏の作品は環境の穏やかな変化で微妙に変化する絵画。2色の青い液体を封じ込めた温度計をずらりと並べていた。なんとも繊細な作品でした。

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一方で、化学や素材へのアンチテーザなのか、他比を面白がっているのか、誰でもつくったことのある泥団子なんだけど美しいだろう、なんていう作品も。

たしかにな〜、土と水だけでなんでこんなカチカチになるんだろう、という科学の芽を育てるトリガーとして、素材の可能性は十分に示せている事例なのは確かだ。

お腹が減ったので、SPIRAL CAFEでランチ。このスペースの中央にも植物が生い茂ったドームという作品があったり。

わずか3日間の会期。こういう試みにより研究開発、作り手、暮らす人々が繋がり、意識を目覚めさせ、深く考える機会が増えるといいな、と思える気軽で楽しい企画だった。

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