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2011年9月19日 (月)

横トリ2011 ガイドツアー その1

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横浜トリエンナーレ2011に行ってきた。
今年のテーマは 「OUR MAGIC HOUR 世界はどこまで知ることができるか」
3年前の第3回にこのブログにエントリーした横トリ・ガイドツアー、好評だったので今回も。

2011年8月6日(土)  〜11月6日(日)
休場日:9月は毎週木曜 10月13日(木)27日(木)
午前11時〜午後6時(入場は午後5時まで)
会場:横浜美術館 日本郵船海岸通倉庫(BankART StudioNYK)
    その他周辺地域(新港ピア、黄金町エリア)

横浜トリエンナーレは2001年の第1回「メガ・ウェイブ−新たな総合に向けて」 、2005年の第2回「アートサーカス (日常からの跳躍)」、 2008年の第3回「TIME CREVASSE(タイムクレヴァス)」と皆勤賞。
どれもそれぞれに規模やアプローチ、会場、そして作品群に出会った印象、歩き回った空気、その時の時代感とともに思い出として残っている。1回目のとき幼稚園,2回目は小学生だった次女も今年は高校生。時の経つのと成長は早い。。

今回で4回目。よくぞ開催できました、アートの力に元気とピュアさをいただきに皆さんどんどん行ってください、という感じです。

昨日の私のコース

みなとみらい線馬車道駅 → 日本郵船海岸通倉庫(BankART StudioNYK)
 → 新港ピア → 横浜市美術館 → 黄金町バザール → 横浜市美術館(みなとみらい線みなとみらい駅)

朝、Twitter で「横浜市美術館のチケット売り場は長蛇の列」というつぶやきをチェックして、逆回りなら空いているだろうと、馬車道駅からも近い「日本郵船海岸通倉庫」に11時過ぎに到着した。案の定とチケット売り場は待ち列ゼロでした。

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おかげでチケットの種類、回り方や開場時間帯などを質問したり、ガイドマップをいろいろもらったりしてまずは情報収集がゆっくりできた。

今年の開場時間は11時からとやや遅く、閉場も主会場は18時まで(黄金町バザールのみ19時まで)とこれまでより1時間短い。全会場1日で回れないかもしれないと思ったが、新・港村と黄金町バザールはPASSPORTと交換してくれて、それがガイドブックにもなっているし会期中はいつでも有効になるのでセット入場券が結果的にお得だ。

写真撮影については、一部撮影禁止の作品を除き基本的に自由。ただしフラッシュの使用と動画は不可とのこと。実際ほとんどOK。ビッグネームではダミアン・ハーストのサイエンスと宗教の図象で生と死を扱った3連の大作は撮影禁止だった。

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前回は赤レンガ倉庫からBankARTまで水上バスにゆられて気持ちよかったりしたが、今回の移動は日射しが強くて暑いので徒歩は諦め全て無料シャトルバスを利用。

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5月の情報デザインフォーラムのワークショップで講師の中川憲造氏からこのバスのデザイン提案の経緯を聴いていたので。このバスのラッピング、バス停の特大コーン、ボランティアスタッフのTシャツ、などの一連のデザインは、横浜の水玉ドッグのキャラクター、ブルーダルをデザインしているNDCグラフィックスさんが担当なんです。

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中川さんの事務所のある万国橋SOKOの前がちょうどバス停。綺麗なバナーが掲げられていました。ここには建築家山本理顕さんの事務所なども入っていて、ウオーターフロントのソホーとしての眺めは日本でない様な素晴らしいロケーション。

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横浜ではコミュニティサイクルの社会実験も行われているので、docomoのおさいふケータイを持っている人は、これからの季節や何度も来場したり広いエリアを周回したいときには便利かもしれない。

話がいきなり横道にそれてますな。元に戻しましょう。

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「日本郵船海岸通倉庫」会場は映像作品と、身近な素材、テーマを扱ったり、体験的な作品が多い。

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しかし、この会場の圧巻は3階の奥の最後にあった。何の予備知識もなく部屋に入って映像を数分眺めていると、なんだか古今東西様々な映画のつぎはぎであることがわかってくる。そして次の瞬間、あることに気がつくと閃光が頭に散ってもう目が離せなくなるのだ。そして自分の腕時計を確かめてみて、さらに驚愕。

作品を上映している部屋は白いソファーでリラックスしてゆっくり鑑賞することが出来るのだが、その意味がやっと理解できる。多分 会場から閉場までいても楽しめる。

クリスチャン・マークレー「The Clock」。この映像作品の長さは24時間。今年の第54回ヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞している。何とも完成度の高い素晴らしい作品。ネタバレしない程度で。ぜひご覧いただく価値絶大。

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次に回った新港ピア会場は、アーティスト、建築家150チーム300名が自分達の制作活動をする「家」「空間」で構成する「小さな未来都市」を表現。「動物園」あり「広場」あり、でいろいろなイベントが展開されている。テーマ性があってないようなもので、雰囲気は実にゆるゆるなのである。

500円を投入すると中のアーティストがパフォーマンスとともに絵を描いてくれる。ちょうどカップルが試していて、皆が見守る中出来上がった絵を見て、次に続く人がいなくて暇しているのがこの画像。

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材料は廃材や粗大ゴミで構成、新しい材料も全て再利用、上は包材の発泡スチロールの空間、下は織り込みチラシの家。。。エネルギーは太陽光発電と充電システム、人力発電だけでなんとか賄う会場だそうで。

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素材、スケール感も様々な動物園。。

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未着工だったり,作家長期出張で不在だったり。。それでも来場者は鑑賞者ではなく、干渉者として勝手に解釈し、積極的に関わって楽しんでいく。そこが凄い。ある意味ここにわざわざ足を運んでいる人達がもう作品みたいなもんじゃないか。自分も含めて。

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会場の一番奥が自由広場になっていて、トークショーやライブが開かれている。

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そこにゆったりとソファやベンチに座りながら海が眺められるカフェがある。今回もランチは妻とそこを目指してやってきて、ソファに陣取り、1日限定10色という「横濱なぽりたん」500円を食べた。休日の14時過ぎなのに限定がまだ残っていて、ゆったりできて、お野菜ゴロゴロでボリュームもあってオススメです。ビールもあります。WiFiの無線LANも繋がり放題。こりゃ平日にここでノマドで仕事もできる穴場ですな。

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